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どうで死ぬ身の一踊り
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どうで死ぬ身の一踊りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 41~42 3/3ページ
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芥川賞にノミネートされ気になっていたところ、知人に「物凄い..」と聞き、読まずにはいられなくなった本です。 ダメ男のうえにドメ男の主人公が、全てに於いて己中心的に振舞う話...と書けば、おそらく世の中の女性&心ある男性は眉間に縦ジワを寄せ、ひきまくることこの上ないでしょう。が、とにかくその様子がたまらなくおかしくて哀しいのです。特に、同棲中の女性と「蟹」で喧嘩になり暴力を揮う一方で、ヨリを戻すためには恥も外聞も捨てた行動に出るという絵に描いたようなスケールの小さな主人公の姿は、不快を通り越して滑稽ですらあります。 自分の拘りに取り憑かれ続けて数十年、これも一つのアツい生の姿でしょうか。 | ||||
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第134回芥川賞候補になった本作。藤澤清造と作者と同居していた女性で結ばれた3篇を納める。自分の生活、生き様をこれほどまでにさらけ出すこととは、一体どんな気持ちがするのだろうか。さらけ出すことで作者は救われるのであろうか。救われるのだとしたら、その過程で読者の僕達は心を揺さぶられる。生きることはこんなに激しいことなのだ、惨めなことなのだということをこれでもか、これでもか、と叩きつけられる。みんな辛いんだ。生きることはそれだけで恥ずかしいことなのだ。若者に読んでほしい。 | ||||
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