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どうで死ぬ身の一踊り
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どうで死ぬ身の一踊りの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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| 理不尽に暴力的で最後まで読んだが、最悪な気分。評価される方は評価するのかもとは思うが。私的には好みではない。 | ||||
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| DVを肯定して物書きとして商機を得ている姿勢は辟易とする。 私小説なだけにリアリティだの斬新だの評価してる人間の気がしれない。 私は30半ばの主人公と同じ年齢であるがただただ気味が悪く気持ち悪かった。 | ||||
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| 何が「どうで死ぬ身の一踊り」なのか理解不能。一人の作家を信奉し、自らを弟子というわりに、その作家に関する記述は何もない。いい加減な小説と思う。 | ||||
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| 私は私小説が大嫌いである。というのは、私小説作家が一般的な文学を書く作家とは異なって、作者の破綻した生活の上に基礎づけられた劣悪な小説だからである。自分の愚行の果てに、惨めな生活を強いられ、不幸な人生を送るに至り、その恥の垢にまみれた己の体験を書くことによって、救済を求めることを思いつき、私小説が出来上がるのだろうと思う。そして、運よくその私小説に読者がいて、しかも金を得ることが出来れば、私小説を書く為に生活を崩壊させて、真面目な受難者を演じさへするのであろう。そんな下卑た私小説を読みたいとは全く思わない。そもそも、私小説なんぞは、作者の賤しい精神から排泄された汚物の如きものである。金を出して買うなんて、馬鹿馬鹿しい。ところで、私小説であっても評価できるものもあって、島尾敏雄の作品である。彼の作品はすべて、愛と夢の結晶といっていいすぎではない。ひょっとしたら、私小説とはいわないのかもしれない。新たなる小説、日本のアンチロマンなのやもしれぬ。 | ||||
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| 読了して残ったのは、ゲテモノを好奇心だけで食ってしまった後悔と臓腑の不調感である。骨の髄まで信奉し敬愛する作家への偏執狂とでも言うべき傾倒はひっきょう自己愛からくるものだ。そこに自分と重なるものを見出していとおしんでるにすぎない。 一方目の前の身近な他人は愛することができない。愛してもらってるときだけ重宝し、拒否・批判されると幼児が癇癪を起すように徹底的に攻撃し叩き潰す。その後の後悔も愛してくれるものを失いたくない恐れからくるものだ。良心のうずきや傷つけた者への気遣いではない。 人は成長期愛されてやがて人を愛し自己犠牲もいとわないというほどの愛する対象を得ることができると改めて思った(小説ではあるが書き手がほぼそのまま自分であるというので) こういう他人への愛情の欠落した、自己愛の肥大した大人と付き合わなければならない人間は気の毒だ。僧侶等他の者への接し方にもおよそ誠意というものが感じられない。計算づくなのだ。主人公は自分の性格のけんかいさや獣性をさらけ出して潔いように見せるが、まだまだ多く繕っている。 完膚なきまでに自分をさらけ出せば無頼文学にもなろうが、ほめてもらえる分だけの計算ずくのさらけ出しだと感じる。 小説は商品であり、こうしたら売れるだろうという魂胆が透けて見えてほとんどいかがわしい。結末はもっと詳述しなければバランスが取れない。続編予告の梗概のようだ。 詳しく書くに自身が堪えない事実があるのだろう。卑怯な遁走であり、とり繕いだ。小説は道徳本ではないから、どんな悪党や出会ったことのないような奇異な人物を描いても人物が生きているように動いて読者に衝撃を与えれば読む価値があるのだが、この主人公は書き手の姿勢とともに生半な人物で感情移入ができない。 | ||||
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| 「二度とはゆけぬ町の地図」でがつんときて、すぐさま「暗渠の宿」で主人公の「寛太」ワールドにどっぷりつかったものの、買春、癇癪の後にDVが始まったときは、少々うんざりした。気をとりなおして本書に手をのばしたが、性欲、癇癪、DVの繰り返しでもうげっぷが出そうである。ただ、あぶない人(著者本人)を描きつつも、愚かさにそこはかとないおかしみが漂い、それが著者の持ち味となっている。 | ||||
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| 芥川賞候補で、書評も絶賛。 かなり期待した自分が悪いのか、どうしようもなく気持ち悪い本だった。 男性には嫌悪感は感じないかもしれないが、主人公の描写のリアルさと生き様がどうしても気持ち悪い。 20代半ばから女性と縁がなくなり、押さえきれない性欲を風俗で処理。 それでも性欲が顔面から滲み出る男。 女が出来てから、性欲も収まるようだが、男の生き様が前進すると同じく 男が匂わす姿は加齢臭を伴った。 女が生理的に嫌な男。そんな男をリアルに描写した本。 | ||||
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