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殺人は自策で
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殺人は自策での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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こちらPlot it yourselfは日本語翻訳初で現代にあった翻訳で読みやすかった。ただ、今まで日本語訳が出ていなかったのはそれなりの訳があったんだろうなあと言う感じ。昭和時代から翻訳されている物はやっぱり内容が濃くて面白い。私は元からネロ・ウルフが大好きで手に入らない物を探し回ってでも読むほどだからこうして日本初が出ればとりあえず読むが、そうでない人が手にとって買うとは思えない。 昨年は随分推理小説を英語で読んだ。それで感じていた事がそのままここに書かれていた。 作家によって「言うSaid」の代わりに多用する言葉が違う。これは本当にそう。だけどこの小説に出てくるaver(明言する)は実際に多様するのを目にしたことは無い。 そして,:;'の使い方にそれぞれ癖がある。それに加えて、文体は変えられても段落の作り方は変えられない等の観察力でウルフは詐欺の原稿を書いたのは同一人物だと判断する。ここら辺はさすがだと思った。 後の推理は大したことは無い。意外性は全く無い(がそれが安定とも言えるかもしれない)。いつものメンバーの笑えるエピソードも無い。そもそもいつものメンバー達の出番や台詞も少ない。 やっぱり今まで未翻訳だったのには訳があるのだった。 | ||||
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いつものウルフ物探偵譚が始まる前に文章探偵譚(?)が語られるのも妙味。 ソウル・パンザー以下のレギュラーサポート探偵たちに女探偵が二人も加わっているのに驚いた。 それとも、とてもうかつな人間である自分が忘れていただけだろうか。 最後に犯人が「自分はばかだった、いくつも間違いを犯した」旨のことを述べると、ウルフが「いやそんなことはない、あんたはいろいろうまくやった」みたいに犯人を褒めまくって押し問答になるところは謎に面白かった。 久々に読んだウルフ物だったので忘れていたのだが、ネロ・ウルフという名探偵がいてその雷鳴はアメリカ合衆国中に鳴り響いているという設定だったんだね。 「どちらさま?」 「はじめまして。グッドウィンといいます。物売りじゃありません。買いたいものがあるかもしれません」 「ビル・グッドウィン?」 「ちがいます。アーチー・グッドウィンです」 「アーチー? まさかウルフのところのアーチー・グッドウィンじゃないだろうな?」 | ||||
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