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ひゃっか! 全国高校生花いけバトル
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ひゃっか! 全国高校生花いけバトルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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最後は駆け足の展開でちょっともったいないなと思ったけど、でも、面白かったです。途中からは、ぐいぐいぐいの一気読みでした。 本書を読む前に、同じ著者の〈くらまし屋〉シリーズ(ハルキ文庫。2023年4月現在の最新刊は、第8巻にあたる『風待ちの四傑』)にハマってたせいか、同シリーズと繋がる趣(おもむき)を感じました。 殊に、本書の山城(やましろ)座の家族的な雰囲気と、〈くらまし屋〉シリーズに出てくる「波積(はづみ)屋」ってえ居酒屋の雰囲気は似てるなあと、何度もそう思いました。 これ、続編出ませんかね。 春乃(はるの)、貴音(たかね)、秋臣(あきおみ)、三人のその後が見てみたくなったんやけど。 | ||||
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今まで今村翔吾の作品は殆どを読んできたが、どの作品にも共通しているのは、読み終わった後の清涼感だと思う。この作品は、花いけバトルといい、主人公が高校生であることといい、全く意表をついた内容だが、テンポ感のある話の展開、バトルにおける丁々発止の凄さはやはり、今村翔吾でしか表現できないものである。面白くて一気に読んでしまったが、やはり読後感は爽やかでとても良かった。 | ||||
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実際にある全国高校生花いけバトルを題材にした物語。 題材がかなり珍しいのですが、内容は分かりやすく、良くある高校生の部活動を通した展開の王道ものです。 描写より解説や会話が多めなので、アニメ、ドラマ的な感じで読めます。 流行るかと言われればちょっと題材的には難しいところですが、なかなか雑学的な興味を引く要素はありました。 ラノベなの?と言うと今流行りのなろう的な感じではなく、一昔前からのラノベに近い感じでしょうか。 | ||||
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火消時代小説「羽州ぼろ鳶組」シリーズの著者が放つ、花いけバトルをテーマに描いた現代の若者の青春。 大好きだった祖父が亡くなり落ち込む祖母を元気づけようと、花の甲子園「花いけバトル」挑戦を目指す高校二年生の大塚春乃。 二人一組での出場が義務付けられているためパートナーを探すも、高校生には敷居の高い華道というマイナー競技のため苦戦。 そんな時、大衆演劇の一座の一人息子で亡くなった母の華道のお弟子に小学校の頃華道を習ったという貴音(たかね)が、転校生として現れた。 二人は、とある取引をしてコンビを組み、花の甲子園での頂点を目指すことに。 春乃と貴音、男女混合の二人のチーム名は「ハルノオト」。 二人の前に立ちふさがるのは、華道界を席巻している香月院流家元・丸小路家100年に一人の逸材と言われる嫡男、最強のライバル丸小路秋臣。 と、ここまでくれば、書くことは一つ、爽やかな極上の青春物語。 しかし、「羽州ぼろ鳶組」でデビューし今や時代小説界の注目を一身に集める著者が、単なる青春物語を書くわけがない。 貴音の父親は9代目座長。 その一座の名は「山城座」。 寛保元年、初代が一座を作り277年、2代目までは江戸でやっていたが、3代目からは流しを始めたという。 とある事件で春乃がピンチに立たされたその時、窮地を救うため、「山城貴音」が舞台に立つ。 演目は「花纏」、そして主人公は「軽業師」。 驚愕の劇中劇、花いけバトルの物語の中で羽州ぼろ鳶組の名場面が蘇る。 「山城座」、「花纏」、「軽業師」とくれば、「羽州ぼろ鳶組」ファンならきっと 「あいつか!」、「あいつはあいつの・・・・」 もう読むしかない。 著者の構想力に驚け! 現代版 羽州ぼろ鳶組 夢胡蝶 夢はすべて叶える! | ||||
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ジャニーズ系の軽いラブコメ映画のよう。実際本当に映像的な小説。この作家、文章がウマいと思う。確かにラノベ風で軽くて中身はマンガチックだが、それでいいのだ。このまんま、誰か映像化してくれないだろうか。映画でもテレビドラマでも。主演とライバルはもちろんジャニーズ系、女子高生は浜辺美波でどうだ? そこそこ売れると思うが。 | ||||
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高校で華道同好会のたった1人の会員である主人公は、2人1組の大会に出場するため、華道の経験者である転校生に入部を頼みに行くが、この転校生がちょっと変わっていて・・・というお話。 生け花のことは全く分からないのですが、すごく楽しめました。 特に大会における作者の描写が上手で、まるで目の前で競技を見ているかのように興奮しました。 主人公たちが繰り広げるパフォーマンスのアイディアが素晴らしく、圧倒されてしまいました。 高校生の恋愛や家族の温かさなども描かれていて、映画にしてもすごくいい作品になるのではないかと思いました。 | ||||
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北千住に住む高校二年生の大塚春乃は、祖母を喜ばせるために全国高校生花いけバトル栗林公園杯に出場することを目指している。しかし彼女の通う高校には華道部はなく、一人同好会を立ち上げて花いけバトルのパートナー1名を探しているものの、なかなか見つからない。 そんなある日、顧問から転校生の山城貴音が華道経験者と聞き勧誘に行く。しかし旅演劇一座の役者である彼は、勧誘を断ってしまうのだった。華道の名門である香月院流の御曹司、丸小路秋臣との交流も絡め、生け花に青春を注ぐ高校生たちの本気を描く。 最近あまり見ない、正統派ジュヴナイル小説という感じがする。主人公の周辺の大人は善人で、対立した人たちも最後には改心する。ストーリー展開は王道なので、驚きなどはないだろう。 | ||||
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ちはやふる、書道ガール、あさひなぐの次を狙おうという意欲作(笑)。 会話が多くテンポが良いのでサクっと読める作品で、青春物の良さが素直に楽しめます。 ただし、サクっと読めるので、あまり起伏に富んだ作品とは思えなかったのですが、 映画化が決まりヒロインが好きな女優さんだと判ってから読めば楽しめるんじゃないかな。 生け花バトルというものが 2017 年から開催され 2018 も好評に終った(らしい)事を見ると、時代を先取りした良作になるかも知れません。 | ||||
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表紙の娘が可愛いくて、色も爽やかでついつい見入ってしまいます。 中身は純青春努力もので、この子と仲間たちに自分を落とし込むことができれば楽しい。できなければ嫉妬。 | ||||
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生け花はテレビの格付けバラエティーぐらいしか縁がなかったのですが、こういう 設定は面白いと思います。ただ、生け花はビジュアルがないと難しい面があるので マンガやアニメやドラマにすべきかなと思いました。セリフが多いのでちょうど それらのための台本という感じです。 | ||||
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表紙のイメージ通り、内容もとても漫画的。イケメンのキャラクターがたくさん出てくる。主人公はまっすぐな良い子で、もてる。嫉妬に燃える美人上級生、とりまきの悪い男子たちも登場。展開が非常に分かりやすいので、肩の力を抜いて楽しめる。 | ||||
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時代劇作家が書いたとのことで、興味を持ちました。 表紙はライトノベルっぽいですが、文章はさすがにベテランだけあって、読みにくさはまったくありません。 ただ、青春小説は書き慣れていないのか、登場人物の台詞などにちょっと違和感を感じました。 挿絵なども一切ありませんが、表紙でイラストを使っているのだから、挿絵もあってよかったのでは。 物語の核になる生け花についての描写ですが、私自身が生け花にはまったく詳しくないもので、あまりイメージがわきませんでした。映像作品のほうが向いているジャンルなのかも知れません。 ともあれ、爽やかで雰囲気のよい作品で、物語自体は楽しめました。 | ||||
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メインである生け花バトルの様子がよくわからないです。 何をどう作ったか、勝利のポイントは何だったのか。 経験者じゃないとわからないんでしょうか・・・ | ||||
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展開は分かりやすいし、会話が多いのでサクサク読めますし ストーリーは、なるほどそいういうバトルがあるのかと興味深く読み進められるのですが 人物の描写が少なくて、想像をかき立てられるところと、展開のワクワク感がちょっと 足りないかな・・と、思ってもみたり・・ 中高生向けでワクワク感は押さえめになっているのかな? 裏返せば、制約があって、そういう作りなのか・・ 安心して、読んでもらえるということなのかもしれませんね・・。 | ||||
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ライトノベルに属する小説だが、分量が一般的なペーパーバックの数冊分ある。 そのため、読了するのに四苦八苦したが、この一冊で完結してしまうのはもったいない。 ストーリー自体は一般的テンプレ進行だが、読者を飽きさせずに読ませる手腕は見事。 寝る前に少しずつ楽しみたい。 | ||||
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「花いけバトル」がテーマだから予想はしていたけど、やっぱり結構熱血もの(笑)。 野球部とかサッカー部をいちから作って大会を目指して・・・というのと通じる世界があって、それだけに「華道」というステージの特異さが楽しめるようになっている。 物語そのものは「ありがち」でベタなないようだけど、それはそれで軽く楽しむという点ではプラスになっていると思う。 変に重かったり奇想天外だったり、読者を振り回そうという意図が無いのは素直に好感が持てる。 全体的には女子高生らしい爽やかな雰囲気と小気味の良いテンポで進んでいく。 ボリューム的にも、一気に読むにはちょうどいい感じだし、気楽に楽しんで読むにはお勧めできる一冊かと。 | ||||
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「ひゃっか」は百花、「全国高校生 花いけバトル 栗林公園杯」なるものを本書で初めて知りました。春乃と貴音の言動や掛け合いが軽妙かつ面白く、あっと言う間に読み終えました。しかし、書道、チアダン、かるた、図書委員、陸上などときて、今度は生け花(華道)ですか。これは、アニメ化やドラマ化m映画化もありそうですね。 | ||||
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花いけバトル、知りませんでしたが実在する大会なんですね! 一人奮闘する女子高生、ハンサムな転校生、ふとしたことから目的に一緒に向かい、困難やライバルがありながらやがて、という青春小説の王道。 生け花が題材なので、花の表現が多く、目の前にありありと浮かびました。主人公以外の登場人物も、パターンといえばパターンなのですが、最後はみんなハッピー、良い人。 ヒーローの少年が大衆演劇の跡取り息子。一体どうやって生け花を?と思ったら非常にうまく設定が生かされています。身近な鉄道の路線が出てきて、関東に住んでいるので、景色まで浮かんできました。最後までワクワクするのであっという間に読むことができました。読後感が爽やかでした。 映画にするならキャストは誰がいいだろう、と今から楽しみです。 | ||||
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表紙は可愛いが、生け花の楽しさや素晴らしさが伝わってこない。 というよりも、生け花の知識や経験が盛り込まれていない。 登場人物とその周辺の人々の会話中心に展開、話に深みがなく浅きに流れている。 説明的な表現が続き、どうにかストーリーを運んではいるものの、 「花の甲子園」を目指すための葛藤や問題意識、問題解決に絡む要素が少ない。 花に関すること以外の描写が多すぎて、試合の緊張感や、 生け花の楽しさ、難しさ、醍醐味が文章から全く伝わってこないのが残念。 若い人に生け花を楽しんでもらいたい、親しんでもらいたいという意図があるとしても、 これでは何の試合や競技をしているのか、あまりよくわからなかった。 単に生け花でなくても、若者の会話と青春群像らしきものを描きたかっただけでは。 | ||||
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勤務する高校が「華道の全国大会」に出場することになり,職員会で異例の花の提供のお願い。本作品と同じことがおきていました。小説,それも青春(?)小説を読むのは本当に久しぶり。~girls/~boysを想起させる起承転結が大変しっかりした物語構成。映像化を前提としたものか,小説の場面が生き生きと頭に浮かびます。ただ,花の名前にうとい私はgoogle画像検索で花を確認しながら読み進めました。いい時代になったものです。学校現場のことはすこし実態とは開きがありますが,それは小説と言うことでおおめにみます。 | ||||
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