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道誉なり
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道誉なりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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農業・土地経済から、流通経済への返還となる、新時代への移行への先駆者だった。これらの悪党と呼ばれる方達が、此処のうちで、尊敬をしあっていた、あいてをみとめていたことは、間違い無いでしょう。 しかし,天皇を頂点とした旧体制の打破は?後継者の織田信長という、旧体制を全て,壊せる人間の到来を待つしか無かった!。未だ戦国録時代には、来てない。 | ||||
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本屋の棚の商品と同じレベルでした。 新品買う意味無くなりました。 | ||||
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本屋の棚の商品と同じレベルでした。 新品買う意味無くなりました。 | ||||
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問題なし | ||||
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問題なし | ||||
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室町はあまり馴染みがないので勉強になる | ||||
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さすが北方謙三の描く道誉 かっこいい | ||||
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唯々面白く歴史上の有能な人物の遭遇に感謝です。 | ||||
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とても綺麗な装幀でした。 | ||||
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綺麗な装幀でした。 | ||||
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直義と師直は対立し始めるが、尊氏は対立するということは片方が絶対的権力をもっていないということなのだから、最後は自分が決裁することになり、それは好ましいことだとも思っている。直義は公正だが、それゆえに不満のある者は南朝に走るのでキリがない。直義は急ぎすぎる、尊氏は優柔不断だがふてぶてしくもある。どちらがいいともいえない。直義がいるから幕府が幕府らしく動いているともいえる。尊氏は、人がいれば党ができる、党がいくつかあれば争いも起きる、とどこか達観的でもある。 楠木正行・正時(正成の遺児)が挙兵。直義の遣わした山名時氏らは返り討ちにあう。これで直義の権威は落ちる。高師泰が出陣し、吉野を襲う構えをみせる。そうなると吉野の公家はおびえ、正行らを呼び戻す。結局、正行らも逆らえず、吉野南朝は敗北。 尊氏は直冬を愛そうともしたがどこか卑しいために愛せない。そんな直冬を直義は養子にする。価値のない者に情をかけるのは直義の悪いところだと尊氏は思っている。 直義と師直の対立は次第に深刻化。執政と軍事責任者の争いは危険。尊氏は師直ならいくらでも押さえられる。自分が死んでも師直が征夷大将軍になることはない。公正な直義なら、征夷大将軍になることもあり得る。それはいいのだが直義の次は直冬というのは困る。尊氏は直冬の母の白拍子の卑しさがトラウマになっており、以来、女を抱くことを厭う。 南朝は直義に接近。南朝の北畠親房は直義を征夷大将軍に・・という謀略すら仕掛けてきかねない。そんなとき尊氏暗殺未遂事件が起こる。もしかしたら黒幕は直義かもしれない。 師直は、尊氏のために次第に直義への圧迫を強める。師直の後ろには尊氏がいる。直義は、九州で直冬が少弐氏らを味方につけるのを待って京を出奔して挙兵。直義の挙兵はあくまでも打倒師直。直義が南朝と結んだらしく、九州征伐に向かっていた尊氏は反転する。師直が死ねば急場をしのげる。尊氏は師直を切り捨てることにする。そんなころ直義のただ一人の実子が死ぬ。これで直冬しか残らない。高師直は討たれる。尊氏は師直を苛酷に使う。征夷大将軍がつまらないものだと思いつつ、同時にそれを絶対に義詮に譲りたいとも思う。尊氏は複雑な性格であるというのが道誉の見立て。 直義は尊氏に対抗するために南朝と講和したが、尊氏と講和すると、南朝との講和は不要になる・・が放り出せない。これにより直義の評判は下落する。尊氏は義詮に南朝との講和をいそがせ、直義追討の綸旨を得ることに成功。南朝に腹背を衝かれたくないがゆえの工作。尊氏は直義を追い詰め、直義は降伏する。尊氏と直義は対面し、尊氏は人をやって直義を殺害する。 南朝軍はいったんは京都を奪取するが、義詮や道誉は取り返す。義詮は少しずつ成長していく。 尊氏は病に伏せるようになる。楠木正成も北畠顕家もいないし、直冬ももはや衰える。自分に生きるか死ぬかの戦いをさせる武将もいない。九州の若き武将・菊池武光を知り、尊氏は再び奮い立つのだが、病には勝てず病死。尊氏が死ぬと、尊氏が楽しみにしていた孫(義詮の子:後の義満)が生まれる。佐々木道誉はこの赤子を見たとき、尊氏が生まれ変わった、という気分に襲われる。 | ||||
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北方謙三の南北朝小説の中でこれが一番好きかもしれない。道誉が格好いいのは言うまでもないが、足利尊氏の情緒不安定さと不気味なくらいの大物ぶりがすごい。義満が生まれて終わる結末も、これからの怒涛の歴史の流れを感じさせて秀逸。 | ||||
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本書は、「小説中公」1995年2月号〜11月号に連載されたものです。 下巻は、道誉が妙法院を焼討し流罪となって鎌倉に立ち寄った話から始まり、 観応の擾乱、尊氏の死、義満の誕生で幕を閉じます。 尊氏の心情を描きながら話が進み、激動の時代を己に忠実に生きた2人の男がいました。 お薦めできる1冊です。 | ||||
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本書は、「小説中公」1995年2月号〜11月号に連載されたものです。 上巻は、討幕派によって六波羅が堕ちた辺りから始まり、道誉が妙法院を焼討し流罪となった辺りまでです。 尊氏の心情を交えながら、激動の時代を己に忠実に生きた男が描かれています。 お薦めできる内容です。 | ||||
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尊氏と道誉の生き様が気持ちよくえかがれている。流石北方小説。 | ||||
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佐々木道誉と尊氏の対決にわくわくさせられます。戦闘シ-ンは流石北方小説です。 | ||||
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北方謙三の歴史小説はたくさん読みましたが、その中でも面白いと思います。 | ||||
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北方謙三の歴史小説はたくさん読みましたが、その中でも面白いと思います。 | ||||
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尊氏が幕府を開き、師直を矢面に立たせて対立させ、 弟の直義と袂を分けてしまう。 尊氏が、弟も臣下の師直も失い、天下の中にいる。 その場所が、心地よかったのか、虚しかったのか、 それでも尊氏は戦いの中で生き、死んでいった。 尊氏の生き方、道誉の生き方は、 それぞれ自分の心に忠実で、男気を感じた。 生きるとは、なんだろう?と普段よく考えるのだけれど、 この本からもそういうことを感じた。 生きていく中で、音楽と芸能は、いつの時代にも 癒しなのだなと感じた。 無情な気持ちも、音楽や芸によって癒され慰められる、 そんな気持ちになった。 (2009.8.23読) | ||||
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この作品で、作者の南北朝時代を読むのは3作目。 佐々木道誉を主に、尊氏サイドと平行していく形でストーリーが進んでいった。 前2作は、悪党が主軸だったので、今回武士が主で新鮮な気がした。 生き方も考え方も、背負っているものも違うと、改めて思った。 相変わらず文章が魅力で、すらすらと読んでしまった。 道誉=バサラ、というものが何か、なんとなく感じることが出来た様な気がした。 道誉にかぎらず、作品に出てくる人たちはみんな、 どこか頭の回転や機転や視野が非凡だなぁと 羨望してしまう。 (2009.8.10読) | ||||
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