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特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来
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【この小説が収録されている参考書籍】
特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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弁理士が書いた"このミス大賞”ということで読みました。 特許に関連する内容は非常に面白かったですが、Vtuberが使っている発明の技術的なリアリティ(実現可能性?)がちょっと無理筋で、興ざめですね。 筆者の経歴を見るとさらに残念。 これまでの私の経験では、”このミス大賞”は、技術的、医学的な無理筋でも、OKみたいですね。 あとがきにある、特許知識バリバリの改定前のほうが好きかも | ||||
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専門的過ぎて読むのに時間かかる。ワクワクして早く読みたい感覚にはなれなかった | ||||
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これがミステリー? と思いました。 Amazonのレビュー文字数制限めんどくさい | ||||
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素人からすれば、専用実施権がどういうものかというのがわかっていないと最終的な結末の意味がわからないし、玄人からすれば、なぜ消尽しないのか(消尽している範囲の外で侵害が成立するのはなぜか)がいまいちはっきりしていない。 なんとなくスピード感だけで、ノリで解決したという感が否めない。ライトノベルとしてはいいのかもしれないが。 | ||||
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面白かった | ||||
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普通におもしろいけど… 仕掛けやトリックはなくて、足で真相に近づいていくような感じ。ミステリー(狭義)よりハードボイルド。 お仕事あるあるとしてはなかなかいいのだが、元トロールという設定は活きているのだろうか? 人脈だけのような気がする。 賞金1200万円を獲得した作品だが… | ||||
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弁理士が主人公だというので大きな興味を持った。なぜなら、以前いた中小企業では、 私が唯一の知財担当だったからだ。一時期弁理士を目指したこともあるが、弁理士の 業務はあまり面白くないし、難易度が高いので早々に断念したという経緯がある。 さて、主人公である大鳳未来は珍しい女性弁理士。つまり、特許、実用新案、商標、 意匠という4つの知的財産権を管理するスペシャリストだ。弁護士に比べると知名度は 低いが、弁理士になる難易度は高く、弁護士にも匹敵する。 では、主人公は純粋な正義の味方かというとそうではなく、かつてはパテント・トロール で荒稼ぎしていたというから、けっこうダークだ。これだけでも「キャラ立ち」は満点だ。 だが、小説の内容そのものは、さほど面白くなかった。冒頭で担当する事件は液晶テレビ を巡る小競り合い。その後の主たる事件はAIを使った動画撮影にまつわるもの。ここにも 「天の川トリイ」という強烈なキャラが登場するが、評価出来るのはそれくらいだろうか。 もちろん、作者自身が現役の弁理士なので専門知識に長けている強みはある。が、一般人が それを読んで面白く感じるには、「ITリテラシー」が求められる。もっと平易な文章で、 誰にも分かりやすい内容にした方が良いと思う。第2作を出すのであれば、その辺を心がけ ないとファンは定着しないような気がする。 | ||||
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弁理士とはなじみが薄いですが、特許の専門家です。 主人公は元々特許訴訟をチラつかせて大金をふんだくる仕事をしていましたが、いまは逆に特許侵害の訴えからクライアントを守る側にいるという設定です。 まず冒頭で軽い特許侵害トラブルが発生し、ほぼ解決させます。 ヒーロー物お約束の、冒頭の活躍でキャラ紹介という展開かと思います。 次の事件が本番で、人気Vtuberが使っている機材が、特許侵害のため使用差し止めの警告を受けるところから始まります。 徐々に警告者の目的が真の目的が判明し、特許権者と専用実施権者との関係性も見えてきます。 そして、意外な方法での解決へ、という流れです。 弁理士が主人公という設定が斬新だと思います。そこに専門的な知識がどんどんでてきて、経済小説のような味わいもあります。 サブストーリーがほとんどなく、本筋だけで突き進むという分かりやすさもあります。 個人的にはキャラの性格がいまひとつかなあ、という感じがします。 毒のあるキャリアウーマン系なのですが、元悪役の割には毒が薄く、設定が活かしきれていないような気がしました。 厳しいVtuber業界の争いも背景にあるのですが、サブストーリーとして独立させても良かったのかなという気がしました。 そうした方が、ヒロイン役であるVtuberにもっと感情移入できたかも。 特許ネタで何作も書けるのかどうはか分かりませんが、新しい視点なので、次回作にも期待したいと思います。 少し変わった世界をのぞきたいひとのために! | ||||
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このミス大賞なので手に取った 特許、vtuber、5Gと扱ってる題材も面白く、ヘェ〜ってなる 数年経てば賞味期限切れする材料かも知れないけど でも、コレはミステリー小説なのかな… 何処がミステリーだったのかなと 登場人物はミステリアスだったけど、特に触れられずに終わったし | ||||
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表題の通りです。 弁理士という士業を題材とした物語としては、とても面白かったです。 特許という題材をここまでエンターテインメント性を高めて作品にした作者の技術には脱帽です。 総合的にはとても面白く、文章も読みやすいので一気に読んでしまうことができたのですが、少し気になったのが主人公の圧倒的な自信家キャラと他人を見下すキャラクター性。 これは他社の作品で「元彼の遺言状」という弁護士を題材にした作品があるのですが、この作品のキャラクターに似ている感じがします。 個人的に実力はあるけど、他人も見下す・・・というキャラクターがどうも好きになれません。 これはもう個人的な感想なので、このイメージを持ってダメだということではありませんが、なんとなく主人公に感情移入出来ればもっと楽しかったと思うのですが・・・。 それでも、繰り返しますが『弁理士』という士業を題材にしたこの作品は作者の意欲作であることに間違いありません。 是非、一度、興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか? | ||||
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分かり易く仁王立ちするタイプ最近多いよね 小気味よいのは良いんだが、途中でちょっとハーレクイン小説でも読んでる気分になってきた。なんというか既存感?設定目新しいから読んでてそれなりに楽しいんだけど読むのめんどくさくなるひな型感っていうか 読みやすいっちゃ読みやすいけど、状況描写が箇条書きに近いのが飽きる原因か?デビュー作ならヘンにこねくり回すよりは好感だが、投稿作で「キャラの肉付けはシリーズ化してから出すから後でね」みたいなのは好かんな どうにも最後まで、在庫処分だとしてもフリマで数台ばっか捌く必要があったんだろうか?に引っ掛かった。しかも安い値段で ほどほどと言ったトコでしょうか | ||||
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まず『このミステリーがすごい』大賞受賞おめでとうございます。事実上今回が処女作になるのではないかと思いますが、すごい筆力だと思います。思わず一気によみ切ってしまいました。 最近弁護士や医師を主人公にした小説、それもミステリーと冒険小説のボーダーにあるような小説が多いですね。昨年の受賞作『元彼の遺言状』もそうしたジャンルに属する作品でした。誰でも気になるところではあるけれども専門的には分からないといった領域の専門知識をトリックに取り入れるというのは確かに有効な方法で、知識欲が強かったり好奇心が強かったりするひとは強く引かれるものなのではないかと思います。こういった場合、当然かも知れませんが、作者自身が弁護士であったり、医師であったりする例が多いですね。ただ、こういう場合必ずといっていい程異論・反論が出るんですよ。昨年の『元彼の遺言状』にしても遺産相続、それもその実際に詳しい、おそらく計理士か税理士の方から、かなり厳しい反論が書かれていましたよね。実際、わたしは介護・医療の専門家ですが、ある作家(医師)の書いた作品に相当きつい批判を書いた経験があります。 本作の主人公は弁理士です。弁理士というのはあまり馴染みのない名前かもしれませんが、特許権代表とする知的財産の適正な保護や適応等に拘わる国家資格者、国際資格者をいいます。この女主人公はこうした専門的な知識を悪用して、ついこの間までパテント・トロールなる違法(つまり脅迫)ギリギリのやくざ商売を行っていたという設定も巧みですね。ところがこの小説もこの批評欄でどなたかお詳しい方から厳しいご指摘を受けているようですね。こういう専門知識をネタにするというのはいわば諸刃の剣で、反論、誤りの指摘をしてくる方も相当の専門家であることを覚悟しないといけません。残念ですが小説家になろうと考えるような方々というのはその道何10年という方はまずいません。するどく誤りを指摘された時点でアウトという例が多いように思います。わたしは素人ですが、この作品で冒認出願云々が出て来たあたりから危ないものを感じていたのですが、やはり反論が出たという感じですね。 その他問題を指摘するとしたら、まず事件の中心人物である天ノ川トリィをここまで変わった人物に仕立てる必要はなかったのではないでしょうか。第二には、そもそも捜してもなかなか見つからなかった特殊撮影装置をなぜいきなり25台も1度に手に入れることができたのか、その資金はどのくらいかかったのか、回収可能なのかが挙げられるでしょう。また相手方の特許取り扱いの不備があそまで明らかになっている段階で、ああしたブラックな裏取引をする必要があったのでしょうか。また作品としては、作者は余韻を残して終わることを意図したのでしょうが、やはりブラックホール・フェスの結果についてはっきり書いて、その後に余韻に浸りたければ浸ればよかったのではないでしょうか。だってトリィがフェスで負ければ何もかもオジャンなんですから。 いろいろと書いてしまいましたが、とにかく才能のあるひとだと思います。こうした受賞者みんなにいえることですが、第2作目こそが勝負です。頑張って下さい。 | ||||
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