彼女は二度、殺される
- 特殊設定ミステリー (5)
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登場人物の名前が非常に独特で、読みにくかったです。 話自体は特殊設定を生かした良質なミステリー作品でした。 | ||||
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他のこのミステリーがすごい受賞作に比べると、がっかりしたのはある。文章の矛盾が気になってしょうがない。そこまでおもしろいとは、思えなかった… | ||||
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序盤は特殊設定を読者にも分かり易いように、また人物描写も丁寧に描いてくださっていたおかげで、普段敬遠していたジャンルもなんとか読み進める事が出来ました(それでも面倒くさい蘇りの定義みたいなものは縦読みもしましたが) ですが、後半犯人がわかってからは読者なんてお構い無しに、作者の作り出したパラレルワールドが炸裂。「はぁ…そうですか」としか。取ってつけた最終章も響かないまま。ゾンビものでも上手な書き手の方もいらっしゃるんですけどね。今村昌弘のように。 | ||||
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こういった実際にはあり得ない世界・状況を作り出して、その中で一連の事件・ドラマが進行していくミステリーは「特殊設定ミステリー」と呼ばれ、最近流行の分野のひとつになっています。わたしの印象としては、この分野の作品の多くが純粋なミステリーというより冒険小説や犯罪小説とのボーダーに位置しているような印象を持っています。 そこで本作なのですが、確かに設定は確かに荒唐無稽で、特殊設定ミステリーには違いないのですが、その設定を利用しつつも作品としてはきわめてオーソドックスなミステリーであると思いました。ネタバレになるのであまり書けませんが、最後のどんでん返しなどは特殊設定を利用しつつも本当にミステリーらしいミステリーのどんでん返しになっていて、おもわず「そうきたか~!」という感じでした。第20回の「このミステリーがすごい!大賞」は南原詠の『特許破りの女王』で、本作は最終選考で敗れているのですが、わたしは本作が大賞でもよかったのではないかと思いました。 この作者は別名で特殊設定ではないミステリーの著作もあるようで、実力派新人の登場と期待されます。次回作が待たれます。 (付記) なおこの作品の性格上わざとそうしたのかも知れませんが、登場人物たちの名前が大変変わった名前で「この名前何て読むんだっけ?」と何度か本をひっくり返しました。こういう工夫はかえって作品を読みにくくするだけではないかと思いました。またこれは校正の問題になるかもしれませんが「訊かされていた」といった漢字の使い方の不自然さが気になりました。「訊く」はaskの意味で、hearの意味では「聞く」と書かれなければなりません。このあたりは編集者の責任でもありますでしょうか。 | ||||
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