薔薇のなかの蛇
評判
薔薇のなかの蛇の評価:
3.65/5点 レビュー 20件。 D ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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薔薇のなかの蛇の評価:
3.65/5点 レビュー 20件。 D ランク
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「麦の海に沈む果実」
「三月は深き紅の淵を」
「黒と茶の幻想」
「黄昏の百合の骨」
「薔薇のなかの蛇」
そして最新作は「夜明けの花園」です。
特殊な一族の出で一風変わった寄宿制学園で育った理瀬。少女から成長した姿を見せたのが長崎を舞台にした「黄昏の百合の骨」。ラストでこの後英国に留学するだろうことが書かれていますが、それがこの作品に繋がるわけです。
てっきり留学中の学園生活が出てくると思ったら、学友に招待されある貴族の館へ行った時に起きた事件、その数日間の出来事を描いています。
理瀬、大人になったなあと思ってしまいました、笑。特殊な環境のためか昔から大人びた物静かな少女でしたが、それがそのまま大人の女性になった感じです。でもまだ20歳くらいでしょうか。
ある建物とその周辺で殺人事件が起きるという設定は「夏の名残りの薔薇」や「ユージニア」などと共通していますが、比較すると軽めであれほど重厚ではありません。神秘性と不穏な空気はありますがこれまでの理瀬シリーズほど耽美的でもない、ライト級だなという印象です。その分とっつきやすい、逆にごりごりの恩田ファンから見たら物足りないかもです。
いつもの通りあくまでも雰囲気を味わう作品で本格ミステリではありません。ミステリを期待するとはずれると思います。
私は雰囲気が好きなので、すでに出ている新作を早く読みたくなりました。