薔薇のなかの蛇

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評判

薔薇のなかの蛇の評価:

3.65/5点 レビュー 20件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.65pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 21〜39 2/2ページ
No.19
(3pt)

ミステリの設定だけれど、ミステリではない

久々にリセが登場すると聞いて手に取りました。イギリスの大学に通うリセは完璧なブリティッシュイングリッシュを話す優美で謎めいた女性として描かれています。

貴族の田舎の屋敷が舞台です。やましい商売に関わって財を成した貴族。親戚中が屋敷に集まっている中で殺人や不可解な事件が起きます。イギリスミステリ好きなら設定にワクワクすると思います。

しかし、読者は謎解きに参加できません。それで星3つの評価にしました。ミステリとしては不完全燃焼です。

登場人物は魅力的です。いかにもイギリス紳士のアーサーのその後が気になります。次回作も想定されているようなので引き続き追いかけます。
薔薇のなかの蛇 Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.18
(3pt)

入り込みにくい

ゴシック調の世界観の描き方はさすがなのだけど、前半はストーリーが上滑り。
我慢して読み進めると中盤からは関係性も分かってくるしそれなりに楽しめるが、理瀬について消化不良。
そもそも前作をよく覚えていないのも理由かもしれないが、もっと想像する余地があった物語が中途半端に現実的になってしまって、どっちつかずに印象。

ミステリーとしてはイマイチだが、著者はそこは重要視していないでその世界観を描いているのかも。
すっきりした結末を求めるタイプの人には読み進めるのがちょっと辛い。
薔薇のなかの蛇 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)より
4065314593
No.17
(3pt)

入り込みにくい

ゴシック調の世界観の描き方はさすがなのだけど、前半はストーリーが上滑り。
我慢して読み進めると中盤からは関係性も分かってくるしそれなりに楽しめるが、理瀬について消化不良。
そもそも前作をよく覚えていないのも理由かもしれないが、もっと想像する余地があった物語が中途半端に現実的になってしまって、どっちつかずに印象。

ミステリーとしてはイマイチだが、著者はそこは重要視していないでその世界観を描いているのかも。
すっきりした結末を求めるタイプの人には読み進めるのがちょっと辛い。
薔薇のなかの蛇 Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.16
(4pt)

スパイ小説かな

場所はイギリスの田舎。貴族の館の、当主の誕生日を祝う集まりの中で事件は起きる。連即する殺人と殺人未遂事件。近所で起きた猟奇的殺人事件との関連は?屋敷の中に大勢で警察官が警戒する中で、当主が姿を消す。
 舞台はシャーロック・ホームズが出てきそうな館。雰囲気はアガサ・クリスティの小説のよう。中身はミッションインポッシブルみたい。
 作者は多彩な作家だとは思っていたが、ここまでいろいろな要素を詰め込んでくるとは。ただ、ネーミングがいただけない。マクラーレン警部補とハミルトン刑事って。F1じゃないの。オズワルドとロバートというのもどんなものか。まさかジョンはいないよね、と思ったらヨハンが出てきた。英語読みならジョンではないか。ジャクリーンとキャロラインが出てきたらあきれてしまうけれどもね。
薔薇のなかの蛇 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)より
4065314593
No.15
(4pt)

スパイ小説かな

場所はイギリスの田舎。貴族の館の、当主の誕生日を祝う集まりの中で事件は起きる。連即する殺人と殺人未遂事件。近所で起きた猟奇的殺人事件との関連は?屋敷の中に大勢で警察官が警戒する中で、当主が姿を消す。
 舞台はシャーロック・ホームズが出てきそうな館。雰囲気はアガサ・クリスティの小説のよう。中身はミッションインポッシブルみたい。
 作者は多彩な作家だとは思っていたが、ここまでいろいろな要素を詰め込んでくるとは。ただ、ネーミングがいただけない。マクラーレン警部補とハミルトン刑事って。F1じゃないの。オズワルドとロバートというのもどんなものか。まさかジョンはいないよね、と思ったらヨハンが出てきた。英語読みならジョンではないか。ジャクリーンとキャロラインが出てきたらあきれてしまうけれどもね。
薔薇のなかの蛇 Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.14
(5pt)

前半の引き、後半のたたみかけ。

結末は分かっているし、キャラクタの動きも知っているからこそ、やっぱり面白い。
キャラクタ小説のよさ、続編の持つチカラ。魔法にかかっている間に早く完結してほしい。
以前の作品も、読み直したくなる。

持っている本を読み直す。
薔薇のなかの蛇 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)より
4065314593
No.13
(5pt)

前半の引き、後半のたたみかけ。

結末は分かっているし、キャラクタの動きも知っているからこそ、やっぱり面白い。
キャラクタ小説のよさ、続編の持つチカラ。魔法にかかっている間に早く完結してほしい。
以前の作品も、読み直したくなる。

持っている本を読み直す。
薔薇のなかの蛇 Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.12
(3pt)

余韻のあるうちに続刊を

理瀬シリーズ、なんと17年ぶりに刊行とのこと。クリスティもののような雰囲気の作品でした。ミステリとしては物足りませんでしたが、理瀬やヨハンとまた会えた喜びが勝りました。今後も出演があると思わせるキャラクターたちの余韻があるうちに、続編を出していただきたいですね。
薔薇のなかの蛇 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)より
4065314593
No.11
(3pt)

余韻のあるうちに続刊を

理瀬シリーズ、なんと17年ぶりに刊行とのこと。クリスティもののような雰囲気の作品でした。ミステリとしては物足りませんでしたが、理瀬やヨハンとまた会えた喜びが勝りました。今後も出演があると思わせるキャラクターたちの余韻があるうちに、続編を出していただきたいですね。
薔薇のなかの蛇 Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.10
(5pt)

一気集中読破

このシリーズは学生時代に読んだ懐かしいものの続き、久しぶりに続作が出て一気に読み終えてしまった。
薔薇のなかの蛇 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)より
4065314593
No.9
(5pt)

一気集中読破

このシリーズは学生時代に読んだ懐かしいものの続き、久しぶりに続作が出て一気に読み終えてしまった。
薔薇のなかの蛇 Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.8
(3pt)

やっぱおさらいしてから読むんだった…

氏の著作はほぼ読んでるが、このシリーズは「読み込んで」はいない。故に多分忘却の彼方の部分が多々ある。おさらいするとなると、「シリーズ」とされてる以外にもカメオ出演みたいなモノがあるし…
新刊魅力に抗えず

延々と不穏とほのめかしが続くこの感じは懐かしい。現代とアンティークな世界が混在してる雰囲気も久々な気が。あー…歳食ったなあ。以前なら背中ゾクゾクして、背後を気にしながら読んだであろうが、歳と共にその手の感覚は鈍る。無念だ
氏のこの手のお話にはすっきりとした謎の解明は求めていないからそこいら辺はOK
が、アーサーはニュートラルな人じゃなくて、自分が認めるレベルに達してないと判断した相手は「どうでもいい」タイプの人じゃないかな?と

ちなみに画が沢山入ってるのが嬉しい。が、始め北見氏だと分からんかった。あれ?担当変わった?と思ってしまった自分が少々ショックだった。氏の画ならぱっと見で分かると思ってたのに。いつの間にかタッチが変わって顔も変わった。ちょっと驚いてみた。自分は元々北見氏の画は好きなんだが立体造形の方は「大衆性からは離れるよなー」と思ってたタチだったから、画から受ける印象が立体の方の印象に近くなってるなー…は寂しい様な嬉しい様な…複雑な気分になってみた

概ね楽しく読みました
薔薇のなかの蛇 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)より
4065314593
No.7
(3pt)

やっぱおさらいしてから読むんだった…

氏の著作はほぼ読んでるが、このシリーズは「読み込んで」はいない。故に多分忘却の彼方の部分が多々ある。おさらいするとなると、「シリーズ」とされてる以外にもカメオ出演みたいなモノがあるし…
新刊魅力に抗えず

延々と不穏とほのめかしが続くこの感じは懐かしい。現代とアンティークな世界が混在してる雰囲気も久々な気が。あー…歳食ったなあ。以前なら背中ゾクゾクして、背後を気にしながら読んだであろうが、歳と共にその手の感覚は鈍る。無念だ
氏のこの手のお話にはすっきりとした謎の解明は求めていないからそこいら辺はOK
が、アーサーはニュートラルな人じゃなくて、自分が認めるレベルに達してないと判断した相手は「どうでもいい」タイプの人じゃないかな?と

ちなみに画が沢山入ってるのが嬉しい。が、始め北見氏だと分からんかった。あれ?担当変わった?と思ってしまった自分が少々ショックだった。氏の画ならぱっと見で分かると思ってたのに。いつの間にかタッチが変わって顔も変わった。ちょっと驚いてみた。自分は元々北見氏の画は好きなんだが立体造形の方は「大衆性からは離れるよなー」と思ってたタチだったから、画から受ける印象が立体の方の印象に近くなってるなー…は寂しい様な嬉しい様な…複雑な気分になってみた

概ね楽しく読みました
薔薇のなかの蛇 Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.6
(4pt)

少女期は過ぎたらしい

理瀬シリーズ3作目(理瀬が主人公でない短編等は除く)。もとから3部作だと読んだ気がするため、今作で何らかの幕引きが描かれると思っていましたが特にそれらしいことはなく、若干肩透かしをくらった感はあります。3部作というのを何で見たのかすら覚えてないし、そもそも記憶違いかもしれません…なんせ17年経ってるし。
理瀬視点ではなく物語が進むため、前作までのゴシックな少女漫画のような雰囲気は薄れています。また、理瀬の心理描写がないため、彼女の人間らしさや少女らしさを感じることも少ないです。
他の方の「理瀬不足」という表現がとても的確だと思います。
それでも、理瀬をはじめとした登場人物は魅力的で不快感なく読めます。ミステリー部分は前2作のロマンチックさはなく、どちらかというと現実的。
全体的に、登場人物が歳を経ると同時に、少女期の世界から現実世界に近づいてきた、という印象でした。
もし続きがあるなら絶対読みたい!けど、理瀬にはずっと少女でいて欲しい(既に二十歳前後だけど)。今後の邂逅を予感させる彼らはどうなるの!?
…と、やはり続きを期待せずにはいられません。
薔薇のなかの蛇 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)より
4065314593
No.5
(4pt)

少女期は過ぎたらしい

理瀬シリーズ3作目(理瀬が主人公でない短編等は除く)。もとから3部作だと読んだ気がするため、今作で何らかの幕引きが描かれると思っていましたが特にそれらしいことはなく、若干肩透かしをくらった感はあります。3部作というのを何で見たのかすら覚えてないし、そもそも記憶違いかもしれません…なんせ17年経ってるし。
理瀬視点ではなく物語が進むため、前作までのゴシックな少女漫画のような雰囲気は薄れています。また、理瀬の心理描写がないため、彼女の人間らしさや少女らしさを感じることも少ないです。
他の方の「理瀬不足」という表現がとても的確だと思います。
それでも、理瀬をはじめとした登場人物は魅力的で不快感なく読めます。ミステリー部分は前2作のロマンチックさはなく、どちらかというと現実的。
全体的に、登場人物が歳を経ると同時に、少女期の世界から現実世界に近づいてきた、という印象でした。
もし続きがあるなら絶対読みたい!けど、理瀬にはずっと少女でいて欲しい(既に二十歳前後だけど)。今後の邂逅を予感させる彼らはどうなるの!?
…と、やはり続きを期待せずにはいられません。
薔薇のなかの蛇 Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.4
(3pt)

理瀬の物語としてはいささか期待外れ

まるで海外の大作ドラマや映画を観ているかのような心地になる世界観、雰囲気作りは相変わらず上手い一方で、ミステリとしてはなかなかの尻切れとんぼ。これらの点は良くも悪くもいつもの恩田さんらしいということで見過ごせるとしても、読み終わった後の圧倒的な水野理瀬不足についてはいささか期待外れで物足りなかったと言わざるをえません。というのも全編の9割以上が、物語の舞台となるレミントン家の長男アーサーの視点で進行するため、『麦の海に沈む果実』、『黄昏の百合の骨』と異なり理瀬の内面描写はほぼ皆無なんです。はっきり言って今回の理瀬は脇役です。このため本作は水野理瀬シリーズの新作(当初このレビューでシリーズ第3巻と記載しましたが、そもそも理瀬の物語は『三月は深き紅の淵を』からの派生作品であることに加え、同じく『三月は〜』から派生した姉妹作である『黒と茶の幻想』や幼少期の理瀬の短編作『睡蓮』などを理瀬シリーズ第○巻と呼んでよいものなのかどうか曖昧で紛らわしいため、ナンバリングについては記載を削除修正いたしました。)というよりは、恩田さんの新作ミステリに理瀬がゲスト出演しているといった方が正確かもしれません。もっとも、自身の一族について語る理瀬や、『麦の海に沈む果実』以来となるあのパートナーとの絡みなど、シリーズファンならニヤリとさせられる描写も確かにあります。色々な意味で理瀬が強く、賢く、美しく順調に成長していることが伺えるだけに、渡英後の理瀬が何をしてきたのか、20歳前後と思われる今の彼女が何を考え、何を目指しているのかもっと知りたかったという飢餓感が余計煽られます。そして本作の事実上の主人公であるアーサーもどうやら、今後の理瀬の人生に大きく関わってくる人物である模様。海外の大作配信ドラマを思わせる壮大な未来が待ち受ける予感がこれまで以上にするだけに、読者としては第4作の実現を期待したいところではありますが、メフィストの連載で本作を完成させるのに恩田さんが10年超を費やしたことを考えると、恩田さんにとって理瀬の物語は既に「続きを描きたい気持ちがない訳ではないけど筆が一向に進まない作品」になり果ててしまったのかなぁという気がしてならず、半ば諦めております。
薔薇のなかの蛇 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)より
4065314593
No.3
(3pt)

理瀬の物語としてはいささか期待外れ

まるで海外の大作ドラマや映画を観ているかのような心地になる世界観、雰囲気作りは相変わらず上手い一方で、ミステリとしてはなかなかの尻切れとんぼ。これらの点は良くも悪くもいつもの恩田さんらしいということで見過ごせるとしても、読み終わった後の圧倒的な水野理瀬不足についてはいささか期待外れで物足りなかったと言わざるをえません。というのも全編の9割以上が、物語の舞台となるレミントン家の長男アーサーの視点で進行するため、『麦の海に沈む果実』、『黄昏の百合の骨』と異なり理瀬の内面描写はほぼ皆無なんです。はっきり言って今回の理瀬は脇役です。このため本作は水野理瀬シリーズの新作(当初このレビューでシリーズ第3巻と記載しましたが、そもそも理瀬の物語は『三月は深き紅の淵を』からの派生作品であることに加え、同じく『三月は〜』から派生した姉妹作である『黒と茶の幻想』や幼少期の理瀬の短編作『睡蓮』などを理瀬シリーズ第○巻と呼んでよいものなのかどうか曖昧で紛らわしいため、ナンバリングについては記載を削除修正いたしました。)というよりは、恩田さんの新作ミステリに理瀬がゲスト出演しているといった方が正確かもしれません。もっとも、自身の一族について語る理瀬や、『麦の海に沈む果実』以来となるあのパートナーとの絡みなど、シリーズファンならニヤリとさせられる描写も確かにあります。色々な意味で理瀬が強く、賢く、美しく順調に成長していることが伺えるだけに、渡英後の理瀬が何をしてきたのか、20歳前後と思われる今の彼女が何を考え、何を目指しているのかもっと知りたかったという飢餓感が余計煽られます。そして本作の事実上の主人公であるアーサーもどうやら、今後の理瀬の人生に大きく関わってくる人物である模様。海外の大作配信ドラマを思わせる壮大な未来が待ち受ける予感がこれまで以上にするだけに、読者としては第4作の実現を期待したいところではありますが、メフィストの連載で本作を完成させるのに恩田さんが10年超を費やしたことを考えると、恩田さんにとって理瀬の物語は既に「続きを描きたい気持ちがない訳ではないけど筆が一向に進まない作品」になり果ててしまったのかなぁという気がしてならず、半ば諦めております。
薔薇のなかの蛇 Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.2
(5pt)

犬が好きな方は読まない方がいいです。

ネタバレなので詳しくは書きませんが、犬が好きな方は読まない方がいいかもしれません。描写は少なめです。

以下は小説の感想です。
17年ぶりの理瀬シリーズが配信されるとのことで、12時から読んでいました。途中、とても怖くなったのでホラーが平気でない方は深夜に読むのはあまりおすすめはしません。2時間くらいで読み終わりますが、眠れなくなります。
今までの理瀬シリーズは大半が理瀬の視点で描かれていますが、今回はアーサーという青年の視点が大部分です。
ちょくちょく理瀬視点もありますが、今までに比べたらとても少ないです。

今回理瀬は美しく気品もあるミステリアスな女性として描かれています。アーサーの目を通してみても、やはり彼女は魅力的に映っているようです。
遺跡の中で猟奇殺人が起こり、ブラックローズハウスでも同じような殺人が起こり、訪れた客人たちは混乱と恐怖の中に突き落とされるお話なんですが、ミステリーとして読者も混乱と恐怖の坩堝に突き落としてくれました。
所々伏線もあり、ミスリードもあり、さすが恩田陸と言いたくなるようなミステリーでした。

麦の海に沈む果実は舞台が舞台なので幻想的な雰囲気でした。黄昏の百合の骨は白百合の館と呼ばれる家が舞台で、麦の海に〜よりは現実的なお話になっていました。そして今作はまるで神原恵弥シリーズのような現実的なお話になってきているイメージです。そしてアリス・レミントンは神原恵弥シリーズのブラックベルベットで少し出てきています。ということはいつか二人が出てくるのだろうか…なんて楽しい妄想をしています。

今回理瀬は少し大人になっていて、麦の海に〜ではまだ早いと言っていたスカートとパールを身に付けた姿で出てきます。貴族のパーティーに招かれたからという理由ももちろんあるのでしょうが、もうそんな年になったのかと少し感慨深くなりました。

カバーイラスト、挿絵は全て北見隆先生です。理瀬シリーズにはやっぱり謎とインパクトのある北見先生の作品が合っています。

とても面白い作品で、ああ、こうなるのか!と最後は驚かされました。取り急ぎ感想を書きましたが、まだまだ読み込めてないところが多いのでもう一度今から読んでみます。
上質なミステリーを読みたい方は、是非この本を読んでみてください。
薔薇のなかの蛇 Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.1
(5pt)

犬が好きな方は読まない方がいいです。

ネタバレなので詳しくは書きませんが、犬が好きな方は読まない方がいいかもしれません。描写は少なめです。

以下は小説の感想です。
17年ぶりの理瀬シリーズが配信されるとのことで、12時から読んでいました。途中、とても怖くなったのでホラーが平気でない方は深夜に読むのはあまりおすすめはしません。2時間くらいで読み終わりますが、眠れなくなります。
今までの理瀬シリーズは大半が理瀬の視点で描かれていますが、今回はアーサーという青年の視点が大部分です。
ちょくちょく理瀬視点もありますが、今までに比べたらとても少ないです。

今回理瀬は美しく気品もあるミステリアスな女性として描かれています。アーサーの目を通してみても、やはり彼女は魅力的に映っているようです。
遺跡の中で猟奇殺人が起こり、ブラックローズハウスでも同じような殺人が起こり、訪れた客人たちは混乱と恐怖の中に突き落とされるお話なんですが、ミステリーとして読者も混乱と恐怖の坩堝に突き落としてくれました。
所々伏線もあり、ミスリードもあり、さすが恩田陸と言いたくなるようなミステリーでした。

麦の海に沈む果実は舞台が舞台なので幻想的な雰囲気でした。黄昏の百合の骨は白百合の館と呼ばれる家が舞台で、麦の海に〜よりは現実的なお話になっていました。そして今作はまるで神原恵弥シリーズのような現実的なお話になってきているイメージです。そしてアリス・レミントンは神原恵弥シリーズのブラックベルベットで少し出てきています。ということはいつか二人が出てくるのだろうか…なんて楽しい妄想をしています。

今回理瀬は少し大人になっていて、麦の海に〜ではまだ早いと言っていたスカートとパールを身に付けた姿で出てきます。貴族のパーティーに招かれたからという理由ももちろんあるのでしょうが、もうそんな年になったのかと少し感慨深くなりました。

カバーイラスト、挿絵は全て北見隆先生です。理瀬シリーズにはやっぱり謎とインパクトのある北見先生の作品が合っています。

とても面白い作品で、ああ、こうなるのか!と最後は驚かされました。取り急ぎ感想を書きましたが、まだまだ読み込めてないところが多いのでもう一度今から読んでみます。
上質なミステリーを読みたい方は、是非この本を読んでみてください。
薔薇のなかの蛇 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)より
4065314593