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シリア・サンクション



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【この小説が収録されている参考書籍】
シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)

シリア・サンクションの評価: 3.78/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(3pt)

印刷が薄い

内容はともかく・・残念なのは印刷文字が薄いことだ。顔を近づけなければ読み取れない。私の視力のせいか?
シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)より
4150414890
No.8:
(4pt)

こういうアクション物は大好きです

登場人物も個性があって素敵です。
アクション物が大好きです。
ストーリーもちょっとアレっと思うことがありましたが楽しい。
ただ、跳ねるようなテンポは感じなかった。
楽しく読めました。
シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)より
4150414890
No.7:
(2pt)

イライラ

ほとんどホワイトハウス内の勢力争い、駆け引きばかり。主人公もどこかで読んだことあるような人物像。
シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)より
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No.6:
(4pt)

女性でも読める

戦争・戦闘ものは避けてましたが、なんと作者ベントレーのスピードあるテンポは読者を飽きさせない作風。 シリア内戦等は現在も度々ニュースで目にするため心痛な思いで読みました。 主人公マットの孤軍奮闘ぶりは、映画化?画像で見てみたいと思いました....(笑) 戦争体験をした軍人の精神の闇など、考えさせられる部分も多々・・・・おもしろかったです。
シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)より
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No.5:
(5pt)

面白い!!

グレイマンを初めて読んだ時の興奮が甦る感じ。次回作も楽しみ!
シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)より
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No.4:
(4pt)

倒れた戦友を敵の手に渡してはならない

「内戦中でさまざまな軍事組織がしのぎを削るシリア」と「大統領選挙を間近に控えた権謀術数渦巻くアメリカ」が巧みに対比されており、その狭間でありとあらゆる最低最悪を背負い込んだDIA要員が単身で人質奪回にむかう、という設定です。

空挺レインジャー出身の主人公はそれでも絶対に諦めずかつての相棒の後方支援を受けながら孤立無援の戦いを進める姿にグイグイ引き込まれてあっという間の560ページでした。単純な「役務忠実型スーパヒーロー」ものにとどまらず、貫かれるヒューマニズムがラストに結実する見事な物語です。
シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)より
4150414890
No.3:
(4pt)

アクション小説というよりスパイ小説(原題:Without Sanction)

シリアにおいて任務に失敗して同僚も大きな傷を負ってしまったドレイク。

以前に関係のあったアセットである科学兵器の開発者からコンタクトがあったことから、再びシリアでの過酷で孤独な任務に挑むことになったが、果たして・・・という話。

ストーリー自体はそれなりにありきたりだが、終始緊張感のある展開。
マーク・グリーニーのグレイマンシリーズと違う点は、アクションシーンが少ないこと(政治的なシーンが多いこと)、と、ユーモア溢れるドレイクの言葉であろうか。
陰謀めいた展開もあり、スリリングな内容となっています。
個人的にはもう少しドンパチが欲しいところだが、空中戦などのシーンもあり最後まで面白く読めた。
ボリュームもあり、読みでもあるので、お勧めの一作です。

シリーズ3までの刊行がアメリカで決まっているようだが、是非読んでみたい。
トムクランシーのジャックライアンシリーズも手掛ける作者の本なので、きっと面白いのではないだろうか。

シリアサンクションという意味不明の題名だが、原題はwithout sanctionで「承認なし」という意味です。
この題名にこそ本作の重要なポイントが込められているのだが。
シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)より
4150414890
No.2:
(4pt)

贖罪の果ての孤軍奮闘、満身創痍

「シリア・サンクション "Without Sanction"」(ドン・ベントレー 早川書房)を読み終えました。思いの外その読書に時間がかかったのは、私自身のスランプによるもの(笑)ですので、ご心配なく。特に、後半は主人公が半端ない追い詰められ方をして行きながらも、そのページ・ターナーとしての価値は申し分ありません。
 舞台は、シリア。アメリカ大統領選投票日4日前。史上初のヒスパニック系現職大統領の再選を望む大統領首席補佐官の思惑に反して、CIAのチームがシリア内、テロリストによる新型化学兵器施設を襲撃します。しかしながら襲撃は失敗。尚且つ、その化学兵器を開発した科学者<アインシュタイン>が、アメリカ側に寝返りたいと言ってきます。
 呼ばれるは、DIA(国防情報局)のオペレーター、マット・ドレイク。彼は、<アインシュタイン>の確保と4名が犠牲になった新型化学兵器のたった一人のサバイヴァーを救出すべくシリアへと潜入します。
 マーク・グリーニーとの比較は無意味だとは思いますが、コート・ジェントリーよりも人間的な「過去」を背負いながらも遥かに過酷なその潜入の道行きには「倒れた戦友を敵の手に渡してはならない」というレインジャー連隊の不文律が何物も砕くことができないダイヤモンドのようにあり続けます。それは、彼自身の「自己隔離」を解き放つための最大の武器として息づいています。
 いくつかのファクターが放り出されたままその物語は終わりを迎えますが、それらはシリーズの今後の展開によって次第に明らかになっていくのでしょう。贖罪の果ての、まさに孤軍奮闘、これほどの満身創痍を迎えながらも任務に殉じようとする何とも男くさい冒険小説に仕上がっていると思います。
シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)より
4150414890
No.1:
(4pt)

ものすごくハードボイルドな上、政治的駆け引きなど盛りだくさん

<グレイマン>シリーズが好きなので読んでみた。
マット・ドレイクは、DIA(国防情報局)作戦本部要員として活躍していたが、3か月前にシリアで資産(アセット)とその家族を助けることができなかったこと、親友がその時に重傷を負って身体障害者になってしまったことで、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったような状態になる。繰り返し幻覚を視るようになり、上肢に痙攣が起こる。そのため休職し、6週間前から愛する妻の居る自宅にも帰っていなかった。
ところが、とうとうDIAに呼び戻される。
課せられた使命は、米国にバイオテロがもたらされる危険があり、その生物兵器開発者がドレイクに接触を希望していることと、捕らわれたCIA準軍事作戦要員を救出することである。
再びシリアへ飛ぶが、陰謀により職を解かれてしまう。それでも目的を果たそうと、単独行動を起こす。
死をも恐れず、ものすごい使命感だ。――その背景には、前回の失策の贖罪の意があった。
次々と障害が待ち受け、外傷を負いぼろぼろになりながらも、信念と根性で立ち向かう。
終盤には、短いながらも「極限状態とはこのこと」と思えるほどのシーンがあった。

並行して、アメリカ国内では4日後に大統領の中間選挙が控えており、何としてでも乗り切ろうと画策する首席補佐官がいて、準主役のように語られる。彼なりの大義があるのだが、それがドレイクの活動にも影響を及ぼすのであった。政治、軍、諜報活動が絡み合い、なかなかのスケールだ。

非常にハードボイルドで、ハードさで言えばグレイマン以上かもしれない。
男同士の友情にはじーんとくるものがあったし、若いIS戦闘員のこともリアルだと思えた。
だが、難点も。
全体的にとにかく冗長だ。反して、首席補佐官の亡くなった妹のいきさつ、彼による現CIA長官への脅迫(?)内容、クライマックスのドレイクの肝心かなめの場面は説明不足だ。野心家のCIA元シリア支局長のことも何とかしてほしかった。
読み応えがあったが、作者のデビュー作とのことで、まだ粗さが感じられる作品でもあった。
シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:シリア・サンクション (ハヤカワ文庫NV)より
4150414890

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