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夢の島
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夢の島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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アイランドスティック 要は大麻が自生する島を巡って争いが起きる話だけど 何か裏や新たな展開があるかと思ったら別にそんな事もなく 普通に大麻が自生する島を巡る争いが起きて終わるだけの小説 序盤で主人公が亡くなったと言われた父親に対して何の関心も持っていなかったのに 中盤から終盤にかけて父親の残した絵や島に執着しだすのも謎だし 意外な真相も何もないからミステリー小説としても微妙 | ||||
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ストーリーが良い | ||||
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ここのところ堅い本が続いていて疲れたので、軽い小説でもと思って読み始めた。 1999年の作品である。 売れないカメラマンのもとに、24年間音信が無かった父の訃報が届く。 その父は売れない絵を描いていた。 その父の形見として、無人島が描かれた絵をもらったことから、主人公の周りに不審なことが連続して起こり始める・・・。 よくできた小説である。 けれども、途中から何だかこの本はずっと以前に読んだことがあるような気がしてきた。 ディテールはまったく覚えていないのだが、ヒッピーたちがその昔、無人島で暮らしていて・・・、というところだけが既視感があるのだ。 しかし、いくら読んでもディテールについては、読んだ記憶が蘇らない。 読んだことを明確に思い出したら読むのはやめよう、と思いつつ、結局、面白いので最後まで読んでしまった。 今までにも途中まで読んで、「この本は読んだぞ」と気づいたことは何度もあるが、最後まで分からなかったのは初めてだ。 いや実は、今までも気づかないままに同じ本を何度も読んでいたのかもしれない。 だって、気づかないのだから、分かる訳がないのだ。 面白かったからよしとするのか、それともこれはヤバいのかw | ||||
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問題なく送ってくださりありがとうございます。 | ||||
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大沢作品のど真ん中といえる内容。登場人物もゲイ、ホステス、 やくざ、麻取などおなじみだ。解説に現役刑事が「大沢作品は よく取材をしてる」とか、麻取のことも「きちんと取材されている」 と書かれている。だから「新宿鮫」をはじめリアリティが生まれるのか。 主人公、ホステスの恋人、ゲイの友人という三角関係も面白い。 大沢作品だなあと感じる。 本作品は主人公が一人称で語っているが、軽いタッチの語り口で はじめ、おや?と思ったが、すぐ引き込まれた。 600ページとボリュームがあるが、サクサク読み進められる。 | ||||
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状況設定は現実離れしていますが、30年まえから現在に至るまでのストーリー展開はさすが。読後、心温まる気分にさせられます。 | ||||
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2歳で別れてから24年もの間音信不通で生死さえ不明だった父の秘密とは。 父の死を知らされたときから、普通の若者だった信一の生活はすべて変わってしまう。父は一体何を遺して死んだのか。父の遺した秘密を求めて不穏な動きを見せる人間たちは何を求めているのか。 作者の初期の作品を思い出させるような軽い文体の作品。主人公がまだ26歳で売れていないカメラマンということで、こういう雰囲気にしたのだろうが、話はテンポよく、登場人物も皆魅力的だ。 それにしても、作者の本にでてくる女性は、ホステスとか風俗とか水商売関係ばかりのような気がする。それ以外は芸能界と不良高校生かな?一般企業勤務OLとかいないのね。別に作品の良し悪しには関係ありませんが、ふと思いました。 | ||||
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私はこの本を読むまでは大沢存昌の本は読んだ事がありませんでした。名前は知っていたのですが。そしてこの本を買ったときが新幹線に乗る前で「暇だし、本でも買うか。」と手に取ったのが本書でした。 新幹線に乗っていたのが2時間30分間でしたが、結局、家についてもこの本を読み続け、一日で読んでしまいました。私の読書習慣というのは夜寝る前にちょっと読むだけでしたが、この本はその記録を大幅に破ってしまいました。 | ||||
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絹田信一は26歳のフリーカメラマン。仕事も少なく、最悪自分のカメラ道具を売ることも考えていた時、見知らぬ女性から電話がかかってくる。電話の内容は信一が2歳の時に別れてから一度も会っていない父親が亡くなったという電話だった。そして信一が父の形見として島が描かれている一枚の絵を貰ったことから、周囲が賑やかになり始めた。知らない人達が次々と信一を訪ね、一流の音楽プロダクションから写真依頼を受けることにもなるのだが、信一を訪ねて来た父親の知り合いが何者かに殺されてから、信一にも危険が迫ることに。父親からの形見の一枚の絵を巡り、殺人が更に起き、その絵の正体を探る者から命を狙われることになった信一は、何時の間にか命を賭けた欲望のゲームの中に入りこんでしまった!……。 本書は最初から最後まで一気に読まされた興奮と感動のサスペンス。主人公の信一が父親の形見として譲り受けた島の絵は、「ドリームアイランド」と呼ばれる伝説の島。その島は無人島で一面大麻が生い茂るという島で、誰もその場所がどこにあるのかすらわからない。その島の在り処を巡り、殺人が起き、信一も巻き込まれるのだが、そこには信一の恋人や友人も巻き込まれてしまい、様々な人物がその夢の島を巡り巨万の富を得ようと命を賭ける。その事件に巻き込まれた信一は、その島の大麻を焼き払うことを考えるが、無人島の島で、次なるゲームが始まる。物語では次々に登場人物が出てくるのだが、その登場人物達も、その「夢の島」に関わる者達ばかり。誰が信一の敵で誰が味方なのかも、読んでいる途中にはわからなかったが、全て「夢の島」によって繋がっており、信一にも次から次へと危険が迫る。それぞれの登場人物の背景は勿論のこと、信一と関わる恋人や友人との関係、誰を信じていいかわからなくなる信一、そして島を巡っての抗争……と次から次へと新しい展開となり、ページをめくるにも全く目が離せない迫力ある展開が最後まで続きます。そしてラストでは驚きの事実が待ち受けており、読後も全く興奮が冷めませんでした。文句なしのお勧め作です! | ||||
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