■スポンサードリンク


雪明かり



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
新装版 雪明かり (講談社文庫)

雪明かりの評価: 4.86/5点 レビュー 22件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.86pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
<<12
No.2:
(5pt)

運命の不思議

藤沢周平短編集の中でも、本書は特に後味やるせない作品が
集められているように思う。
運命とは逆らうことができず受け入れるしかないもの、
そんな感覚が残る。
生き方が左右されるような出来事と遭遇することは、滅多に
あるものではないが、その些細な出来事が心の根幹を
揺さぶることで、人を運命の渦に巻き込んでいくのだろう。
新装版 雪明かり (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 雪明かり (講談社文庫)より
4062755653
No.1:
(5pt)

哀しみと悦びと

私は藤沢周平の小説が大好きで、つい最近無性に読みたくなり、いくつもの短編やシリーズものを読み漁りました。その中でもこの短編集は心に残る話が多かったと思います。
自分の中で最も心に強く残ったのは暁の光という話でした。
サイコロ振りに成り下がった男が、ある日道端で足の悪い女の子が一生懸命に歩く練習する姿を見て、かつて自分が持った堅気の暮らしに対して眩しい憧れの気持ちを持つが、人生は彼を今いるところよりも更に深い闇へと追いやっていく。
人生の哀しさと悦びの両方が心の隙間を通り過ぎていくような物語の集まりだと思います。
新装版 雪明かり (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 雪明かり (講談社文庫)より
4062755653

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!