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翡翠色の海へうたう
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翡翠色の海へうたうの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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辛すぎる内容、だが目を逸らしてはいけない事実。この痛みに対し、今現代に生きる私たちはどのように向かい合うべきなのか。 あまりにヘビーな内容がゆえに読み終えた後は痛烈な虚無感を感じるものの、知らないままではいられなかったので後悔はない。 | ||||
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沖縄で慰安婦にされた方のこと、また、米軍侵攻後の沖縄のこと、詳しく書かれていて勉強になりました。沖縄の慰安婦の方のことは知識が足りなかったと思いました。主人公の慰安婦の女性が本当に素敵な人ですごく感情移入ができました。 | ||||
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「沖縄戦の慰安婦」と重いモチーフではあるが、あっという間に読了。 当事者ではない人間が、この問題をどう捉え、どう描くのかが、本当のメインテーマだと感じた。 参考文献リストに掲載されている本も読みたくなる。 | ||||
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従軍慰安婦とされた半島出身の女性たちに対する日本軍の扱いの醜さをリアルに取材しながらそれを当時にさかのぼって文学化シテいく手法に戸惑うところもあったけれど価値ある作品だった。 | ||||
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今を生きる主人公が、過去の悲惨な事実を知る過程でより今の生が意味あるものに、鮮やかになっていく過程に感動しました。 過去の出来事の描写を読む過程で胸が張り裂けそうでしたが、それらと向き合う事によって過去と今が繋がり、そこから生まれる光に最後は勇気づけられました。本当に素晴らしい書籍です。一生大切にしたい本です。 | ||||
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思いがよく伝わってきて、よかったです。 | ||||
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とても重たいテーマを描きながら、不思議な感慨が残る小説でした。あの戦争当時、帝国陸軍によって中国大陸から沖縄まで「従軍」させられて来た朝鮮人慰安婦たち、軍部によって虐げられ米軍への投降を厳禁される沖縄の民衆たち~それら植民地支配や地域差別などが現代の性暴力・性差別などと「全て繋がっている」ことを、この小説はシンプルな文体・分かりやすい表現でストレートに伝えてくれます。これは、プロの小説家を目指す若い女性の姿と、当時の従軍慰安婦たちの在り様の「メタ構造」になっていますが、この現代の女性には深沢氏自身が多少なりとも投影されているんでしょう。そして、核となる朝鮮人従軍慰安婦~この問題について私が学んできた知識・認識は限られていますが、私にはこの小説での彼女たちの描かれ方は、史実を実にしっかりと踏まえた「フィクションではあるけれど貴重な記述」になっていると思います。 非常に重いテーマを包括的に描きながら、まさに「広くて深い海のような」小説。「乳房のくにで」で母性&ジェンダー問題を一種のエンタメ小説として見事に描いた深沢氏が、新たな境地を開いたとも言えるのではないか?一人のファンとして、そのようにも感じました。おすすめです!(*^^*) | ||||
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