(短編集)

影踏亭の怪談

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評判

影踏亭の怪談の評価:

3.56/5点 レビュー 32件。 D ランク

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平均点3.56pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全49件 21〜40 2/3ページ
No.29
(5pt)

ホラーとミステリーが融合するのではなく並行して存在する構成の妙味

影踏亭の怪談という興味を引くタイトルと、おそらく物語の一場面であろう表紙イラストの雰囲気から面白そうに思えたので購入してみたが、思ったとおり面白かった。
内容としては、主人公である怪談作家の呻木叫子が現代風の心霊スポットやいわくつきの場所で起こる殺人事件を解決していく連作短編(表題作だけは弟が探偵役)だが、いわゆるホラー系のミステリーのように、事件に関わる事実の中に心霊現象としか言えないような不可思議な現象が紛れ込んでいるといったものとは異なり、確かにオカルト的な背景、下地がある場所で、心霊現象になぞらえた殺人事件が起こるが、その事件に心霊現象が干渉するわけではない。
事件は粛々と解決されていくが、それとは別に並行して心霊現象も発生しており、それについては物語に挿入されている呻木叫子の原稿の章に詳しく説明される。
ミステリー要素とホラー要素が同時並行で進んでいく構成が面白く、一気読みしてしまった。
途中の短編では事件だけ解決してホラー要素や背景が置き去りにされて中途半端だなと思ったが、最後の短編である冷凍メロンの怪談で置き去りにされた伏線が回収されて全てがつながるところも凝っていて面白い。
是非とも呻木叫子シリーズとしてシリーズ化してほしいが、本作を読んだ限りではそれは無いのかな。
後、それぞれの短編の結末はドライというか救いはありません。
影踏亭の怪談 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談 (創元推理文庫)より
4488451217
No.28
(5pt)

ホラーとミステリーが融合するのではなく並行して存在する構成の妙味

影踏亭の怪談という興味を引くタイトルと、おそらく物語の一場面であろう表紙イラストの雰囲気から面白そうに思えたので購入してみたが、思ったとおり面白かった。
内容としては、主人公である怪談作家の呻木叫子が現代風の心霊スポットやいわくつきの場所で起こる殺人事件を解決していく連作短編(表題作だけは弟が探偵役)だが、いわゆるホラー系のミステリーのように、事件に関わる事実の中に心霊現象としか言えないような不可思議な現象が紛れ込んでいるといったものとは異なり、確かにオカルト的な背景、下地がある場所で、心霊現象になぞらえた殺人事件が起こるが、その事件に心霊現象が干渉するわけではない。
事件は粛々と解決されていくが、それとは別に並行して心霊現象も発生しており、それについては物語に挿入されている呻木叫子の原稿の章に詳しく説明される。
ミステリー要素とホラー要素が同時並行で進んでいく構成が面白く、一気読みしてしまった。
途中の短編では事件だけ解決してホラー要素や背景が置き去りにされて中途半端だなと思ったが、最後の短編である冷凍メロンの怪談で置き去りにされた伏線が回収されて全てがつながるところも凝っていて面白い。
是非とも呻木叫子シリーズとしてシリーズ化してほしいが、本作を読んだ限りではそれは無いのかな。
後、それぞれの短編の結末はドライというか救いはありません。
影踏亭の怪談 Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談より
448802842X
No.27
(4pt)

予想外のエキセントリックな妙味に魅了されました。面白かったっす。

実話怪談と密室殺人とをブレンドした短篇が四つ。「影踏亭(かげふみてい)の怪談」「朧(おぼろ)トンネルの怪談」「ドロドロ坂の怪談」「冷凍メロンの怪談」を収めた連作ミステリです。

最初のうちはあれこれ読みづらかったんだけど、かなりエキセントリックでぶっ飛んだ真相の妙味と、各話が微妙に繋がっててラストで弾(はじ)ける連作ものならではの仕掛けが面白く、魅了されました。

怪談作家にして謎解き役・呻木叫子(うめき きょうこ)のキャラがまた、妙にインパクトありましたね。〝怪異〟を呼ぶ女・呻木叫子先生の無事を祈るばかりっす。

本書を手にとったのは、怪奇・幻想短篇のアンソロジー〈異形コレクション・シリーズ〉『乗物綺談(のりものきだん)』(光文社文庫)収録の氏の作品「車の軋(きし)る町」の、ひたひたと迫る怖さに惹かれたから。
本書を読み終えた今は、「思いがけない掘り出しもの、見ーぃつけた」てな気分かな。
手にとって読んでみて、良かった!
影踏亭の怪談 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談 (創元推理文庫)より
4488451217
No.26
(4pt)

予想外のエキセントリックな妙味に魅了されました。面白かったっす。

実話怪談と密室殺人とをブレンドした短篇が四つ。「影踏亭(かげふみてい)の怪談」「朧(おぼろ)トンネルの怪談」「ドロドロ坂の怪談」「冷凍メロンの怪談」を収めた連作ミステリです。

最初のうちはあれこれ読みづらかったんだけど、かなりエキセントリックでぶっ飛んだ真相の妙味と、各話が微妙に繋がっててラストで弾(はじ)ける連作ものならではの仕掛けが面白く、魅了されました。

怪談作家にして謎解き役・呻木叫子(うめき きょうこ)のキャラがまた、妙にインパクトありましたね。〝怪異〟を呼ぶ女・呻木叫子先生の無事を祈るばかりっす。

本書を手にとったのは、怪奇・幻想短篇のアンソロジー〈異形コレクション・シリーズ〉『乗物綺談(のりものきだん)』(光文社文庫)収録の氏の作品「車の軋(きし)る町」の、ひたひたと迫る怖さに惹かれたから。
本書を読み終えた今は、「思いがけない掘り出しもの、見ーぃつけた」てな気分かな。
手にとって読んでみて、良かった!
影踏亭の怪談 Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談より
448802842X
No.25
(4pt)

怪談+推理

ホラーとミステリを融合させた作品。怪談としても本格推理としてのトリックなども、驚くほど目新しいものはなかったのだが、それを掛け合わせて連作短編を構成することで、面白いエンタメ作品に仕上げている。これで、雰囲気のある語りや、迫力ある描写など、文章力での練達ぶりが味わえたら、☆5つでもよかったのだが。
影踏亭の怪談 Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談より
448802842X
No.24
(4pt)

怪談+推理

ホラーとミステリを融合させた作品。怪談としても本格推理としてのトリックなども、驚くほど目新しいものはなかったのだが、それを掛け合わせて連作短編を構成することで、面白いエンタメ作品に仕上げている。これで、雰囲気のある語りや、迫力ある描写など、文章力での練達ぶりが味わえたら、☆5つでもよかったのだが。
影踏亭の怪談 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談 (創元推理文庫)より
4488451217
No.23
(5pt)

面白い

怪談➕ミステリーおいしいです
影踏亭の怪談 Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談より
448802842X
No.22
(5pt)

面白い

怪談➕ミステリーおいしいです
影踏亭の怪談 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談 (創元推理文庫)より
4488451217
No.21
(5pt)

怖くて面白い

四つの短編から成るお話しでそれぞれが恐ろしく且つ興味深い内容で、ページを捲る手が止められませんでした。話の核となる謎はしっかりと解かれるのですが、そこに怪異もガッツリと絡んでいて不思議な後読感を味わいました。
ホラーもミステリーも数多く読んできた私には最高の一冊です。
影踏亭の怪談 Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談より
448802842X
No.20
(5pt)

怖くて面白い

四つの短編から成るお話しでそれぞれが恐ろしく且つ興味深い内容で、ページを捲る手が止められませんでした。話の核となる謎はしっかりと解かれるのですが、そこに怪異もガッツリと絡んでいて不思議な後読感を味わいました。
ホラーもミステリーも数多く読んできた私には最高の一冊です。
影踏亭の怪談 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談 (創元推理文庫)より
4488451217
No.19
(5pt)

作者といっしょに怪談を調べる楽しさ

久々におもしろい本を読めて満足。怪談内容もミステリー部分の謎解きも、そう目新しくはないんですが、作者といっしょに怪談を調べに田舎へ出かけているいるような楽しさがあります。実話怪談やほかのホラーには、こういう空気感がなく、途中で馬鹿馬鹿しくなってしまいますが、田舎の家で食事を出されるシーンなんかがなぜだか全体にしっくり溶け込んでいて読ませます。
影踏亭の怪談 Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談より
448802842X
No.18
(5pt)

作者といっしょに怪談を調べる楽しさ

久々におもしろい本を読めて満足。怪談内容もミステリー部分の謎解きも、そう目新しくはないんですが、作者といっしょに怪談を調べに田舎へ出かけているいるような楽しさがあります。実話怪談やほかのホラーには、こういう空気感がなく、途中で馬鹿馬鹿しくなってしまいますが、田舎の家で食事を出されるシーンなんかがなぜだか全体にしっくり溶け込んでいて読ませます。
影踏亭の怪談 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談 (創元推理文庫)より
4488451217
No.17
(5pt)

実話怪談作家が遭遇する「ホラー」と「ミステリ」

アンソロジー『異形コレクション 超常気象』で『星の降る村』を読んで印象に残っていた作家です。
そちらは奇想系という感じだったのですが、こちらは謎解きミステリとホラーが混在する話。
特に本人に霊能力があったりはしませんが、実話怪談作家の呻木叫子が主人公のオカルト探偵モノと言ってよく、私好みの作品でした。
また4編の連作短編集となっているのですが、それぞれに異なる語り手がいて、その合間合間に呻木の原稿の断章が挟まっていくという構成もおもしろかったです。

以下、ちょっとネタバレありの感想です。
怪異が普通に登場し、その怪異の行動論理が紐解かれることもあるのは良いけれど、メインとなる謎はあくまで人間が引き起こした、それもつまらない――という言い方もあれですが、そんな印象――犯罪というタイプの話が続くのは、ちょっと残念だなと思いながら読み進めていました。
ところが、最後の畳み方が実に上手く、読み終えた時の満足感は素晴らしかったです。
最終話でも最初に起こる事件の真相自体はこれまたしょうもないのですが、そこは重要な部分ではありません。
連作短編集を読むときに「こうなってくれると嬉しいな」という、それまでの話すべてが見事につながって一つの大きな物語を浮かび上がらせてくれる構造になっていたのです。
ホラーに軸足の置かれたラストで、正直ここからは続けにくい気がするのですが、シリーズ二作目の長編があるそうなので、そちらもぜひ読んでみたいですね。
影踏亭の怪談 Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談より
448802842X
No.16
(5pt)

実話怪談作家が遭遇する「ホラー」と「ミステリ」

アンソロジー『異形コレクション 超常気象』で『星の降る村』を読んで印象に残っていた作家です。
そちらは奇想系という感じだったのですが、こちらは謎解きミステリとホラーが混在する話。
特に本人に霊能力があったりはしませんが、実話怪談作家の呻木叫子が主人公のオカルト探偵モノと言ってよく、私好みの作品でした。
また4編の連作短編集となっているのですが、それぞれに異なる語り手がいて、その合間合間に呻木の原稿の断章が挟まっていくという構成もおもしろかったです。

以下、ちょっとネタバレありの感想です。
怪異が普通に登場し、その怪異の行動論理が紐解かれることもあるのは良いけれど、メインとなる謎はあくまで人間が引き起こした、それもつまらない――という言い方もあれですが、そんな印象――犯罪というタイプの話が続くのは、ちょっと残念だなと思いながら読み進めていました。
ところが、最後の畳み方が実に上手く、読み終えた時の満足感は素晴らしかったです。
最終話でも最初に起こる事件の真相自体はこれまたしょうもないのですが、そこは重要な部分ではありません。
連作短編集を読むときに「こうなってくれると嬉しいな」という、それまでの話すべてが見事につながって一つの大きな物語を浮かび上がらせてくれる構造になっていたのです。
ホラーに軸足の置かれたラストで、正直ここからは続けにくい気がするのですが、シリーズ二作目の長編があるそうなので、そちらもぜひ読んでみたいですね。
影踏亭の怪談 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談 (創元推理文庫)より
4488451217
No.15
(3pt)

怖くはないが、楽しめます。

昨年出版された同じ著者の『赤虫村の怪談』に対し星1つでこき下ろしたので、こちらも余り期待はしなかったものの、「連作短篇集のようだし、ハズレでもまぁいいか」程度の感覚で手に取った。『赤虫村』では “主人公の名前がふざけ過ぎ(呻木叫子(うめききょうこ))” というのも減点対象にしたけれど、本作を読むとペンネームの由来をちゃんと説明していた。なんだ、そういうことだったの。こちらを初めに読んでいたらよかったんだね。失礼しました。
収録されている4篇はいずれも、一見この世の者ならざる怪異がもたらしたおぞましい惨劇を装いつつ、実はしっかり人間様の仕業でした、というストーリー。事件現場の様相も用いられるトリックも、およそ本格ホラー、本格ミステリとは呼べないが、それが “呻木叫子シリーズ” のスタイルと馴染んでしまえば、まずまず楽しめる。本格モノを期待せず、呻木叫子のキャラクターを楽しむライトノベルと割り切ってしまえばよいのだ。なので、星3つ。
影踏亭の怪談 Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談より
448802842X
No.14
(3pt)

怖くはないが、楽しめます。

昨年出版された同じ著者の『赤虫村の怪談』に対し星1つでこき下ろしたので、こちらも余り期待はしなかったものの、「連作短篇集のようだし、ハズレでもまぁいいか」程度の感覚で手に取った。『赤虫村』では “主人公の名前がふざけ過ぎ(呻木叫子(うめききょうこ))” というのも減点対象にしたけれど、本作を読むとペンネームの由来をちゃんと説明していた。なんだ、そういうことだったの。こちらを初めに読んでいたらよかったんだね。失礼しました。
収録されている4篇はいずれも、一見この世の者ならざる怪異がもたらしたおぞましい惨劇を装いつつ、実はしっかり人間様の仕業でした、というストーリー。事件現場の様相も用いられるトリックも、およそ本格ホラー、本格ミステリとは呼べないが、それが “呻木叫子シリーズ” のスタイルと馴染んでしまえば、まずまず楽しめる。本格モノを期待せず、呻木叫子のキャラクターを楽しむライトノベルと割り切ってしまえばよいのだ。なので、星3つ。
影踏亭の怪談 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談 (創元推理文庫)より
4488451217
No.13
(4pt)

第四話(最終話)で戦慄!

呻木叫子なる怪談作家が怪事件に巻き込まれるストーリー。
短編四本。独立ではなく、最終話でつながる。
第一話から三話まではホラー風ミステリ。
ホラー前提の謎解きがキッチリあって、なるほどと思わせる。
が、第四話はミステリー風ホラー。
一話から三話までを回収したあと、ラストでミステリーをブッ飛ばして戦慄ホラーになる。
(密室トリックが無理)
最終話は読まなきゃ良かったと思うくらい怖い。
はたして、名探偵 呻木先生は生還するのか?
影踏亭の怪談 Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談より
448802842X
No.12
(4pt)

第四話(最終話)で戦慄!

呻木叫子なる怪談作家が怪事件に巻き込まれるストーリー。
短編四本。独立ではなく、最終話でつながる。
第一話から三話まではホラー風ミステリ。
ホラー前提の謎解きがキッチリあって、なるほどと思わせる。
が、第四話はミステリー風ホラー。
一話から三話までを回収したあと、ラストでミステリーをブッ飛ばして戦慄ホラーになる。
(密室トリックが無理)
最終話は読まなきゃ良かったと思うくらい怖い。
はたして、名探偵 呻木先生は生還するのか?
影踏亭の怪談 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談 (創元推理文庫)より
4488451217
No.11
(2pt)

内容は引き込まれるのですが。

作品の内容には、全く問題がなく、むしろ引き込まれます。が、文庫本を購入しました。
他の文庫本と比べても活字が小さくて細く、読み難くて仕方ありません。内容が面白いだけにイライラが募ります。Kindle bookを購入しなかったことを後悔しました。
目の良い人はどうぞ。
影踏亭の怪談 Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談より
448802842X
No.10
(2pt)

内容は引き込まれるのですが。

作品の内容には、全く問題がなく、むしろ引き込まれます。が、文庫本を購入しました。
他の文庫本と比べても活字が小さくて細く、読み難くて仕方ありません。内容が面白いだけにイライラが募ります。Kindle bookを購入しなかったことを後悔しました。
目の良い人はどうぞ。
影踏亭の怪談 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 影踏亭の怪談 (創元推理文庫)より
4488451217