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リフレイン
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リフレインの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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本作はリカシリーズの第六作目になります。 時系列としては、リバース→リフレイン→リハーサル→リカ→リターン→リメンバーの順ですので、最低でもリバースは読んでおいてください。 よりリカの物語を楽しみたい方は、リカ→リターン→リバース→リハーサル→リメンバー→リフレインと発行順で読むのが一番です。 本作では、シリーズ中最も被害者が多いと言われてきた青美看護専門学校が舞台になっています。 メインとなる語り手はリカの同級生である渡会日菜子。物語は彼女が出版した書籍をはじめ、週刊誌の記事、インタビュー、事件を取り上げた書籍の資料など、従来の小説とは異なる構成で、リカ絡みの事件に迫るという作りになっています。 その為、人によっては読みづらいと感じたり、理解が難しいと感じる場合もあります。 一方で小出しに動いていく事件の流れや散りばめられたピースをパズルのように嵌め込んでいくドラマが好きな人には楽しめる作品かと思います。 少なくとも私はこの作品をリカシリーズ最高傑作と評したいです。 本書を一言で例えるなら、正に地獄。これまでもリカの言動に驚かされることは多々ありますしたが、本作での異常性とは比べ物にならないと感じるほど、本作を読み終えた瞬間、感覚が麻痺してしまいます。 その筆頭が、劇中でリカが延々と聴いている曲。ポーラ・ネグリの『マヅルカ』にあるのはまず間違いありません。 隣の部屋からこの歌が繰り返し流れてくる。想像しただけでもゾッとします。ですが、その描写こそが本作の肝でもあるのです。 もしこれから本書を読む、または再読するのであれば、BGMに『マヅルカ』を流しながら聴くことを薦めたいです。 | ||||
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五十嵐貴久は構成が巧みである。今回も誰の告白で、どのような状態であるのが実に、最後まで明かされ無くて、渡会日菜子『祈り』で終始する。渡会日菜子が看護学校全焼の、被害者なのであるかは、はっきりされて おらず、最期には解るようになる。五十嵐貴久は、ここでも大どんでん返しに、積極的なのである。ホラー映画顔負けの、エレベーターの仕掛けで、心胆寒からしめるのも健在だ。『リフレイン』は『リメンバー』と並び賞される傑作だ。 | ||||
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綺麗な本でよかったです。 いつもリカシリーズは欠かさず読んでいますが、相変わらずのスリルでした! 次回も楽しみです! | ||||
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リカの看護学校時代を取材と回想で綴って書かれています。実態がよく見えないところが不気味でこわいです。初めて読む人は他の作品を読んでからのほうがより楽しめると思います。 | ||||
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「リカ」シリーズをすべて読んでいるわけではないが、「リカ」の原点がここにあるような気がする。数奇な生い立ちを経て看護学校に入学してから卒業(実際は火災による生徒、教職員の死亡、その後の廃校により卒業はしていないが)するまで、いわゆる青春時代のリカがここにいる。年代順でいうと2番目。作者も最後に書いているが発行順と年代順に読むと確かに2度美味しい小説だと思う。まだ全体像を把握しているわけではないがすでに若いときから「リカ」の芽は確実に育っていたのだと思わせる。この小説は小説でありながら 「はじめに」もあるように様々な資料をもとに書いているという体をなしていて、本当に「青美看護専門学校火災事件」が起こったことであるかのように思わせられ、思わずネットで検索してしまったくらい リアリティーを持って迫ってくる。これも後書きにあるが、この小説にさらなる怖さを加えているのが リカが看護学校の寮でいつも聞いていた「マズルカ」他のドラマでも使われていたこともあり聞けばあーと思うのはたぶんシニア層だけだと思うが、この曲と小説のマッチングは最高の怖さを醸し出している、読んでYOUTUBEで聞いてみて最怖ワールドが完成する。次回はリカの幼少期、リバースを読んでみよう。「リカ」「リターン」「リバース」「リハーサル」「リメンバー」「リフレイン」タイトルがすべて 「リ」になっていること。これも意図したものなのか・・改めて考えてしまった・・ | ||||
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自分がシリーズ本を集めて買うことが初めてで初本のリカの本をプレゼントしたり、同じ本を何冊も買うのも初めてでほんと五十嵐先生大好きです。インスタもtwitterもフォローしています。次回作も作成中らしいのでまた発売日に絶対買います!!リフレインも当たり前に面白くて速攻読み終えました。 リカシリーズの本は自分の宝物です。 何でこんなにハマってしまっているのか自分でも謎なくらい大好きです。 | ||||
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