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十日えびす 花嵐浮世困話
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十日えびす 花嵐浮世困話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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終盤、ある人物が死にます。 物語的に必然性がありません。まったく、唐突に死にます。 この人物と主人公たちの関係を、これ以上考えるのが嫌になった作者が、書き進めやすいように殺してしまった、という印象です。 もっと露骨に言えば、 「あーっ、もうっ、面倒くさい。こんなの消しちゃえ消しちゃえ」 といった感じで殺してしまったのではないか、という気がするのです。 その人物が死んだ結果、主人公たちの人間関係は、ふりだしに戻ります。 物語とは、出だしより、主人公が人間的に成長したとか、新たな希望を見出すようになったとか、一歩でも二歩でも、何かしらの歩みがあるものだと、私は思います。 しかるに、この物語では、 「いろいろ紆余曲折がありましたが、結局はふりだしに戻りました」 です。 こんなお話に、何の意味があるのでしょうか? 長い、無意味な、井戸端会議に付き合わされたような、徒労感が残るばかりです。 | ||||
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