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じょかい
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じょかいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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井上宮さんの作品のドロドロした感じが、大好きです❤️ありえないようで、どこか日常に潜んでいそうな、人の心の奥底にある、暗〜いものが書かれています。 | ||||
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都市伝説とか好きなら面白く読めると思います。まさか、あの伝説の女性の話と繋がる部分があるとは・・。ハッピーエンドで終わらないのが最高でした。 | ||||
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実際の危機や恐怖に遭難したらそうかもしれない。しかし、それにしても主人公は勇気や覇気がない。脱出力、突破力、レジリエンス、、、そういったものがまるでない。心は常に後方にあり、すぐ倒れる。肉体も同様だ。すぐに動かなくなる。 ゾンビ映画でももう少しましな主人公が出てきそうだ。戦う意思が弱い。とても弱い。 だから最後に◯◯◯に依存することで何とか安定が保たれたのだと思う。 そういった主人公故に読者を最後まで引っ張ることができたのだと思う。作者の勝利ですね。 この本は新聞の書評で見つけて読みました。ホラー小説は久しぶりだったのでその点は良かったです。 | ||||
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これほど文章が上等でエレガントなホラー小説は久々に読みました。 人間の存在自体をもてあそぶようなディティールとイマジネーションの力強さ。 現実の人間関係で、納得できない役割や押し付けに苦しんだ人にはたまらなく怖いはず。 「男と女の役割」や「友人なら当然だろ」とか「同僚ならつきあえよ」といった他人から善意を押しつけられたり要求される気持ち悪さ。 そんなもたれあう人間関係が気持ち良いひとにはおすすめしません。 | ||||
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11年ぶりに母から電話がかかってきた。連絡が取れなくなってしまった兄を心配して、様子を見てくるようにとの一方的な電話だった。 渋々ながら兄の家を訪ねると、そこにいたのは見違えるほど醜く太った兄と、馬鹿馬鹿しいほどでかい黒いマスクをつけている見知らぬ女と子供だった。 子供? 違う、兄は結婚したばかりで子供などいない。しかも、この女は兄の妻ではない。 兄の妻はわたしも良く知っている女性だ。なぜなら彼女はわたしの恋人だったのだから。 親子関係、恋愛、仕事、地道に営んできたはずの日常が「じょかい」に侵食される。 なぜだ、そして誰だ「じょかい」とは。 前作の「ぞぞのむこ」は絶妙なアイディアで軽快に展開していく連作短編集だったが、今回は長編で、じっくりしつこく読ませる作品になっている。 じっくりしつこいホラーなんて、おー怖い。 読後はしばらくは食欲がなくなるので、要注意。 表紙では「馬鹿馬鹿しいほどでかい黒いマスク」をしている「女」の姿を見ることができる。 この絵が不気味で怖い。裏表紙には「子供」もいるよ。 | ||||
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