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愚か者の島
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愚か者の島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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南の孤島で繰り広げられる、わけあり男女たちの生き残りを描いた物語。 序盤から中盤は、サイトウと名乗る指名手配犯、元医師の土岐と自然主義に傾倒した咲良の不倫カップル、引きこもりの息子諒を持つ教師一家、そして不動産会社の社長婦人嘉門とその従者の亀石と阿久津たちの四つ巴ともいえる駆け引きや、それぞれの思惑が入り混じっていて楽しめた。 その均衡が崩れたときに何が起こるのか楽しみに終盤を読んだのだが、緊迫感もなくてわりとあっさりした展開だったのが物足りなかった。 嘉門たちの狙いはすぐに判明するのだが、土岐と咲良の対立や、目立つことを避けたいサイトウの振る舞い、外部の島の杉本医師の対応など、もっと狂気じみた展開を楽しみにしていたのに、当てが外れた。 中盤まで非常にスリリングだったのに、最後はきれいにまとまりすぎてしまった。 | ||||
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