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ロックダウン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ロックダウン (ハーパーBOOKS)

ロックダウンの評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

無駄がない。

訳者あとがきによれば、本書は2005年に書かれたものだというのだが、それにしてはいわゆる「新型コロナウィルス」のあのパンデミックを思い出させるような、すなわちまるであの騒ぎを予見したかのような内容となっている。そんな中で発見された子供の骨が、どこの誰であるのか、そして犯人は誰なのかを主人公の刑事は捜査する。だがロックダウン下のロンドンで、主人公は思うように動けず――という物語であり、それゆえウィルスの流行(鳥インフルエンザの突然変異)は、物語の「状況」のみに止まるかと思えばそうではなくて、最後には言わば「図」と「地」が結合してゆくかのような関連を生じる。とすれば本書の物語には無駄なものは何もない。ただし解決部分があっさりしている印象はある。
ロックダウン (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ロックダウン (ハーパーBOOKS)より
4596541485

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