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涼宮ハルヒの直観



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【この小説が収録されている参考書籍】
涼宮ハルヒの直観 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの直観の評価: 3.64/5点 レビュー 124件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.64pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全124件 61~80 4/7ページ
No.64:
(3pt)

ファンブックです

この作品の良さは「公式から出たハルヒの小説」という点。当時ハルヒに熱中していた、または最近ハルヒにハマった人たちからすると生のハルヒがまた動き出したという感覚に浸れるだろう。

しかし何年も待った挙げ句にハルヒそのものの話が進まないとなったら話は別

9年も待ってこれか、次は?という気持ちが強い。もちろん9年もずっと想っていたわけではないのだがそこまで時間が経つとどうしても美化されてしまう。

覚えている内容だって年月と共に余分なものは記憶から削ぎ落とされて今まで発刊されてきたすべてのハルヒシリーズの内容の中で印象に残っている話しか覚えていない

そんな状態の中、この作品を読んでしまうと今までのシリーズの中でもトップレベルに面白くないと満足できないハードルの高さになってしまっているように思う

実際、読んでみると喜びよりも落胆の方が強かったため過去シリーズと比べると面白さはない。次の新刊もこのレベルだと記憶にとどめておくのも煩わしいなと感じてしまうほど。

ハルヒファンにとっては今回で見切りをつけるかどうか決めることができる作品だと感じたので読む価値はあるのかもしれない。
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No.63:
(5pt)

久しぶりの「再会」。そして忘れる事のできない人々への感謝。

年の暮れも押し迫ってきた頃に、ふと思うことがある人もいらっしゃるでしょう。『そういえば、あの頃一緒に遊んでいた「彼(もしくは彼女)は、今どこで何をしているだろうか。元気で生きているだろうか』と。
 今年の様に未曾有の世界的大混乱の発生により、自分の記憶に刻まれる筈だったイヴェントの殆どが奪われた、なにも無かった年になりかけたところで、まるで「何にも無くは無いよ!」と言わんばかりに『彼等、彼女等』に久しぶりに会えた事は、私にとって大きな喜びとなりました。懐かしさもあり、「相変わらず楽しくやっているな」と、ホッと、心に安堵と平穏を与えてくれました。このシリーズを読んでいると、脳内で京都アニメーション製作「涼宮ハルヒの憂鬱」がCV付きで再生されます(初登場のキャラはイメージのヴォイスですが)。       
 2000年代に、この作品を読まれた方、ハルヒのアニメを観ておられた方、そして新規SOS団入団希望の方で、未読・未購入の方は、どうか手に取って読破して頂きたいです。そして谷川先生、いとうのいぢ先生の「あとがき」にも、目を通してください。
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No.62:
(5pt)

谷川氏の才能は健在、新キャラ登場

2018年のスニーカーレジェンド以来の新作です。本シリーズを常に追いかけている1ファンとしては9年ぶりという感覚はありません。
 私はラノベ読者であり、ミステリー小説はあまり読んだことがないので、ミステリー分野からみて本作がどうなのかはわかりません。ですが、ラノベとしての完成度はものすごさを感じました。谷川流氏の才能は健在だと思います。
 今回は新キャラが登場します。そのキャラはとても魅力的で奥深い!!すでに挿絵が公開されているのでビジュアルから分かってしますかとは思いますが、本作を最後まで読むとさらにこのキャラをよく知りたい、願わくば声がついた姿をTVでも観たい!と思ってしまいました。
 さらに、続巻を匂わせるネタあります。はやく次の巻が読みたいです!次巻楽しみです!!
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No.61:
(4pt)

古泉、お前はしゃべるな

古泉ファンの方、すみません。
久々に読んだからかもしれませんが、彼の会話が読みづらい…!
それを読み進めれば、まあ、いつものハルヒの番外編っぽいお話になります。
ハルヒファンは読んだ方がいいと思いますが、ミステリー色が前面に出てきているので、いつものわちゃわちゃ感を期待していた場合は、好き嫌いが出る作品だと思います。
自分は「谷川先生またハルヒを書いてくれてありがとうございます!」という気持ちが強いので☆4にします。
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No.60:
(3pt)

原作者自身の手による二次創作の様な不思議な違和感。「涼宮ハルヒ」は谷川流の手を離れてしまった存在に?

思えばシリーズ第一巻となる「涼宮ハルヒの憂鬱」を手にした時はまだ2000年代の初頭、2003年だった。その後は4年程順調に巻を重ねていたのだけど、上下巻構成となる「分裂」と「驚愕」の間に4年というかなり大きなブランクが生じてひどく間延びしたシリーズとなってしまった事は否めない。

その後は完全に音沙汰が無くなり「涼宮ハルヒ」は「かつて楽しませてくれた作品」に成ったものと思い込んでいた。しかし「憂鬱」から「驚愕」までの長期ブランクを挟んだ8年を上回る9年半という月日を経て2020年代に入ってしまってから新作発表を迎えるという運びとなり本当に驚いた。

本作の構成は既に他の場所で発表された二編に書下ろしの一編から成っているのだけど、10年近いブランクを挟んで読んだ「涼宮ハルヒ」の新作は何とも奇妙な代物だった事を予め申し上げておく。

SOS団の初詣風景(おそらくは西宮戎がモデル)を描いた「あてずっぽナンバーズ」……これはまあ日常パートといった感じでそれほど違和感なく読めた。が、主人公であるキョンに向けての台詞が少しだけ気になった。

「着物が重いの!うるさいわね、あんたの耳を奥歯で噛むわよ!」

……ハルヒって確かに暴走系ヒロインだったけど、こんな狂暴な台詞を吐いたっけ?

続く短編、90頁に渡って団長不在の中、SOS団の面々が退屈を感じさせれば何を引き起こすか分からないハルヒの為に「学園の七不思議」を仕立て上げる「七不思議オーバータイム」辺りから更に違和感を強く覚えた。

まず違和感を覚えたのはマスコット的存在の朝比奈みくるだったのだけど……みくるというのは事ある毎に「未来人アピール」をするキャラクターだっただろうか?冒頭で古泉が坊主めくりを持ち掛けてくる場面があるのだけれども返す台詞がこれである。

「それはどういう……めくる?坊主……って男の子?……あ、お坊さん!僧侶の事ですね?」

過去の作品を振り返ってみくるが現代文化に疎い、遠い未来からやってきた人物という描写があれば、この場面も違和感なく読めたのだろうが、みくるがこんな反応を返していた場面がついぞ思い付かない。なんだか朝比奈みくるという名を冠した別の人物が現れた様な奇妙な違和感だけが残った。

同じ違和感は長編であり書下ろし作品でもある「鶴屋さんの挑戦」にも引き継がれ、朝比奈みくるはお茶を入れまくり、長門は部室の隅に腰掛けてひたすら本を読み続ける姿が描写される……いや、必要以上に「描写され続ける」。確かに朝比奈みくるは何故かメイド服を着込んでお茶汲みを担当するキャラクターであり、長門は本を読みふけるキャラクターというイメージが強いが、これは本当に過去の作品で谷川流が描いてきた人物像そのままなんだろうか?

頑固オヤジキャラの代名詞、星一徹は何かというとちゃぶ台をひっくり返すキャラクターというイメージが強い一方で「巨人の星」本編ではちゃぶ台をひっくり返す場面なんかほとんど無かった事もよく知られている。アニメのEDで1カットを繰り返し流された事で(しかも厳密に言えば飛雄馬を叩いた弾みでテーブルをひっくり返しただけだったりする)ファンに印象付けられ、アナクロニズムを感じさせる人物をパロディのネタとする際に繰り返し用いられ続けた事で「星一徹=ちゃぶ台返しキャラ」というイメージが染みついたというのが真相らしい。

上で書いた「必死で未来人アピールをしつつ、やたらお茶を汲みまくるみくる」、「見せ付けるかのごとく周りを無視して本を読み耽りまくる長門」……この違和感が「ちゃぶ台をひっくり返しまくる星一徹」に重なってしまうのである。確かに過去の作品を読めばそんな行動をしていた描写も出てくるのだろうけど、作者である谷川流自身がファンの手によって散々玩具にされた「涼宮ハルヒ」、「朝比奈みくる」、「長門有希」の像に引っ張られている部分を否定できないんじゃないだろうか?

京都アニメーションが制作したアニメが印象的なEDもあって爆発的にヒットした事で、2000年代の後半はコミケ会場のどこに行ってもSOS団の三人娘をはじめ鶴屋さんや朝倉涼子といったサブヒロインを目にする事が多かった。その「ハルヒ二次創作文化」の中でハルヒもみくるも長門も谷川流の描いたキャラクター像からすこしずつズレを生じ、星一徹のちゃぶ台返しの様な原作の中から印象に残る部分を誇張された「極端なキャラ」に成り果てて行ったという部分を否定できない。「ハルヒは暴言狂暴娘」「みくると言えばメイド服」「鶴屋さんは変な口調」……といった具合にである。

ここからは想像の域を出ないのだけれども10年ぶりにハルヒの新作を書こうとした谷川流が「はてハルヒは、みくるは、長門は、鶴屋さんはどんなキャラだったっけ?」とブランクの間に描き方を忘れてしまった所があるのではなかろうか?そして思い出したキャラが原作者である自身の手を離れて「ちゃぶ台をひっくり返す星一徹」と化した二次創作に強い影響を受けた、デフォルメされたキャラクターに近付いてしまった……そんな「原作者が二次創作やパロディに引っ張られる」という現象がこの違和感の正体じゃないかと。

多メディア展開され、同人誌文化の題材として大いに持て囃される様な「ヒット作」に恵まれるのは作家として幸福な事なのだろうけど、第一巻刊行から17年が経ちもはや作品が「作者だけの物」とは言えない所まで巨大化してしまった作品は原作者自身から「自分が書いてきた作品がどんなものであったか」を奪い取り、不特定多数によって共有されたイメージを「あながた産み出した作品はキャラクターはこんな風です」と押し付ける、そんな奇妙な現象を産み出してしまうのでは……そんな事を想像するに至った10年ぶりの新作であった。
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No.59:
(5pt)

涼宮ハルヒが好きな人は買うべし。

涼宮ハルヒの直観。首を長〜くして待っていました。涼宮ハルヒが流行った当時を思いながら読むことができました。谷川流先生と編集などスタッフの皆様に感謝です。内容はネタバレになると全然面白くないと考え書きません。涼宮ハルヒが好きな人は購入おすすめです。初回生産リバーシブルカバーのみご参考に写真をアップします。リバーシブルの裏側はこれまでのハルヒと統一色。今の背表紙も嫌いではありませんがご参考になれば幸いです。
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No.58:
(2pt)

ハルヒだから辛うじて読める

数年ぶりのハルヒ新刊という付加価値を取り除いたら星2すら怪しい。驚愕から2ヶ月後に刊行されていれば許せるレベルのクオリティ。
作品的にも前巻で一段落ついたのでもうないかもしれないと思うと悲しい。
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No.57:
(2pt)

キョンという偉大なる語り部

短編、中編はいいのだけれど、長編が酷い。
原作者がアンフェアではないように気を配っているのは分かるのだけど、本格ミステリにおけるフェア、アンフェアの講義が長すぎるのと、鶴屋さんの独特すぎる口調、新キャラも癖のある口調で情報にノイズが入りまくる。
結果、出題内容の面白さに気づく前に、「このメールについて話し合うより、もっと面白いことあるだろ」と思ってしまう。ハルヒもハルヒらしく「そんなこともわからないの?」みたいなことを言うので謎解きのモチベーションも下がるし。
ハルヒたちは楽しいのだろうが、そんなハルヒ達を見てもあまり面白くないのだ。
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No.56:
(1pt)

ハルヒである必然性ゼロです

大好きなシリーズなので、楽しみにしてましたが、面白みのない作者の独りよがりの会話が展開されるだけでした。
私にとってはこの評価です。
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No.55:
(5pt)

ミステリ全振り。そして面白い!

著者があとがきで「やりたかったことを詰め込んだ」と語っているように、書き下ろしの『鶴屋さんの挑戦』は、本格ミステリで度々挿入される「読者への挑戦」をオマージュにした叙述ミステリ形式となっており、今までのシリーズとは趣を異にしています。

キャラクターを通して語られる洪水のような知識もさることながら、ミステリ好きはニヤリとせずにはいられない小ネタが随所に見られ、肝心のトリック部分も唸らずにはいられないほど手が込んでおり、著者のミステリに対する造詣の深さを感じ取ることができます。一体どれほどの読書量なのでしょうか。SFだけでなく、ミステリ作家としも十分通用しますね。

さて、本作はハルヒという作品の核心に触れる内容ではなく、新キャラの登場と、オーパーツやみくるさん関連の未来技術やハルヒの心境についての伏線はあったものの、概ね何気ない日常として描かれています。
季節は高2の夏に移り、キョン達の高校生活も折り返し地点。スタートから17年、いまだ終わりの見えない彼ら(彼女ら)のストーリーはどこへ向かうのか。誰も知りませんし、もしかすると著者も分かってないのかもしれません。ですが、私は待ちたいと思います。

今年30歳、かつて彼らより若く、今は彼らの青春を眩しく見守る者より。
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No.54:
(5pt)

相変わらずのマイペース日常、ここに帰還。

点灯の方が手っ取り早かったので本日最寄り書店のスー●ーブ●クスで購入。序章のあてずっぽナンバーズのキョンの数字をネタにした身勝手想像実に乙。相変わらずのマイペース日常、ここに帰還と言った所。内容を途中までひと通りチラ見しましたが正直なんかデジャブな感じがしないでも。でも9年ぶりにお帰りと言いたいのは心から喜べるので★満点。
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No.53:
(5pt)

面白い

面白いと思う
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No.52:
(5pt)

すごく待ったが、とてもよい

久しぶりであったが、やはり彼らの日常は続いていた。
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No.51:
(5pt)

ハルヒ久しぶり!

みんなハルヒ好きだねえ!
新刊ありがとうございます。ファンってそんなもんだろ。
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No.50:
(4pt)

9年ぶり…は長かったのか、短かったのか

3篇の小説が収録されているものの、新作と言えるのは最後の1篇だけ。あとは雑誌などに掲載していたものを再録したもの。で、内容としてはどうなんだろうか? 最近、といってももう随分になるけど、一時叙述トリックで読ませるラノベが流行ったことがあったよね? 柴村仁の「プシュケの涙」とか、その影響を受けた小川晴央「僕が七不思議になったわけ」とか、最近だったら八重野統摩「ペンギンは空を見上げる」とか…。そういった作品の「洗練」や叙述トリックが明かされた際に読者の情動に与えるウェットな感覚を考えると、はるか以前の「アクロイド殺し」くらいの野暮ったさを感じてしまう。確かにあれを読んだ時の衝撃は凄かったけど(といっても自分にとって、もうかれこれ40年以上以前の話し)、それを今さら言われても…というのが本当のところ。
 でもでも新刊が出て、読めるというのは悪いことではない!とは思う。本作終盤にも書かれてあるとおり、回収されていない伏線があって、作者の頭の中には回収する内容はあるってことは確実なのは読み取れるから…。問題はそれがいつ回収されるのか?ってことだと思う。本作が長き冬眠明けを告げるものであることを願いつつ…。
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No.49:
(5pt)

紙のほうが良かった

全巻Kindleで持ってるので今回もKindleにしましたが、読み返したい場面が多く、電子書籍にしたことを後悔しました。
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No.48:
(5pt)

色褪せていないシリーズ。再始動の兆し?

とても面白く楽しめました。3作の内1作のみが書き下ろしでしたが、私は他の2作も未読だったので新鮮に味わえました。
1本目はハルヒとキョンのラブコメはやはりいいなぁと感じると共に、SOS団の日常を1番純粋に楽しむことが出来たように思います。
2本目はハルヒがいない4人でハルヒ対策会議をする…という何度もあった展開(安定感のある)でした。普通です。
3本目は他の方が仰っている通り、前編ともいえる推理小説談義は少々長くは感じましたが、私自身は興味を持てたので言及された作品を検索しながら小泉達のリアクションの意味を理解する、という過程はことのほか楽しいものでした。後編の鶴屋さんからの挑戦もしっかりと面白かったです。個人的に鶴屋さんの挑戦を真っ向から受けて立つよりは(それももちろん面白いですが)、キョンのようにぼんやりとした回答を持ちながらページをめくるのがオススメです。
3作どれも物語自体は進まないのですが、最後に『チェーホフの銃』というフレーズが強調されて、謎のオーパーツ等(広げた風呂敷)が言及されたのが笑ってしまうと同時に、長年の読者として嬉しく思いました。先生、期待しています。
昔ハルヒを好きだった人には是非読んでほしい一冊です。私はこれを読んだことにより、久しぶりに本棚の奥からハルヒを引っ張りだして読みなおすきっかけとなりました。本作『涼宮ハルヒの直観』はカバーを裏返して本棚に飾っておきたいと思います、続刊のスペースを空けながら。
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No.47:
(5pt)

これで良い!

ただただ楽しく読ませてもらいました!
次巻はシリアス展開でしょうか?
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No.46:
(3pt)

休筆中の作者がミステリー小説に嵌っていたのが分かる作品

約10年振りのハルヒシリーズを首を長くして待っていましたが、素直な感想は期待外れのストーリーでした。
休筆中の作者がミステリー小説を読みふけり、自分の中でのアンサーを発表する場がハルヒだったとしか思えない内容です。
収録作品を順番に読めば違和感なく作者の仕掛けに嵌りますが、書き下ろしの「鶴屋さんの挑戦」から先に読んでしまうと、共犯者が判りやすくなってしまう点は何だかな〜って感じ。
それでも久々の谷川流先生の文体を味わえたのと、未回収伏線の1つ(オーパーツ)に触れらていた点を評価して☆3つです。
作者のやる気が今ひとつなので続編があるのか分かりませんが、気長に待つことにします。
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404110792X
No.45:
(5pt)

推理小説でしたね!

SF×推理小説
面白い!
こんだけ面白い文章書けるんだからもっといっぱい書いてよ。
ハルヒじゃなくてもいいからさ
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