シャングリラ病原体
評判
シャングリラ病原体の評価:
3.57/5点 レビュー 14件。 B ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1〜5 1/1ページ
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シャングリラ病原体の評価:
3.57/5点 レビュー 14件。 B ランク
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そこそこ専門的でおもしろいのですが・・
個人的には今ひとつ・・・。
まず、翻訳が少々ぎこちないこと。
それから、未知の病原体を扱い、対処する人々が科学者と政治家ばかりで、なんだか国際会議上での言葉のやり取りだけが延々と書かれているような気がしてしまうこと。
政治家のセリフは、ひとつずつに括弧書きが付いていて
建前と本音が書き分けがあり、
「政治家というのは、普通の会話でも自分に不利にならないように、
後で責任を取らなくてもいいように、
こんなややこしい言い回しばかり考えているんだ!」と呆然とさせられますが、
それが興味深いと同時に、娯楽作品としてみると、くどい感じを受けます。
あまりにも同じような駆け引きの表現ばかり出てくるもので。
途中で思ったのですが、タイトルが病原体名なこと、
(原題は「アイス・エイジ」ですが)
最初に出てくるシーンが、病原体に感染して死亡してしまった人たちの描写なことなどから、
なんとなくたとえば瀬名秀明作品のようなサイエンス・スリラー風を
期待してしまったのだと思います。
人類を滅亡させてしまうかもしれない未知の病原菌を前にして、
なんで登場人物はメンツや出世のことしか頭になく、
政治家も科学者も他の国を出し抜くことしか考えていないのか?
それとも、わざとそれを皮肉に描こうと意図した作品なのか?と考えてしまいました。
フリーマントルが描きたかったのは、病原菌を前に危機を迎えた人類というよりは
国際政治の裏舞台での駆け引きだった?
個人的には、なんだか消化不良で終わってしまった読後感でした。