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吹上奇譚 第一話 ミミとこだち
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吹上奇譚 第一話 ミミとこだちの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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| 吉本ばななさんの作品には決してブレない芯のようなものがあり、どの作品においてもそこを大事に描いています。 よく「吉本ばななの作品ははどれもそっくり。同じようなのばっかり」と言われるのは、だからです。 ばななさんが大事にしてるこの思いに寄り添えるかどうかで、ばななワールドを楽しめる人かどうかが決まります。 私にとっては読み逃したくない素敵な表現の多く、作品からは得るものと心の充実度が大きい作家さんです。 今回、いちばんズキンと来たのは、80ページの 「別れた恋人に届け物があってあと一回だけ会える、そんなときにはかない望みが苦しい喜びをもたらす」って部分。 せつなさが沁みました。 キャラクターたちの個性・内に抱える悲しみや力強さ、 そのひとつひとつがばななさんの作品らしさにあふれてて、たまらなく愛おしい。 もはやストーリー云々ではなく、感覚で心を揺さぶられる。 吉本ばななの小説って、そういうものだと思っています。 | ||||
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| 深い洞察の蓄積から生まれた,特別な作品の一つだと思います。人間という存在の意味や幸せとは?ということについて考えるヒントがたくさん詰まっているように感じます。身近なことで誰もが見過ごしがちな,人間にとって大切なことがさりげなくく書いてあります。ファンタジー上にも係わらず,登場人物達が,もの凄いリアリティを伴って描かれています。 続編をゆっくり待ちたいと思います。 何度も読み直すことで,その都度気がつかなかった大事なことを発見するような気がします。 映画化も楽しみな作品です。 | ||||
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| 初期の頃の作品は好きだったけれど、最近はどうも、、全部同じような内容で、読んだのか 読んでいないのかも思い出せない印象のものが多くて。そんな中で、この「吹上奇譚」は 割と良かったかな、、続きがどうなるかも気になるし。 きっと吉本ばななさんの書きたい事の芯はずっと同じで、そこに惹かれるから読んでしまうんだろうな。 | ||||
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