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吹上奇譚 第一話 ミミとこだち
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吹上奇譚 第一話 ミミとこだちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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読みはじめてすぐ、私の中の心の澱みがハイスピードで浄化されていく感覚があった。 ミミとこだち、誰かを想うキモチ、突然やってくる抗えない変化。 音も聞こえないくらい集中して読みきった。 すぐに2巻目を買いに走った(笑) | ||||
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何が正解で何が間違いかはわからないけれども、自分の心が嘘をつかず生きられる方がずっと幸せで、丁寧に心を込めて生きるということ。ばななさんの本は日常の中でつい忘れてしまうそういうことを思い出させてくれる。一見、親しみやすいくだけた文章の連なる物語の中には英知に富む"教え"のようなものが散りばめてあり、何度でも読み返したくなる。優しくてキュートでぽわぽわしているのにパワフルで芯がある、ユーモラスで心に沁みる、万能薬みたいな作品です。 | ||||
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ファンタズムをモデルにしていると冒頭にあったので、読む前にその映画を観ました。 ベースは同じでもやっぱり吉本ばななの独特の視点、切り取り方でまた癒しをもらいました。 コロナで家篭りでしたがお散歩に出かけれたような気持ちです。 いつも素敵な本を世の中に送り出してくれてありがとうございます。 これからも楽しみに、他の本も読みながら待っています。 | ||||
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読んでいる途中、ずっと心が温まります。読み終わるとまだまだ読んでいたい気持ちになる作品です。 | ||||
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読み終わりがどんよりする暗い重い、感情が8割ぐらいの ここ最近のパターンの小説だったらやだなと思いつつ 恐る恐る買って読んだらすごく良かったのでレビューをあげたくなりました。 不思議な世界観は、今までの小説の「王国シリーズ」や「みずうみ」、「悲しい予感」に似た 気付きや目覚めといった感じで、久しぶりにワクワクしながら読みました。 (小説好きになったきっかけの「キッチン」の時の勢いも感じました) 終わり方も、いつもなら「はい、この先は主人公たちのみが知る物語です」のところで終わるのですが 今回は消化不良にならずみっちり描いてあったので大満足でした。 最初のうちは少しだけテンポが遅いですが、その分その後の展開が劇的にみえて 一気読みしてしまいました。 出てくる登場人物もそれぞれ魅力的だったんですが、唯一寝たきりのお母さんの人物像に あまり魅力を感じませんでした。 チャーミングで、さすが双子さんの遺伝子みたいなエピソードがもう少しあったら 終盤もっと感情移入ができたかも知れません。 またしばらくしたら読み返そうと思います。 とても良いお話でした。 | ||||
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よしもとばななさんらしい本で、ほっとします。 ところどころ、この世の真理みたいなところがチラチラ光るような感じです。 何度も読み直しては、光を見つけ直なおしたくなる本です | ||||
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あまりにリアルな話だったら、読めない気分・・・と思ってたところ、ファンタジーですいすい読みました。 私の実家の家系図の謎部分も、もしかしたら・・・?! | ||||
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よしもとばななさんの作品はどれも大好きですが、やはり小説がおもしろいです。ここまでファンタジーな作品は過去にあまりなかったと思うのですが、やはりとても面白いと思いました。そして元気になりました。2巻以降も楽しみです | ||||
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I love this Banana’s story and got energy to live in the beautiful world. | ||||
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(★注意 小説の内容を一部引用しています) 吉本ばななさんの小説やエッセイはほぼ読んでいると思います。今まで、そこからいろいろなものを得てきたと思います。 ただ、小説の主人公に共感して読んだことは一度もありません。(だからダメということではなく、単に事実として。)ばななさんの小説の主人公は、愛されて育ってきて性格も良く、ついでに言えばルックスも普通以上で、しかし今は不遇な状態にいるが、人や自然との関わりを経て回復していくということが多いです。この小説の主人公も、「私の人生は(略)いつも最高に輝かしいものでした。どの日のことも、思い出すだけで一日一日が愛おしく、良き会話やすばらしい偶然や温かさに満ちていたように思います。」「私は愛されて育ってきたし、(以下略)」「丸出しでいいんです。(自分の考えていることがそのまま出てしまうことについて)」などと言っています。私はこういう発言ができるように育っていないので(なかなか劣悪な環境で生き延びてきたし、いつも人に知られては困るような汚くずるいことを考えている)、もうこの時点で(私とは全くタイプの違う人の物語)と思って読むことになるのです。それはそれで得るものはありますが。 ばななさんの小説の主人公に共感できる、自分のことみたい、と思って読める人は幸せだな、と思います。ばななさんが、愛されて育ってこなかった(あるいはそう感じるのが難しい育ち方をしてきた)、きれいでもかわいくもなく、汚くずるい考えを持っていて、人とも関係を築けないような人間のお話を書くことはないでしょうから…。 | ||||
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ばななさんの世界観が好き。町が所々『哀しい予感』に似ていて好きです。海辺、霧、濃い緑、姉妹、気味の悪い部分(笑)。キャラクター一人一人が好きになります。ストーリーは一部、怖いんだけど、心温まる家族やアイテムたちで潤います。 一気に読んだので、また読み返したくなりました。 | ||||
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ばななさんの本の中で大好きなのはアムリタ、哀しい予感、キッチン、つぐみ。 何度も読み返しています。 好みもあり、私の中ではそれらと同じくらい好きまではなりませんでしたが 第二話もあるとの事で期待しています。 | ||||
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買ってから何度も読んでは味わっています。心の深い部分にそっと届いて温めてくれる物語。 | ||||
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とっても読みたかったので、手元に届いて凄く嬉しく満足しています。 心が弱った時に凄く吉本先生の本が読みたくなります。 言葉にできない想いが綴られいるから❣️ | ||||
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読んでよかった、と、読み終える前から感じました。いつも、読み終えた本はたいてい手放すのですが、この本は、バイブルのように、ずっと手元に置いておきたいと思う。 内容紹介に、「哲学ホラー」と書いてあったため、最初買うのを躊躇したのですが、私は、この小説をホラーとは全く感じませんでした。フィクションが苦手で、小説はほとんど読みませんが、この話は、ノンフィクションのような感覚で読みました。 「読んだ人の心に命の水のように染み込んで、 魔法をもたらすような秘密の書き方をしています。」という言葉通り、この本を読んで、心に力をもらえる人が、私以外にも沢山いるんじゃないかな、と思います。 | ||||
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ばななさんの作品はとても好きで、どれも読んでいます。私の場合、好きな作家の中でもこれは合わないという作品は結構あるものですが、吉本ばななさんは今まで「面白くなかった」というのがありませんでした。今までは、日常の中にちょっとしたファンタジー入り込む作品が多かったのですが、この作品は丸々すべてが異世界というかファンタジーであり、過去のどの作品とも少し違うなと思いました。しかし、相変わらず、作品の中で、誰かが亡くなり、死者を悼むというテーマは普遍的で、私はSFなどは苦手な分野なのですが、異世界から来た登場人物がいてもすごく楽しめました。どんな世界を描かれていても、ばななさんの作品だとスーッとその世界に入っていけます。きっと文章が分かりやすく、説得力があるのでしょうね。それでいて押しつけがましくなく、淡々としている中に情熱があります。そして、ものすごく深い。これからもまた新刊も出るらしく、楽しみにしています。 | ||||
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作者の本ではアムリタが一番好きでしたが、2000年代以降は読んでもあまりピンと来ない本が多く、長い間すっかり遠ざかっていました。他の人のレビューを見ても同じような人がどうやらたくさんいたらしいことがわかりました。 独立した長編というにはやや物足りない長さですが、読み物としてはとても楽しめました。出だしの占い師の描写などは、真に迫るものがあり、本当にこういう占い師がどこかにいるんじゃないかと思うくらいです。実際に自分でも占い師や、サイキック・リーダーに見てもらったことがありますが、まさにこういう感じなところがあり、「そうそう!」と言う感じでした。この冒頭でぐっと引き込まれたのと、昏睡状態の人を身近に知っていることもあって、後はどんどんと作品世界に入り込み、読み終わったのが残念に感じました。続編を楽しみに待ちましょう。 80年代から、90年代始めにかけては、村上春樹か、よしもとばななか、という二大人気作家の感がありましたが、いつの間にか村上春樹ばかり有名になりました。ちょっと寂しいと感じていましたから、本作を機に再び並び称されるくらいの存在感を示してくれると嬉しいなと思います。 | ||||
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ネタバレになるのかな〜? いや震えてしまいました。 夜にカバーを外して表紙を見てください。 こんなところにもビックリする仕掛けがあったとは! (追)そういえば、最初に本を手にした時「カバーの丈が本体よりも少し短いんじゃないかな?」 と思いつつも特に気にもせず、ほかの積んである本との比較もしないで持ち帰りました。 ぼくのは3mm短いでした。 さて、続編の仕掛けは何だろうね? | ||||
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あとがきに「私がファンタジーを書くなんて・・・」とありますが、 自分は、著者の作品は全て「ファンタジー」「スピリチャル」として ワクワクしながら楽しんで感動して読んで癒されてきました。 本作は、まさに著者の真骨頂!もって生まれた創作能力、 人の心を癒し救ってくれる「救世文学」の賜物だと感じています。 これこそが「吉本ばなな文学」だと思います。 「スウィート・ヒアアフター」のような超絶スピリチャルファンタジーに 継いで、素晴らしいシリーズになると予感しています。 主人公がその素晴らしい能力に気付かなかったように、 もしかしたら、著者は、自分の本当の創作能力を隠し続けて きたのかもしれません・・・いつも、少しづづ溢れていましたが・・・。 本当に素敵な素晴らしいスピリチャルファンタジーです。 きっと、著者が望むように、若い世代の読者に必ず引き継がれて いく文学になると確信します。 このような作品がどんどん創作されていくことを望みます。 | ||||
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吉本ばななさんの作品には決してブレない芯のようなものがあり、どの作品においてもそこを大事に描いています。 よく「吉本ばななの作品ははどれもそっくり。同じようなのばっかり」と言われるのは、だからです。 ばななさんが大事にしてるこの思いに寄り添えるかどうかで、ばななワールドを楽しめる人かどうかが決まります。 私にとっては読み逃したくない素敵な表現の多く、作品からは得るものと心の充実度が大きい作家さんです。 今回、いちばんズキンと来たのは、80ページの 「別れた恋人に届け物があってあと一回だけ会える、そんなときにはかない望みが苦しい喜びをもたらす」って部分。 せつなさが沁みました。 キャラクターたちの個性・内に抱える悲しみや力強さ、 そのひとつひとつがばななさんの作品らしさにあふれてて、たまらなく愛おしい。 もはやストーリー云々ではなく、感覚で心を揺さぶられる。 吉本ばななの小説って、そういうものだと思っています。 | ||||
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