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(短編集)

探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる



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探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくるの評価: 3.86/5点 レビュー 14件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

アイデアはよいが

カバーと登場人物一覧だけからノックスの十戒を駆使して犯人を類推するという第二編のアイデアはたしかに面白い。しかし、発想が良いだけで料理の仕方はいまいち。単純な消去法が主で、最後に至ってもはっとするロジックのアクロバットがなく、地味に終わってしまう。
このアイデア、他のミステリ作家に書いてみてほしい。
探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)Amazon書評・レビュー:探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)より
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No.1:
(3pt)

楽しげな放課後の謎解きミーティング

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

ゴタゴタの学園の謎,そこにドタバタのラブコメと,モヤモヤの青春物語を交えた一冊.

謎自体はそこまで難しくはなく,血なまぐさくもない,軽めのものとなっていますが,
『お約束』を逆手に取る面白い発想もあるなど,ただのライトミステリとは違う印象で,
同じ学校ながらも,休み時間とは似て異なる,放課後の謎解きミーティングが楽しげです.

また,地味な探偵くんが,戸惑いつつも双子の美少女姉妹と距離を縮めていく様子や,
姉妹は姉妹で,彼と探偵ごっこを続ける内に,正反対の姉(妹)に浮かぶ苛立ちと憧れ,
さらには…と,新たな気付きやまさかの思いなど,様々な表情を見せるのが良かったです.

反面,少年が抱える事情は,次以降のこととしても,重く匂わせたほどの広がりはなく,
文章の方も,伝わりづらいたとえや言い回しなど,ちょっとクセがあるように感じました.

このほか,姉妹が胸の内を漏らすエピローグは,いささか長めでダレたことに加えて,
あれもこれもと語らせすぎで,そこはもう少し本編でスマートに見せて欲しかったです.
挿絵も今ひとつ魅力には乏しく,プロローグでのそれは姉妹の位置が左右で逆なのでは…?
探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)Amazon書評・レビュー:探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)より
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