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(短編集)
探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる
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探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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多分一卵性?の双子なのに性格は真逆という二人の山田さんと学校内の事件を解決する話。タイトルだと山田さんがホームズで主人公はワトソン君みたいですが、意外とワトソン君の推理も冴えてます。学校内の事件なので死人が出たりはしませんが、ちょっとした謎解きとしてワクワク感はありました。凸凹コンビの山田さんたちのいざこざなんかもあったりしてストーリーの盛り上げも十分。 | ||||
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思った以上にきちんとした推理小説だった。 クラスメイトや教員からもちこまれる「事件」を、主人公+双子の姉妹が解決していく。完全な思考実験/安楽椅子探偵タイプで、3人で会話をくりひろげるなかで事件がするすると解けていく。 3話が収められており、彼氏の浮気疑惑の調査、結末の分からない推理小説の真相を突き止める、絵画の破損事件という内容。 いずれもきちんと考えられた「謎」で、するすると解決するカタルシスも心地よい。 なかでも、推理小説のカバー見返しにある登場人物紹介だけから犯人+動機を突き止めてしまう「史上最薄殺人事件」がよくできている。メタ的な要素も含みつつ、きちんと納得できる結末。すれっからしのミステリ読みをも満足させるだろう。 | ||||
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氷菓など好きな人は好きだと思います。 ラノベの日常ミステリーものは今は競合ないので期待してます。 | ||||
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とても良い。 謎解きも楽しく軽く読めます。 それより推したいのはキャラの良さ。特に描写が良いですね。 設定も含めて作者は間違いなく作者は狙ってるんですが。 双子の山田姉妹はやりとりするのに主人公の戸村くんが間に挟まっています。 物の受け渡しも含めてやりとりをするのに戸村くんに近づきます。距離が近い。 会話もいいんですが、ちょっとした動作も含めたキャラの描き方がめちゃめちゃ上手いです。 好き。 | ||||
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小説ですから、一番大事なのは「読み手が楽しめること」 で、私はこれのどこが面白いのか分かりませんでした。 レビューの高評価って何なんだろうって、今更ながらに思いましたね。 とりあえず、サンプルを必ず読んでみてくださいね。 | ||||
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地味ですけど、出来のよいライトミステリー。放課後にちょっとした日常の謎をとくミステリー。 なぞそのものはちょっとしたものですが、解き方そのものは手が込んでいて良作です。 作中で触れられていますが、富士見ミステリー文庫ぽい感じが強いです。 短編連話形式で、謎をときながら、山田姉妹との心の交流も描いていて、そこもよいです。文芸部シリーズぽいかな。 ミステリーファンとしては、ミステリー要素のあるラノベとして満足でき、期待したい作品でした。 | ||||
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双子と探偵君の掛け合いがとても良かった。 基本的にイヤな話がないのであっさり読めるのも高評価。 | ||||
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ライトノベルにはミステリを標榜しているにもかかわらず冒険小説だったり謎解き自体がおざなりだったりするものが多いです。 これもそんな感じなのかなと思いながら購入しましたが予想は外れました。このミステリラノベは面白いです。 この物語は謎が主人公に持ち込まれてヒロイン二人と議論しながら正解に辿り着くという構成となっております。ヒロインの片方が知識担当、もう片方が発想担当と役割が分担され、主人公は彼女らの間を取り持って推理を組み立てていきますが、その過程も面白く描写されていて良かったです。 また一冊としての構成も良いと思います。短編連作ではあるのですが一本の軸として主人公と山田姉妹の関係や姉妹同士の関係が描かれ『探偵業』を通じての心境の変化が丁寧でラブコメとしても読めました。 そしてそのラブコメ要素を楽しませる仕掛けがこの物語には仕組まれていると私は感じました。短編連作や短編集というのは一話、二話・・・というように話数を重ねていくものですが、そうすると一話が終わったあと手を止めて明日読もうということができてしまいます。それ自体は別に悪いことではないのですが、恐らく作者さんは一気に読んでもらいたいと考えたのではないでしょうか? 目次を読んでもらえれば分かりますが、この本は話数の間に挟まれる『エピローグ○、そしてプロローグ△.』(○△には数字が入ります)というお話を地続きにする書き方をされています。それでいて謎が解かれれば一話としての区切りは付けられるので上手い構造をしているなあと感じました。つまり一週目は一気読みして謎とラブコメ両方を楽しみ、二週目は謎単体でも楽しめるという配慮がなされています。私にはそれが新鮮に映り楽しめました。 次巻が発売されるのであればまた購入したいと思います。楽しいライトノベルですので購入を迷われている方も是非いかがでしょうか。 | ||||
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悪人が出てこない放課後探偵ストーリー。日常の謎を解きながら登場人物たちの関係が深まる様子を眺める、そんなお話で気楽に読めます。ラノベは作家によっては文章に癖があって読む事自体が苦痛になることがありますが、この作者の文章は読み易いと感じました。続きが出るなら是非購入したいと思います。 | ||||
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カバーと登場人物一覧だけからノックスの十戒を駆使して犯人を類推するという第二編のアイデアはたしかに面白い。しかし、発想が良いだけで料理の仕方はいまいち。単純な消去法が主で、最後に至ってもはっとするロジックのアクロバットがなく、地味に終わってしまう。 このアイデア、他のミステリ作家に書いてみてほしい。 | ||||
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ネットにてノックスの十戒を利用した推理について評判だったので気になって購入。 確かにその点は面白いアイデアだなと思いました。本の中身、ストーリーわからないけど登場人物だけで推理するところ。いいと思う。 でも誇張ではなく飛ばした。斜め読みではなく読まなかった。面白くなかった。浮気調査の話だけ読んだうえでのレビューになってしまう。 小説って事実を並べてればいいわけではないです。それじゃ歴史の授業です。フィクションだから歴史でもないですけど。会話形式で事実を並べられても同じことですから。読者にわかりやすいように黒板にまとめを書くシーンも同じです。まとまってわかりやすくはなるけどそれを読む気にもならなかった。つまり、単調になっておもしろくない。会話でそれを読者に読ませる(魅せる)技術がないからだと思いました。 本格派学園ミステリーラブコメって書いてありましたが、本格にしようとしてる感が拭えない。日常の謎なのかこれ。結局やりたいのはどっちなんだ? そういう意味では「探偵はもう死んでいる」と同じだが、こっちはちゃんと推理するのでそういうのが好きな人にはいいのではないでしょうか。あっちはジャンルにとらわれないとか言ってめちゃくちゃやってるんで。 あと主人公が女の子に寄りかかられてそれをどかすまでのくだり、心理描写が長く率直に気持ち悪かった。 ただのエロガキという印象。 探偵の女の子を魅力的に見せたいのでしょうが、主人公が没個性すぎる。これは誰のお話で誰に感情移入すればいいのでしょうか。ラノベ読むやつはこんな感じだろってことなのだろうか。よくわからない。 全部読まずにレビューするのも申し訳ないですが、全部読めない程度の作品でしたと言わざるを得ない。最後まで読んだらカタルシスもあるのかもしれませんが、それに期待する気にもならなかった。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります ゴタゴタの学園の謎,そこにドタバタのラブコメと,モヤモヤの青春物語を交えた一冊. 謎自体はそこまで難しくはなく,血なまぐさくもない,軽めのものとなっていますが, 『お約束』を逆手に取る面白い発想もあるなど,ただのライトミステリとは違う印象で, 同じ学校ながらも,休み時間とは似て異なる,放課後の謎解きミーティングが楽しげです. また,地味な探偵くんが,戸惑いつつも双子の美少女姉妹と距離を縮めていく様子や, 姉妹は姉妹で,彼と探偵ごっこを続ける内に,正反対の姉(妹)に浮かぶ苛立ちと憧れ, さらには…と,新たな気付きやまさかの思いなど,様々な表情を見せるのが良かったです. 反面,少年が抱える事情は,次以降のこととしても,重く匂わせたほどの広がりはなく, 文章の方も,伝わりづらいたとえや言い回しなど,ちょっとクセがあるように感じました. このほか,姉妹が胸の内を漏らすエピローグは,いささか長めでダレたことに加えて, あれもこれもと語らせすぎで,そこはもう少し本編でスマートに見せて欲しかったです. 挿絵も今ひとつ魅力には乏しく,プロローグでのそれは姉妹の位置が左右で逆なのでは…? | ||||
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探偵はもう死んでいるだっけ?あれ読んだときはすごかったね、推理とみせかけてSFみたいな感じだったし この小説は適度に優しい推理をちゃんとやってるから、まあ推理小説って軸がずれてないのがいいよね あとこれはあんま評価には関係ないけど推理パートのやりかたが青崎有吾に少し似てるのが個人的には良かった | ||||
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「子ひつじ~」で言うと国語テストのような理詰めな感じのはなく、どちらかというと水泳部のとかに近いです。 推理ものとしては期待せず、あとがきにもある通り「教室の隅っこで謎解きに挑む少年少女のジュブナイルとして 気軽に」読むのが正解かと思います。私としては、作者さんのいつも通りの丁寧な心理描写に引き込まれました。 前作は残念ながら一巻で刊行が止まってしまいましたが(作者さんのHPで丸々一巻分の補巻が公開されています。 こちらもおすすめ)、今作は続きの気になる終わり方になっていることもあり、無事続刊してくれると嬉しいです。 | ||||
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