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夏の騎士
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夏の騎士の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全497件 261~280 14/25ページ
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長文失礼します。 昔語りを聞かされる形で読んでいくのだけれど、語り部の人物像や何故語っているのかが分からないまま「作り物めいた回想録」を聞かされる。 何故こんなに?という程挟まれる「この時は知る由もなかった」「これが後に〜」「まさかそんなことになろうとは」に、なんか語り部が気持ち悪いなぁと思い始めた。 エピローグで思い知らされた。完全に自己陶酔し、イキリ顔で昔語りしてたんだと。。。 こどものひと夏の冒険!素敵な作品に違いないだろうと思ったけど違った。 こども向けとしても大人が読むにしても微妙。もしどちらかにターゲットを絞っていたなら星3にはしていた。 自分の好きな作品で申し訳ないけれど、ズッコケシリーズ然り。森見登美彦、ペンギン・ハイウェイ然り。山田詠美、風葬の教室然り。椰月美智子、十二歳然り。湯本香樹実、夏の庭然り。宮本輝、泥の河然り。八束澄子、私の好きな人然り。 こども視点での冒険譚や、成長の物語は沢山ある。上記作品にはどうしようもない運命や困難や悲劇があり、しっかり向き合っている。それでもなお解決出来なかったりする。ズッコケシリーズですら、身近な人の死や恋する人との別れ等とこども心に響いたものがあった。 だからこそ何度も読み返して、「読み手自身が回想する」事で物語のさらなる魅力に気づくのだ。 夏の騎士にはそれがない。自己陶酔した他人の回想録を何度も読むわけがない。 登場人物みんな「やればできてしまう」人間ばかり。 こども達に降りかかる困難も作者の作った奇跡(伏線にもなっていないあからさまなもの)で解決。 意中の人への失恋が訪れた時にはもう別の女の子に恋していて特に傷つかない。 惨い事件は自分達とは遠い所で起き、解決は自分達がという一番つまらないサスペンス。 知り合う人は一見変な人物なのに結局好意的、敵対人物の行動ですら気にしなければどうということは無いと言うもはや空気。 昨今の異世界転生もののネット小説好きには主人公が困難や悲劇に見舞われると拒絶反応を見せる人がいるらしいが、この本の読者もそんな人ばかりになってしまったのだろうか? ご都合主義やツッコミどころは他の人も書いているので特に気になったところだけ。 1#騎士団の結成をクラスの美少女に宣言するシーンがおじさんの妄想にしか見えない。大勢の前で宣言することでドラマチックな画になるという算段にしても、周りの人間の反応をぼやかし過ぎ。笑う者がいた。気にならなくなった。爆笑、爆笑の渦。等々と軽い。 2#間に長い説明入れるの好きね。女の子(壬生)に話しかけられただけだ身なり、母親の事、実際の家庭環境(何故知っている?と思う程)、さらに憶測と。それこそ速射砲の様に出るじゃない。 3#主人公に作者の人格が付与されることは多い。最も多いのが本が好き。主人公を理知的に見せるのに1番手軽な理由付けだ。それ故にこどもの反応とは思えない妙に達観した動きをする。 4#壬生とのダンスを堂々とこなした主人公が友達から「勇気あるな!」と絶賛されるシーン。一緒に皆の前でダンスをした壬生の視点で見てみて。自分と踊った男子が「勇気あるな!」と褒められワイワイやってるって嫌がらせだろ。 5#有村さんが教育実習生と付き合っていたと言う描写があまりにも安易。まだラブホテルから出てきたところを目撃くらいの方がリアリティがある。学区内の、公園の、駐車場で、水銀燈に照らされ車内が丸見えの状態で、同級生がペッティングされているのを目撃て。。。エロ漫画かよ。ここで相当ウンザリした。 6#途中から壬生推しが過ぎるなと思った。ダンスすれば絶賛。勉強すれば絶賛。描写が一定でない。坊主なの?でもブスじゃないって感じ?ありゃりゃカツラ被ったら美しいの?共通テストで1位とるんだ。急にデレはじめてまさにツンデレ。ラノベ層に売る気かな? 7#こどもの描写が都合良すぎる。朝何かが起こって、次にそのことを話すのが給食時か放課後なのよね。こどもはなにかがあったら少なくとも次の休み時間に話さずにはいられない。 性に興味がある様な描写をする割には放送コードでも気にしているかのようにわざとらしいネタを見せてくる。自慰行為あたりは生々しいから書かないのかな? もう終盤は細かな描写なんてひとつも無くなる。 8#殺人犯に追われて秘密基地に逃げ込むシーンがあるのだけれど。何故か犯人が迷うことなく見つけてくる。以前に秘密基地を誰かに見つかったという描写があったので、もしかしたら中で犯行を?と思ったけど全然違った。シザーマン的なシステム的なアレだったようだ。 秘密基地に手を加えていたのは妖怪ババアの息子だったのだけれど、これもアレでババアから場所を又聞きしてわざわざやってきて、森の中に土でカモフラージュした入口を見つけるかね? 9#作者が作り上げた話の中で、「奇跡」だとか「運命の不思議さ」「偶然のように見えて必然に結ばれている」等と書かれても寒気が襲う。 10#地獄のエピローグ。世界の崩壊に近い。 最後まで読ませてがっかりさせるの酷いけど、「売る」という点から言えば凄いな。 | ||||
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幾重にも伏線が張られ、その先を想像してしまいドキドキさせられました。あまり言及するとネタバレしそうなので止めておきますが、これだけ言いたい。 登場人物の少年少女達に勇気を貰いました。みんな、ありがとう。 | ||||
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一気に読めます。凄いです。主人公、作者の勇気もって前に進む生き方を見習いたい。爽やか気持ちになりました。素晴らしい小説をありがとうございました。 | ||||
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時間を忘れて一気読み。「人はみな勇気の種を持っている。それを大きな木に育てるのは、その人自身だ」歳をとって忘れかけていた大切なものを思い出させてくれました。そして最後のページには最高の結末が待っている。読み終わった後の清々しさ、爽快感は最高です。 | ||||
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百田ファンではない。 が、良い・悪いで判断すれば 良い 作品である。最後まで、先が読めない。 13歳の少女を教育実習生の大学生の夜の公園のあいびきは はあ~教育者を目指すものでありながら、わずか13歳の子供をSEXの相手に選ぶという妄想は男だから、考えるんだろうなあ とは思った。 官僚になった女の子のことは、百田氏のインテリ女子へのあこがれも、わかるね。 | ||||
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爽やかでわくわくするようなお話。 文体が平易でスラスラ読めるのもこの作家の持ち味で好きです。 突然襲い掛かる勇気の見せ場。 永遠に忘れられない強烈な記憶、そして友人と女性。 自分の少年期とオーバーラップさせながら、とても楽しく夢中になり読みました。 可愛らしいロマンティックな本です。 | ||||
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読み始め。世代が私とドンピシャであることを知ってからはもっと感情移入してページをめくる手がそのまま止まらず一気に読みきってしまいました。秘密基地も実際に作ったことがありました。実際に好きな子をみんなで言いあったりもしました。関西弁ではなかったということだけが唯一の違いくらいで、ネタバレになるのでこれ以上は書けませんが、みなさんおススメです。損はさせません。 | ||||
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とっても面白い! 読書が苦手な自分が一気読みしてしまうくらい面白い! 百田尚樹さんの他の本も試してみます | ||||
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部屋の本棚のスペースが足りないので文庫化したら読もうと思っていましたが ここのレビューで大絶賛の嵐だったので買いました。夏が終わるまでに読了したらいいと 考えて読み始めましたが、 物語は面白く、2時間~3時間ぐらいで読んでしまいました。なかなか、どうして 引き込まれるストーリー展開で、さすが百田さんだなーという印象。 落ちこぼれの3人組とクラスのマドンナ、嫌われ者の女子と妖怪ババァやゴクドウモンの登場に 胸が躍り、また、感動しました。「人はみな、勇気の種を持っている」という 言葉がありましたが「人はみな、それそれ事情を抱えている」「何が悪で何が正義なのか」 悪人だとい思い込んでいた人が善人で善人だと思い込んでいた人が悪人だという どんでん返しも面白かった。 嫌われ者の女子である壬生とクラスのマドンナの有村の、その後の人生にも注目。 人生というものは本当に分からないものだ。どこにでもある話のようでもあり親近感がありますが ファンタジーでもあるという非常に面白い物語です。 それにしても、百田ワールドが、また、炸裂しましたね。映画化されるでしょうね。 | ||||
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読了! いやぁ、やっぱ百田尚樹氏は小説を書かせたら天才だわ。 小学生男子のほとんどが経験したような、たわいもない話から始まり、いつの間にか読んでいる自分が小学生時代に戻っている。 読み進んで行くと様々なことが起こり、途中笑いあり、ホロリとさせられるシーンもあり、クライマックスでは大事件が起こり、最後はスカッとした気分で読み終えることができる。 これは、小学生高学年から大人までが楽しめる小説であると自信を持って言える。 読書感想文の課題図書に指定されてもいい、いや、指定されなければおかしいほどの名作である。 | ||||
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小学生の他愛のないやりとりや、小学校のディティールづくりが丁寧で、多少時代は違うが、自分の子ども時代の心情が蘇る。ほろ苦く、しかしどこか甘酸っぱい。そこに百田さん一流のドラマが展開される。映画化必至。 | ||||
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読み始めは2~3時間ある時にどうぞ! 必ず一気に読んでしまいます? | ||||
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百田氏はベートーヴェンファンらしいが、本書はチャイコフスキーを思わせる緻密で華やかで力強く甘く心に響く。 かつて、司馬遼太郎氏が「竜馬がゆく」で若者の心を掻き立てたように、百田氏は「夏の騎士」ですべての人の 心に、現代の日本人が忘れかけていたものを思い出させてくれる。このbasic instinctこそが重要であり、 それがあると、如何に美辞麗句を並べようとも本質が透けて見える。本書を読んで、アンチのレビューを読んで欲しい、透けて見えるのは何かわかるだろう。百田氏は論争は嫌いと言っているが、氏には相手の底意が透けて見えるからであろう。いずれにせよ、読書中に笑顔になっている自分に気付き、読後の爽快感がレビュータイトル通りであることは20000%保証である。 | ||||
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あっという間に読める!ホントにもう筆を置いてしまうのだろうか… まだまだひきだしがありそうな作者だけにもう読めないのは残念でならない。でも、きっと書いてくれますよね?欲しがってますよ!皆! | ||||
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あっという間に読み終え、心地よい読後感を堪能できる作品です。 この圧倒的な読み易さの中に詰まっている、勇気、愛、冒険、そして感動。 子供から大人まで、その年齢、感受性に応じて様々なメッセージを受け取ることができるこの「夏の騎士」。 子供の感受性で感じ、大人の分析力で分析、そして一流文筆家としての筆力で表現する事ができる稀有な作家、百田先生の面目躍如と言ったところでしょうか。 登場人物に、「キャラクター」ではなく「人間」としての厚みと現実感を与える回想エピソードは、計算された伏線としても機能し、物語に奥行きを与えています。 そして物語の隅々に張り巡らされた伏線が、単に回収されるだけではなく、一つ一つが結びついて有機的に作品を彩っていく。 この構造が、この「夏の騎士」の持つメッセージを体現しているとも言えると思います。 「何気なく起きた事がすべてつながって、大きな運命を作っていく」 「小さな勇気が誰かの勇気を生み、それがつながって大きな勇気に育っていく」 小さな勇気は、無駄じゃない。何かの始まりなんだ。 そんなメッセージが込められたこの「夏の騎士」。 表紙に存在感を示すあの真っ白い入道雲は、その「勇気」の暗喩なのかも知れません。 | ||||
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「海賊と呼ばれた男」で、十代後半の三年ほど、出光興産直営ガソリンスタンド働いた思い出を、そしてこの「夏の騎士」で再び時代的は違うが、人間同士の「のりしろ」一杯あり、甘酸っぱかったあの頃へ戻してくれた、百田さんの感性に感謝しています。 | ||||
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甘酸っぱく、涙あり、笑いあり、 そして巻末にかけて二字曲線状のジェットコースターに乗っているような盛り上がり。 読了した時の、爽やかで、目の前がぱっと明るく視野が開けた感覚。 素晴らしい経験をさせて頂いたことに感謝です。 | ||||
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初めて読んだ百田作品は「幸福な生活」で楽しく読んだのですが、なぜか涙がでるのが不思議でした。 その後、百田作品を読むにつれ、幾度となく、泣ける場面がありました。 なぜ泣けるのか? 「錨をあげよ」で、主人公が喫茶店のママから、あなたがウニ漁で部下から裏切られたり、恋人に逃げられるのは、人の心がわからないからだ、人の心がわかったら結果が全然違っただろう、と諭される場面があります。 そこに答えがありました。 そうです。泣けるのは人の心がわかる人が出てきて、助けてくれる。しかも見返りを一切求めないからだろうと気づきました。 たとえば、「輝く夜」より「ケーキ」…美容院のオーナー ガンで入院する若い女性美容師の治療代を美容院のオーナーが全額負担してくれる。治療費も決して教えない。 普通は店をやめてもらって、退職金、少しのお見舞い金を渡す程度が普通なのに…。 「幻庵」…鬼因徹 手塩に育てた幻庵を本家の跡取りに欲しいとの申し出にわかりましたと即答する鬼因徹。いさぎよさ。 「モンスター」…崎村 風俗で働きたいと希望する主人公にその顔じゃ無理だから田舎に帰った方がいいよと親身にアドバイスする。 後に主人公の経営するレストランで再会し愛に溢れた提案をして断られてもさっと身を引く、その潔さ、格好良さ。 このような場面を再読して楽しんでおりました。 一読者の楽しみ方です。 ところが「夏の騎士」を読むと、あなたもそういう魅力的な人物になれるんですよ、勇気を持って行動しませんか?と背中を押してくれるような気がしました。 一読者から行動する人へ、勇気を持った騎士になりましょう、ということです。 つまり、人の心がわかる人間になり、困った仲間を助けて上げて、見返りを一切求めない。いさぎよくて格好いい。 そういう生き方をしませんか?素敵な人生だと思いますよ。だって、あなたはそのような登場人物が大好きなんでしょう? 失敗したって、ドンキホーテといわれようと、いいじゃありませんか…。 このような百田氏のメッセージを受け取りました。 これは百田氏の他の作品も合わせて読むと理解できると思います。 いままでの百田作品と違って、いろいろなメッセージがある作品です。 人生訓あり、努力の方法論あり、成功の法則まで書いてあります。 この違い。いままでの作品と違うこと。 この違いに気づくと、百田氏がこの作品を最後に小説家を引退するのも、理解できる気がします。 ここで余談を2つ。リアル騎士道と感じた出来事を紹介します。 (1)ツイッターでの靖国論争 有本香さんが某足立議員から口汚い攻撃を受けた際、本気で怒り、そして助けてくれました。そこに百田氏の騎士道精神を見た感じがしました。良い意味でドルシネア姫を助ける騎士ドンキホーテですね。 (2)青山繁晴議員の応援演説 某ユーチューバーからオカルト云々と誹謗中傷攻撃され、そこに関わりのある和田某議員の選挙応援をなんのわだかまりもなく引き受けてくれました(笑ってバカにした某生田氏もいる前でした)。YouTubeで公開されていますが、笑いあり、真剣な話あり、国を思う話あり、候補者への愛情ありと素晴らしい演説です。 正直涙が止まりませんでした。これも勇気です。人の心がわかり、仲間を助けて、見返りを一切求めない。百田作品の魅力的な登場人物と重なりました。 最後になりますが、読者レビューを読むと、感動したとか、傑作だとか、すぐ読んだとかいう感想が多いようです。 私の感想は少し違います。 百田氏の押しつけがましいわけではない、しかし熱いメッセージを受けて、これからどう生きていこうか、自分も頑張り、そして他人に対して、相手の心をわかって上げて、困ったときは助けて上げて、決して見返りを求めない。さっぱりとした格好いい生き方。自分が魅力的だと思う百田作品の登場人物のような生き方を自分もできるだろうか、どうやって生きていこうか、考えよう。そして勇気をもって行動しないとな…。 どうやって勇気を持って生きていくか。それをずうっと考えています。 また少しずつ、勇気を持ってまわりの人に接っすることを実行し始めています。 これからもなんとか続けられそうです。 そうです。これからの人生は折に触れて「夏の騎士」を思い出して頑張る。つまり、かなり長い期間、夏の騎士を参考にして楽しめる、ということです。そう考えると、大変役に立つ、そして、ありがたい作品といえるのではないでしょうか。 最後の余談:私の中ではヒロイン・壬生さんは作家・大石静さんのイメージを持ちました。微妙に美人ではなく、しかし頭がいいということで。ほかにも錨を上げての池田明代、気の強い漫画家・西原理恵子さん、永遠のゼロの島田加江さん(気が強く、子供の頃男子の頭をぽかぽか叩いて泣かした)らを頭に描きながら読み進めました。 | ||||
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悲しいでもなく、悔しいでもなく、嬉しいでもない、ある意味で日本人にしか流せない、爽やかな涙を流せる小説です。 不思議なくらい公平性と平等性がある日本社会で暮らしていなければ理解できない仕組みの中で正しく、強く、人の為に生きる事ができることの喜びがひしひしと胸に迫ってきました。読後感がこれほど素晴らしい読み物は人生で初めてです。 | ||||
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永遠のゼロ、海賊と呼ばれた男など、百田作品は好きで結構読んできましたが、百田さんの鮮やかな転身に驚きました。さわやかな風のような作品でした。 昭和の終わり、平成の始まりという時代設定の妙。小学6年生という設定の妙。どんどんと引き込まれて、羽田の空港ラウンジから、福岡到着までの2時間半、止めることなく、止めることが出来ずに、百田ワールドに引き込まれて、時ににやにやしながら、時に噴き出しながら、時に涙しながら、一気に読める、読んでしまう作品です。 | ||||
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