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(短編集)
怖い患者
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怖い患者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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この先生の小説は初めて購入しました | ||||
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目を覆ったり耳を塞ぎたくなるような、おどろおどろしい医療行為の描写の連続ではない。人格が崩壊しきった、劣悪な医師も出て来ない。著者の数ある小説の中では相当に読みやすい作品と思われる。患者の視点に立っているので、当事者になった場合にどう立ち回るべきなのかを考えるきっかけを与えてくれた。どんなに急な受診であったとしても、いつ、どこで、どんな医療行為を受けたのかを、自分自身が正確に記録していないと、予期しない災禍に遭遇してしまう、という誰も教えてくれない厳然たる事実を、著者は今作でも教えてくれている。 | ||||
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どれもブラックな話だけど、現実にありそうな話。ストーカーのような患者、人の不幸を喜ぶ医師、神経症の妊婦、デイサービスに来る老人たちの争い、薬害訴訟にかかわる団体を描いた5つの短篇を収録している。どれも現役の医師でしか書けない題材だけど、よくぞ書いた、医学会や患者に忖度したら書けないだろうな、と思う。特に、最後の「注目の的」は薬害訴訟をコミカルに描いていて面白かった。 久坂部さん、権威に忖度しないアナーキーな人なんですね。 | ||||
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今新型コロナ時代でアマゾンのネットで手に入れてとても気に入っています。 | ||||
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普通に暮らしていると、無縁でまったく別の世界で繰り広げられるブラックな5つからなる短編集。 巻末に″本書はフィクションです”とは断っているが、読む進みにつれて、自分の周りにもこのようなことが 起こっていそうで、ともするとノン・フィクションとの境界がわからなくなるほどに面白かった。 パニック障害や心療内科の実態、また介護施設での老人たちの実態なども生々しく伝わってきたし、 その中で起こった出来事についても医者の視点で正確に、かつ素人にも分かりやすく書き下されている。 ストリーも、どんでん返しが面白いのだが、いまだにフィクションなのかと疑ってしまう。 医療関係者や介護関係者以外の素人が昼間に読むと、とっても楽しめる本。 | ||||
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