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青ノ果テ :花巻農芸高校地学部の夏
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青ノ果テ :花巻農芸高校地学部の夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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宮沢賢治の詩・童話がどこで書かれたかを探す、ミステリー仕立てなのが面白かった。岩手近辺の地層を探す旅と青の果てが死者の住む場所ととらえるのが興味深かった。最後の描写で、昨年12月に突然亡くなった夫を思い泣いてしまった。 | ||||
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「月まで3キロ」を読んで以来、大ファンになった伊予原さんの二作目ですが、 本書のテーマは「宮沢賢治」でした。 私は本書を読んで、賢治の「銀河鉄道の夜」には実は4種類の原稿があって、 「カムパネルラが死なない」バージョンもあるということを初めて知りました。 また賢治の表現する「イーハトーヴォ」というのが、故郷の岩手だけでなく、 北海道の道南から福島の磐梯山まで広大なエリアを含んでいるという考察も、 なかなか興味深かったです。 理系出身でありながら、賢治などの文学世界にも精通している伊予原さんならではの 臨場感のある素晴らしい作品でした。 | ||||
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伊予原様の作品は、主人公はみな最後は前にすすむ。この作品も裏切らない。 | ||||
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高校生らしいロードムービー 嫌味のない青春ストーリー 「銀河鉄道の夜」を読んだことがない人は、この本読む前に読んでおいた方がいいでしょう | ||||
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ミステリー部分いるかな? 宮沢賢治と青春だけで良かったような気がするけど。 | ||||
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花巻温泉へ行くたびに宮沢賢治ゆかりの名所には寄って、彼の世界観を想像してます。地学の話から天文、鉱物、鉱山、登山とかなりのてんこ盛りに仕上がってます。どれも興味があるのでグーグルマップを開きつつ読み進みました。伏線の収れんはミステリー小説んいも似ていてそこまでやるのか?その割には物語のラインではある。いやあ堪能しました、という感じです。 | ||||
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宮沢賢治の作品をよく読み、それを少年少女たちの人生と重ね合わせることで素晴らしいドラマを作った。文学作品を小説に上手く取り込んで完成度の高い作品になっている。 | ||||
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早速読み始め、宮沢賢治の研究会に利用する。 | ||||
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すごい | ||||
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岩手県の地名がたくさん出てきて、読んでて面白いです。イギリス海岸の描写など、自分の見た光景と重ね合わせて想像することができました。銀河鉄道の夜に関する考察を元にストーリーが構成されていて、ぐいぐい読み進められます。 | ||||
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元地学部員です。 宮澤賢治の世界も好きですし、物語の中で地学部の面々が岩手県内をフィールドワークしていく様子は読んでいて実にリアリティがあり、ワクワクしました。 私は非常に緩い地学部にいたので、精々、流星観測、夏のキャンプ、日々の気象通報を聴いての天気図作成とローカル天気予報、岩石プレパラート製作、有孔虫などの化石採集程度でした。でも、この作品を読んで当時のこと思い出して懐かしくなったのも事実です。あの頃は文学作品と地学を結びつけるような発想はなかったな。 もし、今、また高校生に戻れるならば、そう言う夏を送ってみたい。 主人公は地学とは無縁の鹿踊り部のホープ。彼が嫉妬も混じって反発するのが東京からの転校生。そして幼なじみの女子。地学部を創部することに情熱的な先輩。更に文学少女も加わってのチーム「地学部」です。 あれこれ書くとネタバレしてしまうので、曖昧な感想になってしまいますが、起承転結がしっかりしていて、終盤は危機一髪の盛り上がりもあり、最後にはすっきり解決するので、読後感は爽やかです。 地学らしく、天文、地質、気象の話題が出てきます。地学ファンは是非読んで欲しい。 銀河鉄道の夜を始めとした宮澤賢治の作品が好きな人にもお勧めです。 | ||||
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著者と宮澤賢治との邂逅は予想外でしたが、なるほど〜と思わせる成功作になっているのではないでしょうか。人物の関係が密に組み合わされるラストは青春もののオマケとみます。 著者によって天文学的小説の驚きと楽しみ方を教えられたファンです、新作も期待してます! | ||||
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