キャプテン・フューチャー最初の事件
評判
キャプテン・フューチャー最初の事件の評価:
3.46/5点 レビュー 24件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1〜15 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
キャプテン・フューチャー最初の事件の評価:
3.46/5点 レビュー 24件。 C ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
ハミルトン原作の設定を一部踏襲しながらも、時代背景と人物設定が大幅に変更されてほぼ別作品になっていますが、”並行宇宙にいる別のキャプテン・フューチャー”だとでも思えば、楽しく読めました。
ハミルトン版のオリジナル作品を読んでいない人でも問題なく普通に読めますし、内面描写がハミルトン版よりも多くてキャラクターがよりに身近に感じられます。
若者時代のカート(スティール版もハミルトン版も原文ではほとんど”Curt")は、孤児の境遇のせいでちょっとナイーブなところがある青年です。スぺオペのヒーローというよりは、冒険小説の主人公みたいな感じがしました。また、原文どおり忠実にカートという表記の方が、ハミルトン=野田訳版カーティスと違うということが、名前からもわかって良いと思います。
原作のサイモンは生身の体から解放されて科学的合理性を重んじカーティスの身の安全をいつも気にかけていますが、本書ではカートを危地に追い込むほどに感情的なところがあります。
オットーは兄貴分みたいな存在で、少しクールで思慮深いところや、シニカルなユーモアのセンスもあります。
オットーとグラッグの会話は掛け合い漫才的なものではありませんが、スティールはグラッグを生真面目なロボット風で、感情を表さない声質という設定なので、原文のイメージ通りだと思います。
グラッグとイイクの出会いはなかなか心温まるお話ですし、グラッグがイイクと遊んでいる様子もほのぼのとします。個人的にはこの生真面目ロボット風のグラッグも好きです。
ジョオンとエズラがカートと初めて出会ってから信頼するようになるプロセスもいいですね。カートと同じ年くらい(か数歳年上)のジョオンは、原作よりもずっと自立的で気が強いしっかり者でカートを導く役割になってますし、エズラの方はコミカルなシーンがいくつか出てきて結構笑えます。
原作で使われているカートの指輪と不可視化装置(ファントムジェネレーター)がかなりバージョンアップされて活躍します。
本書の続編『The Return of Ul Quorn』(全4巻)が刊行されており、2021年9月に最終巻が発売されて完結しました。4巻全てペーパーバックで読みましたが、本作以上にハミルトン版とは違ったキャラクター設定になり、テロリストと戦うハードボイルドの主人公風です。でも、カーティスみたいに超人的なヒーローではなくて、ちょっと頼りない。
「最初の事件」から数年後、デネブ人の碑文を解読したクォルンが冥王星に仕掛けた罠にカートたちが嵌り、コメットを奪取され拘束されたカートは、クォルンと共に1500光年彼方のデネブ星系へワープ。そこでデネブ人の歴史が明らかになり、異星人の破壊兵器を連れて太陽系へ帰還したクォルンをカートとフュチャーメンに太陽系警備隊(Solar Guard)が共同作戦を展開します。
ハミルトン風のスケール感や科学的なアイデアは少ないですが、ストーリーは結構面白かったです。特に最終巻は本書に近いスペオペ的雰囲気があります。そのうち創元社から日本語訳の文庫版が出るのではないかと思います。
本書の問題点について。英文とはニュアンスや意味が違う訳文が多かったので、英文と照合しながら読むと、誤訳・意味が異なる意訳・変な日本語などが少なくありません。
まず個人的な好みの問題として、罵り言葉が「ばかたれども」とか「アホンダラ」とか汚いのが気になります。どうしてオットーが河内弁で罵らなければならないんでしょうか?もっとスマートな言葉を使って欲しい。
多々ある誤訳のなかでも、特にラストの重要な文章「だが、ひょっとしたら、自分がやりたかったのはこれかもしれない」は非常に残念な誤訳です。
原文は”but perhaps this was what he was meant to do.”。文庫版の訳文は受動態を見落としているので(または故意に意訳した?)、”he meant to do”(~したいと思った)の訳文になってます。
英文の” was meant to do”は「~だと定められていた」という意味なので、直訳すれば、「だが、これが彼がする(なる)ように定められたことなのかもしれない」。つまり、「だが、これ(”キャプテン・フュチャー”として人々が求めているヒーローになること)が彼に定められた道(運命)なのかもしれない」という意味になります。
カートが自分の運命を悟ったラストの重要な言葉なのに、それを誤訳するとは本当に驚きです。内容自体は星5つですが、問題の多い翻訳のために星1つマイナスしました。