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墨龍賦
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墨龍賦の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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主人公と周囲の武将などとの交流を描いたものでしたが、単にそれだけで、読み進むにつれて飽きてきます。本人は特に何もしておらず、ただ「こう思った」「こうなのだ」という淡々とした思考の流れの描写のみで、時代の大きなうねりや変化の中で何かが転変していく壮大さは無く、期待はずれでした。 | ||||
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・作品紹介に、「著者・葉室麟が、デビュー前から書きたかった人物」とある。如何にと期待したが、何もなかった、と云うに尽きる。確かに友松を巡って断片は、あれもあり、これもあり、するが、それらを統合した全体がないのである。考えてみれば、紹介に「著者」とあるのも、可笑しい。氏は、単に「著す」人でなく、「作る」人ではなかったのか。材料を探し出して、それらを素に作り込む、無論氏が描きたいように。しかしこの作品からは、その「描きたい何か」が一向に見えて来ない。また友松から見た光秀・信長の像も奇妙で、ない、ない、と呟き続けて終わった、残念としか云いようのない読書となった。 | ||||
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海北友松の人生を、彼の親友の娘、春日局が友松の息子に語る、という事です。 武士に産まれながら寺に入れられ、僧侶兼絵師で有る状態に友松は不満たらたら。 僧侶で政治欲むき出しの安国寺恵瓊に対し、軽蔑する。 結局は、自分も似たような事をしている。 武士に戻りたいと言うが、戦国のさなかに戻れば良かったのでは? 戦場のむごたらしさを見て、自分は平和な方を選んだように思える。 狩野派の当主の方がよぽど腹が据わっていて魅力を感じました。 読んでいて、山場も無く、平坦。 いつ終わるのかと思いながら読みましたけれど、リタイアしそうでした。 葉室さんなら外れ無しと言うのは、間違いでした。 | ||||
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