抵抗都市

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評判

抵抗都市の評価:

4.05/5点 レビュー 20件。 D ランク

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平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 1〜20 1/2ページ
No.39
(3pt)

設定は秀逸…

明治の大津事件は際どかったと思います。
警官がロシア皇太子を襲撃
天皇陛下直々のお見舞いなどで危機を脱出

本作はパラレルワールド
大津事件の後、ロシアが日本を統治
秀逸な設定だと思いました。

しかし、ストーリーが退屈でした。
そもそも、よく分からない…

もうちょっとなんとかならなかったでしょうか?
抵抗都市 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 抵抗都市 (集英社文庫)より
408744337X
No.38
(3pt)

設定は秀逸…

明治の大津事件は際どかったと思います。
警官がロシア皇太子を襲撃
天皇陛下直々のお見舞いなどで危機を脱出

本作はパラレルワールド
大津事件の後、ロシアが日本を統治
秀逸な設定だと思いました。

しかし、ストーリーが退屈でした。
そもそも、よく分からない…

もうちょっとなんとかならなかったでしょうか?
抵抗都市 Amazon書評・レビュー: 抵抗都市より
4087716902
No.37
(4pt)

世界激動前夜の「個」。

2022年、文庫版のレビュー。
日露戦争に負けた日本の帝都東京(大正5年)を舞台にしたif小説(オルタナートヒストリーというらしい)。あり得た歴史。部署の異なる2人の警察官。身元不明の変死体事件を探るうちに浮かび上がる謀略の存在。露統監府、日本高等警察、憲兵隊、陸軍の思惑と使命が交錯していく怒涛の600頁。数日間のタイムリミットサスペンスでありミステリである1級の娯楽読み物。まずバディ感溢れる新堂と多和田、主役2人の警官魂。ヒーローなどではなく政治に左右されない一現場警官の矜持と佇まい。著者がこだわったのはあり得た歴史の中で一公務員を描くという挑戦。

ではなぜ現実の太平洋戦争終結後でなく日露戦争を題材としたのか。本作の延長にあるのは(第一次)世界大戦である。初めての世界規模の戦争。その「世界が激動する直前、端緒」における「官」は「個人」として何ができるか。作家としては自由に想像の翼を広げたい。負け戦と次なる嵐の予感が迫る狭間という手垢のついていない舞台を用意したい、ということは理解できる。葛藤する組織の中の男の決断と行動を描くことにこだわり、挑戦とした。「今の日本への問題意識を示すために、この舞台を選んだ」という著者の問題意識とは、いまこの国は、世界は激動直前の不安のさ中にあるぞ、ということだろう。この中で、大勢の死者の中に埋もれそうな「個人」の死をあくまで突き詰める姿勢は価値を持つのかという問い。

著者の筆致はさすがベテランというべきで陳腐な描写や心情吐露は排除されていて、かつ地理的、時間的感覚をありありと的確に綴っている。著者の第二次大戦三部作の主役たちや日本のハードボイルドものの探偵に共通する真摯さ。スーパーヒーローではない生身の人間の貫き方に痺れる。
やや食い足りない点は、十分に魅力的で懐深げなコルネーエフ大尉、多和田の娘ユキなど準主役の踏み込み方だが、同じ架空歴史線上の第2作「偽装同盟」でそこは深堀されると期待する。
抵抗都市 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 抵抗都市 (集英社文庫)より
408744337X
No.36
(4pt)

世界激動前夜の「個」。

2022年、文庫版のレビュー。
日露戦争に負けた日本の帝都東京(大正5年)を舞台にしたif小説(オルタナートヒストリーというらしい)。あり得た歴史。部署の異なる2人の警察官。身元不明の変死体事件を探るうちに浮かび上がる謀略の存在。露統監府、日本高等警察、憲兵隊、陸軍の思惑と使命が交錯していく怒涛の600頁。数日間のタイムリミットサスペンスでありミステリである1級の娯楽読み物。まずバディ感溢れる新堂と多和田、主役2人の警官魂。ヒーローなどではなく政治に左右されない一現場警官の矜持と佇まい。著者がこだわったのはあり得た歴史の中で一公務員を描くという挑戦。

ではなぜ現実の太平洋戦争終結後でなく日露戦争を題材としたのか。本作の延長にあるのは(第一次)世界大戦である。初めての世界規模の戦争。その「世界が激動する直前、端緒」における「官」は「個人」として何ができるか。作家としては自由に想像の翼を広げたい。負け戦と次なる嵐の予感が迫る狭間という手垢のついていない舞台を用意したい、ということは理解できる。葛藤する組織の中の男の決断と行動を描くことにこだわり、挑戦とした。「今の日本への問題意識を示すために、この舞台を選んだ」という著者の問題意識とは、いまこの国は、世界は激動直前の不安のさ中にあるぞ、ということだろう。この中で、大勢の死者の中に埋もれそうな「個人」の死をあくまで突き詰める姿勢は価値を持つのかという問い。

著者の筆致はさすがベテランというべきで陳腐な描写や心情吐露は排除されていて、かつ地理的、時間的感覚をありありと的確に綴っている。著者の第二次大戦三部作の主役たちや日本のハードボイルドものの探偵に共通する真摯さ。スーパーヒーローではない生身の人間の貫き方に痺れる。
やや食い足りない点は、十分に魅力的で懐深げなコルネーエフ大尉、多和田の娘ユキなど準主役の踏み込み方だが、同じ架空歴史線上の第2作「偽装同盟」でそこは深堀されると期待する。
抵抗都市 Amazon書評・レビュー: 抵抗都市より
4087716902
No.35
(5pt)

包装丁寧、早い

綺麗、すぐ届く、興味が続く。
抵抗都市 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 抵抗都市 (集英社文庫)より
408744337X
No.34
(5pt)

包装丁寧、早い

綺麗、すぐ届く、興味が続く。
抵抗都市 Amazon書評・レビュー: 抵抗都市より
4087716902
No.33
(5pt)

難しいです

昭和初期の話なので、難しかった
抵抗都市 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 抵抗都市 (集英社文庫)より
408744337X
No.32
(5pt)

難しいです

昭和初期の話なので、難しかった
抵抗都市 Amazon書評・レビュー: 抵抗都市より
4087716902
No.31
(4pt)

ロシアの属国にされた日本とは

外交権 軍事権をロシアに奪われた日本。まるで現在の日本ではないかと思う。相手はアメリカだけど。
出来はいい。でも・・文庫本は400ページが限界。寝転んで読むと手がつかれるから・・・。
抵抗都市 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 抵抗都市 (集英社文庫)より
408744337X
No.30
(4pt)

ロシアの属国にされた日本とは

外交権 軍事権をロシアに奪われた日本。まるで現在の日本ではないかと思う。相手はアメリカだけど。
出来はいい。でも・・文庫本は400ページが限界。寝転んで読むと手がつかれるから・・・。
抵抗都市 Amazon書評・レビュー: 抵抗都市より
4087716902
No.29
(2pt)

期待外れ

ワクワクドキドキ感なし
フィクションだけど。
抵抗都市 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 抵抗都市 (集英社文庫)より
408744337X
No.28
(2pt)

期待外れ

ワクワクドキドキ感なし
フィクションだけど。
抵抗都市 Amazon書評・レビュー: 抵抗都市より
4087716902
No.27
(5pt)

読み応えあり

もし、日露戦争で、日本が負けていたら、?物語のプロットもさることながら、久しぶり、警官の血、戦争三部作の、佐々木譲が帰って来た❕
抵抗都市 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 抵抗都市 (集英社文庫)より
408744337X
No.26
(5pt)

読み応えあり

もし、日露戦争で、日本が負けていたら、?物語のプロットもさることながら、久しぶり、警官の血、戦争三部作の、佐々木譲が帰って来た❕
抵抗都市 Amazon書評・レビュー: 抵抗都市より
4087716902
No.25
(5pt)

ロシア人と日本人

ロシアも理解できた。
抵抗都市 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 抵抗都市 (集英社文庫)より
408744337X
No.24
(5pt)

ロシア人と日本人

ロシアも理解できた。
抵抗都市 Amazon書評・レビュー: 抵抗都市より
4087716902
No.23
(5pt)

歴史改変SF+警察小説の傑作

冒頭、1891年に起こったロシア皇太子ニコライ暗殺未遂の大津事件の精緻な描写から始まり、場面がストンと変わる。東京に駐屯するコサック騎兵、「御大変」「クロパトキン通り」などの言葉に戸惑うが、そこで起こった殺人事件の捜査を行っていく所轄と警視庁の警察官、そしてこの事件に注目するロシア憲兵大尉。読み進むうちに日露戦争敗戦後の日本ということが次第に明らかとなって驚かされる。軍事、外交をロシアに委ね、統監府が存在する属国日本。そう、歴史改変SFの手法を駆使した著者得意の警察小説なのだ。
 ありゃ! こうした設定どこかで読んだ気が、光瀬龍著『征東都督府』(1975年)だ。戊辰戦争に勝利した奥羽列藩同盟と旧幕府主体の日本政府が日清戦争で清国に敗北、大清国征東都督府の統治下におかれている。その歴史状況を作り出した歴史転換者たちと、是正しようとするタイム・パトロール員の闘いを描いた歴史改変SFの傑作だった。
 さて本書だが基本は警察小説なので、ネタバレは避け興味の引く点を挙げておく。オイラ50年前、神田の中央大学に在学、舞台となった地域に土地勘がある。ニコライ堂が復活大聖堂となり、小川町交差点付近がロシア人街、その先に万世橋駅がある。ロシア化された街路と日本の街路の混在する都市。その描写によって町並みが浮かび上がってくるようだ。時は1916年、欧州大戦の真っ最中、開戦当初から日本はロシアとの二国同盟により二個師団を派兵、敗色濃いロシアの要請で第二次派兵を行おうとしている。それに反対する宮城前集会を巡り、和平派、同盟解消派、主権回復派などが入り乱れ、集会を暴動に転化させようと、ロシア統監銃撃暗殺、爆弾闘争が計画される。それにロシアの敗北によって主権回復を狙うポーランド人が暗躍。爆弾に関わった中央大学生は計画露見途中で爆死。
 後は読んでのお楽しみだが、著者は現在を踏まえて歴史改変を行っている。日露戦争敗戦は大東亜戦争敗戦、統監府はGHQ、二国同盟は日米同盟、欧州派兵は自衛隊海外派兵を意図していることは間違いない。そこで是非第二部も書いて欲しい。1917年ロシア革命勃発。オイラなら派兵された日本軍はトロツキー赤軍と合流、日本を拠点としたコルチャーク提督の白衛軍と闘い、日本を解放するため中央アジアとシベリアから日本へ攻め下る(笑)。
抵抗都市 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 抵抗都市 (集英社文庫)より
408744337X
No.22
(5pt)

歴史改変SF+警察小説の傑作

冒頭、1891年に起こったロシア皇太子ニコライ暗殺未遂の大津事件の精緻な描写から始まり、場面がストンと変わる。東京に駐屯するコサック騎兵、「御大変」「クロパトキン通り」などの言葉に戸惑うが、そこで起こった殺人事件の捜査を行っていく所轄と警視庁の警察官、そしてこの事件に注目するロシア憲兵大尉。読み進むうちに日露戦争敗戦後の日本ということが次第に明らかとなって驚かされる。軍事、外交をロシアに委ね、統監府が存在する属国日本。そう、歴史改変SFの手法を駆使した著者得意の警察小説なのだ。
 ありゃ! こうした設定どこかで読んだ気が、光瀬龍著『征東都督府』(1975年)だ。戊辰戦争に勝利した奥羽列藩同盟と旧幕府主体の日本政府が日清戦争で清国に敗北、大清国征東都督府の統治下におかれている。その歴史状況を作り出した歴史転換者たちと、是正しようとするタイム・パトロール員の闘いを描いた歴史改変SFの傑作だった。
 さて本書だが基本は警察小説なので、ネタバレは避け興味の引く点を挙げておく。オイラ50年前、神田の中央大学に在学、舞台となった地域に土地勘がある。ニコライ堂が復活大聖堂となり、小川町交差点付近がロシア人街、その先に万世橋駅がある。ロシア化された街路と日本の街路の混在する都市。その描写によって町並みが浮かび上がってくるようだ。時は1916年、欧州大戦の真っ最中、開戦当初から日本はロシアとの二国同盟により二個師団を派兵、敗色濃いロシアの要請で第二次派兵を行おうとしている。それに反対する宮城前集会を巡り、和平派、同盟解消派、主権回復派などが入り乱れ、集会を暴動に転化させようと、ロシア統監銃撃暗殺、爆弾闘争が計画される。それにロシアの敗北によって主権回復を狙うポーランド人が暗躍。爆弾に関わった中央大学生は計画露見途中で爆死。
 後は読んでのお楽しみだが、著者は現在を踏まえて歴史改変を行っている。日露戦争敗戦は大東亜戦争敗戦、統監府はGHQ、二国同盟は日米同盟、欧州派兵は自衛隊海外派兵を意図していることは間違いない。そこで是非第二部も書いて欲しい。1917年ロシア革命勃発。オイラなら派兵された日本軍はトロツキー赤軍と合流、日本を拠点としたコルチャーク提督の白衛軍と闘い、日本を解放するため中央アジアとシベリアから日本へ攻め下る(笑)。
抵抗都市 Amazon書評・レビュー: 抵抗都市より
4087716902
No.21
(1pt)

設定を変えた普通の警察小説。歴史改変SFという設定にする必要があったのかなぁ。

佐々木譲の歴史もの、『エトロフ発緊急電』、『昭南島に蘭ありや』などは最高に面白かった。歴史的な背景もしっかりおさえており、登場人物もイキイキしていた。でも、警察小説を書きだしてからは、ちょっと遠ざかった。横山秀夫の二番煎じみたいな感じがして、私にはなじめなかった。
  本書、警察小説だけど、設定が日露戦争に負けてロシアの属国となった1916年の日本という設定ということに興味を持って読んだ。フィリップ・K・ディックの名作『高い城の男』が有名だけど、著者もインタビューで「歴史改変小説を意識して書いた」、と言っている。
 
 でも、歴史改変SFとしては不十分である。改変された歴史状況、日本の政治体制とか国際情勢などはほとんど説明されていない。単に警官が殺人事件を捜査するというストーリーなので、歴史改変の設定にした意味が全くない。また、著名な人物が違う歴史設定のなかで違う役割を担う、というような歴史改変SFの面白さもない。最初のほうで大杉栄と伊藤野枝が出てくるのでスト-リーにからむのかと期待したが、その後に出てこないので何のために登場させたのかわからない。『高い城の男』のような倒錯した歴史の面白さ、作品内の小説で別の歴史が語られえるなどの重層的構造もない、単に舞台が架空の設定というだけ。

 アマゾン書評では評価は高いけど、ちょっと不思議です。警察小説としては星2つか3つだけど、歴史改変設定に意味がないので歴史改変小説としては星はゼロ、ということで星1つにしました。
抵抗都市 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 抵抗都市 (集英社文庫)より
408744337X
No.20
(1pt)

設定を変えた普通の警察小説。歴史改変SFという設定にする必要があったのかなぁ。

佐々木譲の歴史もの、『エトロフ発緊急電』、『昭南島に蘭ありや』などは最高に面白かった。歴史的な背景もしっかりおさえており、登場人物もイキイキしていた。でも、警察小説を書きだしてからは、ちょっと遠ざかった。横山秀夫の二番煎じみたいな感じがして、私にはなじめなかった。
  本書、警察小説だけど、設定が日露戦争に負けてロシアの属国となった1916年の日本という設定ということに興味を持って読んだ。フィリップ・K・ディックの名作『高い城の男』が有名だけど、著者もインタビューで「歴史改変小説を意識して書いた」、と言っている。
 
 でも、歴史改変SFとしては不十分である。改変された歴史状況、日本の政治体制とか国際情勢などはほとんど説明されていない。単に警官が殺人事件を捜査するというストーリーなので、歴史改変の設定にした意味が全くない。また、著名な人物が違う歴史設定のなかで違う役割を担う、というような歴史改変SFの面白さもない。最初のほうで大杉栄と伊藤野枝が出てくるのでスト-リーにからむのかと期待したが、その後に出てこないので何のために登場させたのかわからない。『高い城の男』のような倒錯した歴史の面白さ、作品内の小説で別の歴史が語られえるなどの重層的構造もない、単に舞台が架空の設定というだけ。

 アマゾン書評では評価は高いけど、ちょっと不思議です。警察小説としては星2つか3つだけど、歴史改変設定に意味がないので歴史改変小説としては星はゼロ、ということで星1つにしました。
抵抗都市 Amazon書評・レビュー: 抵抗都市より
4087716902