三体

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評判

三体の評価:

3.94/5点 レビュー 564件。 B ランク

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平均点3.94pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全516件 321〜340 17/26ページ
No.196
(5pt)

古典的な話を現代風のハードSFに昇華している

全体のストーリーとしてはSF本としては王道な内容でありながら、(読む側にある程度の科学知識を要求するものの)現代科学の内容を盛り込んでゴリゴリのハードSFとなっているストーリー。
主役ともいうべき女性の行動についても、文化大革命を経験した中国であればこそ納得のいく話となっている。
読む側にある程度の知識を要求する内容なので万人受けしないかもだが、ハードSFを求めている科学ファンであるならば読むべき一冊。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.195
(5pt)

久々にワクワクした

長編小説自体を読むのが久しぶりということもあったのかとにかく面白かった。内容は近未来的な話でありながらブッ飛んだ感じにならないのは中国の歴史が背景にあるからなのか、登場人物が魅力的だからなのか?主人公らしい主人公が明確にいなくて、歴史の一部として描かれている感じも独特で面白い。物理学や科学技術に関する描写が多いがそれを理解してなくとも物語は楽しめると思う。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.194
(5pt)

【前半の感想】【後半の感想】【まとめ(ネタバレ)】

【前半部の感想】
まだ六割ほど読み進んだ所ですが、ここまでよくこれを読みきったなと自分をほめてあげたい。
文革から始まる女性研究者の電波基地での半生は大部分が退屈だし、VRゲーム『三体』は難解で「これのどこがゲーム?」と首をひねった。
SF知識には疎い自分なので、『三体』内で語られる天文学を含めた科学知識の説明は興味深かったが。
ただ、読みすすめるにつれて電波基地の目的、『三体』の運営理由が徐々にあきらかになっていく。
それでも物語は起伏なく粛々と進んでいく。
転機が訪れるのは六割頃から。ようやく物語が動き出す。やっと面白くなってきた。
一言で言うと前半は「馬鹿にはつれえな!」という内容。つらかった(泣)。

【後半の感想】
女性研究者の過去、VRゲーム『三体』での体験が終わり、ようやく物語は未来にむかって突き進んでゆく。
前半に比べて圧倒的に面白い。
物語前半部は後半部に向けての長い伏線と読者に押さえておいて欲しい科学知識の説明と三体世界の説明だった。この構成はすごい。
とにかく続きが読みたくてたまらない。地球人に勝ち目はあるのか?

【まとめ】

ネタバレあるので注意。

後半で描かれる、四百五十年後を見据えて火花を散らす地球と三体世界の両陣営、という設定が面白い。
地球侵略のために艦隊を送り込んだものの、「四百五十年後じゃ地球の科学技術が上回ってヤバくね?」と浮き足立つ三体人。
三体世界ではその特殊な気候条件から滅亡を繰り返すため科学の発展スピードが遅いのだ。
そんな三体人は「地球の科学の発展」を阻止する戦略にでた。
その過程で「高次元微小宇宙文明」と戦闘(笑)。
自らの惑星、マクロからミクロ、一次元から九次元くらいを巻き込む超大規模作戦。この過程で自らの惑星をいちど太陽光が届かない死の星に変えている(笑)。
知性を持った陽子ふたつを地球に送り込んで科学の発展に重要な粒子加速器を使用不能に。
その名は「智子(フォソン)」。光速で移動するためたったの二個でもほぼ同時に世界各地にあらわれ小さすぎて加速器が使用不可能な地球では捕捉不能。 無敵。
さらに、「おまえらは虫けらだ」との冷酷すぎる宣戦布告で地球陣営のメンタルに追い討ちをかける作戦も忘れない。
手足を奪われた科学者たちは意気消沈。
いまの科学技術で三体艦隊に勝てっこない。
いうなれば江戸幕府を開いたばかりの徳川家康がアメリカ第七艦隊に勝負を挑むようなもの。
軌道エレベーターを実用可能レベルにまで科学技術を発展させればワンチャンあったのに……。
だが、いなごに食い荒らされる畑を前に「見ろ、虫けらは一度だって人類に敗北してない」という言葉を受けてメラメラと燃えあがる科学者たち。熱すぎる展開。
『三体』の第一巻はここで終了します。
もう打つ手なしな虫けらたちは、この窮地をいかに逆転させるのか?

「すぐれた科学技術を持った宇宙人なら思想もすぐれている」という安易な幻想が打ち砕かれるのも現実的で面白かった。
実際、現代でも権力者たちの思想は地政学をもとに戦略的に動いています。刀や槍で戦っていたころと大きな違いはありません。
西も東もやり方が違うだけで根本は同じです。勘違いされやすいですが中国だけが世界の覇権を狙って動いているわけではありません。
人類が誕生して以来ずっと、あらゆる陣営で覇権争いが繰り広げられています。そしてそれは、より高度な科学技術と経済力と軍事力と文明を持った陣営によって引き起こされてきたという事実も忘れてはいけません。
おそらく三体人と同じく、地球でもいくら科学が発展しても思想の大きな変化はみられないでしょう。
全人類一人一人に無限の食料、広大な居住地、最先端の医療やサービスが無限かつ半永久的に享受できる日が訪れるなら話は別ですが。
三体惑星でもそれらの条件は達成できていません。それどころか過酷な気候状況のため、発展と滅亡をこれまでもこれからも永遠に繰り返す宿命。
そりゃ権力者なら地球侵略を決定しないわけがない。

三体人も必死! 地球人も必死!
このギリギリ感が『三体』の魅力なのかもしれません。

科学、ミリタリー、社会学、異星人侵略といったテーマを巧妙な伏線と可能なかぎり分かりやすい説明(後半に入ると前半の必要性に感動すらおぼえる)で描ききる『三体』に目が離せなくなった。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.193
(5pt)

圧倒的スケールで描かれるSFの原点。

本作は、アメリカ最高のSF賞とも言えるヒューゴ賞を受賞している。
しかもアジア人初受賞であり、そもそも翻訳小説としてヒューゴ賞を受賞すること自体が初快挙なのである。
そんな大注目作品である本作、結論からいうと前評判に劣らない見事な作品だった。

本作のコンセプトは異星文明とのファーストコンタクトである。
これだけを聞くと今まで何度も使い古されてきた題材であると思われるかもしれないが、本作はそのシンプルさが強みとなっている。
最近のSF作品は身近な出来事や日常生活に焦点を当てた、こじんまりとした作品が多いと思われる。
そんな中、本作は圧倒的なスケールで話が展開されていく。
それはまるでSFの原点に立ち返ったかのようで、誰もが宇宙規模の「未知」の世界や科学技術に魅せられることだろう。

また、そのシンプルさに併せてSF要素以外のエンタメ要素をうまく取り入れているのも、本作の魅力の一つだ。
主人公であるワン・ミャオが撮影する写真に映る謎のカウントダウン。
科学者たちの相次ぐ自殺。
そして物語の中盤でワン・ミャオの身に起こる事件。
これらのミステリー要素やサスペンス要素を盛り込むことでページを繰る手が止まらない。

個人的に最も素晴らしいアイデアだと思ったのは、物語内で出てくるVRゲーム「三体」である。
これを用いることで三体世界の説明を登場人物に理解させつつ、読者にも物語の世界観を説明する構造が非常に上手いと思った。
またVRゲームのパートは世界観の説明ではあるのだが、このゲーム内の描写もとても面白い。

そしてもう一人の主人公である葉文潔の過去も本作の欠かせない要素である。
彼女が経験してきた辛い出来事の至る所に政治的問題が描かれており、彼女の下した決断について非常に考えさせられた。
彼女を通して人間に対する「絶望」を描き、ワン・ミャオや史強を通して人間に対する「希望」を描いている。
この人間に対するそれぞれの考え方や、三体協会の内部分裂などが物語に奥行を与えていた。

本作はSF好きな方は勿論のこと、今までSFを遠ざけていた方にも是非読んで頂きたい。
ジャンルに囚われることなく、ただひたすらに面白い小説として本作は素晴らしい作品なのである。
しかもこれがまだ三部作の一作目というのが恐ろしい・・。
二作目以降にも大いに期待したい。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.192
(5pt)

すごく頭の良い話の中に唐突にぶっ込まれる魁男塾

人間コンピュータがすごい力技(褒め言葉)で、狙った笑いではないと思うけど緊張と緩和でやられた
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.191
(4pt)

難しいけどおもしろい

結構なボリュームで読み終わるのに時間がかかりましたが、内容は本当におもしろいです。
ただ、最後の方の智子のところは理解が難しかった。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.190
(5pt)

面白い

面白い
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.189
(4pt)

映像で見たい

想像力を掻き立てる作品。
スケールが大きく、実写でもアニメでも迫力がある画面になりそう。
中国の底力を感じることが出来る作品。
第二部も第三部も期待大です。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.188
(5pt)

オーディブル(audible)版の感想

内容の面白さについてはいうまでもないので、オーディブル(audible)版の感想になります。

まずこの巻だけで17.5時間ですが、聞いてみると1.5倍速ぐらいがちょうどよく感じます。実質12時間って感じです。
在宅勤務で増えた家事の時間や、風呂に浸かりながら聞いていたらあっという間に聞き終わってしまいました。
12時間は意外と一瞬です。

オーディブル(audible)版だと漢字が分からないのが欠点かもしれないです。人名や固有名詞などの漢字が想像できず戸惑うことがあるかもしれません。

ただ朗読が上手く、登場人物の演じ分けがしっかりできてるので、誰のセリフか分からないというようなことはまずありません。

初めてのオーディブルでしたが、とても楽しめました。おすすめです。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.187
(5pt)

漢字の国の住民にはより楽しめる

久しぶりにSF小説を一気読みしました。
三体問題とか数学的な知識がある程度あったり、中国に関心がある人にはより楽しめると思いますが、どちらもなくても充分に楽しめます。
何より漢字で表現される情報量の多さにあらためて気付きました。英訳等では伝わらない部分も多いのではないかと。
文革時代の描写は、中国の人には現実に近過ぎて拒絶要素になり兼ねない気がしましたが、自分は異世界ものと同じような感覚で受けとめてしまいました。
全体に、個人の心情とか絆とか、そうしたものは軽め淡々と描写されていて読みやすいです。逆に、熱い思いを持つ主人公とか感情的な盛り上がりを好む人には向かないかもしれません。
「何でそんなことをしてしまうの?」と些細な動機で理解できない行動をする人も出てきますが、人間そんなものかもしれませんし、かえってリアリティがあるように感じました。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.186
(5pt)

ダイナミックなスケールに圧倒されて。

SF小説はほとんど読んだことがないが、これはすごい。
小説の中に入り込んで、ハマってしまった。
ヒューゴー賞受賞、オバマ元大統領が愛読していたことや、2100万部の売上を記録した著書であることを実感。
ダイナミックなスケールに圧倒される。
物理学の理論がふんだんに登場してくる。
このストーリーは文化大革命から始まる。
希望とノスタルジーを感じさせつつも、脅威が重くのしかかってくる。
三つの太陽を持つ異星のVRゲームの取り入れがユニーク。
難解ではあるが、脳をほぐしながら、読み続けるスピードは加速していく。
そして、10億ドルのドラマ化はぜひ見たい。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.185
(5pt)

三体Ⅱに期待

三体はこれだけのボリュームで序章にしかすぎないのか⁉︎
序盤は「退屈なストーリー。我慢して読む」。中盤からは「クライマックスに繋がる過程。面白くはないが我慢するほど退屈ではない」。終盤は「え?クライマックスなんだろうけど、盛り上がりが…」
ただ、三体を読み上げて、すぐに三体Ⅱ上下をポチりました。
これから三体Ⅱを読みます。どんな展開になるんだろう〜。
三体Ⅱ上下に期待を込めて、星5としました。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.184
(5pt)

期待通り

最初はなかなか難しいかと思いきや、一気に読み終えました。早く次の翻訳出版お願いします。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.183
(5pt)

我慢して最後まで読みましょう!

読んでてつらいとか、前評判ほどじゃないと思っている人も多いと思います。
2部がとんでもなく面白くなるので頑張りましょう。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.182
(5pt)

難解なものを面白く

VRのゲームが出てきた辺りではなんのこっちゃと思っていたが、
とにかく面白い物語を作ろうという執念のようなものがそこかしこに迸っている。
科学や物理の学問的話が出てくるが、ちんぷんかんぷんである。
しかし、それでも面白く読めてしまった。

宇宙に人の知能を超える生物がいたら…。いつの時代もこのテーマで紡がれる傑作小説がある。
VRという現代性をうまく出した本作は、間違いなく今の時代の宇宙人コンタクト小説であろう。

地球よりも過酷な環境で、もし生き永らえた生物が宇宙にいるとしたら、それは人間を超える知能を持っているかもしれない。
過酷な状況をクリアすることで、知能やテクノロジーは飛躍的に伸びるのだろうから。

そしてそんな生物が地球を見つけたら…。まぁ、侵略するだろうな。
そう考えると、地球で起こっている資源の争いにまつわる戦争が、対宇宙でいつか起こる可能性もあるのだろう。
死ぬまでに一度はそういった大スペクタクルな事象に遭遇してみたいなぁと思ってしまうが、やっぱり怖い。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.181
(5pt)

おもしろい

話題になってるだけはある。読んでみるべし。
第二部も気になります。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.180
(5pt)

劉は、祖国のために民族の安寧と世界平和とを希求している

劉の世界観と世界平和希求の先がどうなるのか結末が楽しみ。本書を面白いと感じる人は、国際紛争はどうしようもない、異星人でも襲来しなければ人類は団結することはできない、に頷ける人種だろう。そんな解決法を夢想した政治家や経営者等にはウケは良いだろう。

劉のテーマは二つ。
一つ目は中国人民の癒しで、これが隠れた真の目的。本書は文化大革命の復讐を異星人の侵略に頼むということから始まる奇妙奇天烈なお話し。中国では誰かが書き、遺された人々を癒さなければならないことだった。中国で本書が売れた理由でもあろう。

二つ目は世界と人類に対する不安。
劉は、祖国が世界経済にデビューする前に生まれ、高度経済成長している国を経験して、政治経済で各国と軋轢を生じさせている現在を憂いている中国人。批判の対象は世界人類だ。「人類が道徳に目覚めるとしたら、それは、人類以外の力を借りる必要がある。P29」この一言が表層を貫く主旋律だろう。虚構の影にこの主張を横たえ、21世紀前半のアジアの大国の空気を小説化する。描かれる虚構は面白すぎるが、劉の主張を読み解くのも面白い。

展開は巧みで伏線が次々回収される。三体星人に地球を売るには余程の動機が必要なため文化大革命を利用し、タンカー輪切りのためにマテリアルの科学者を登場させ、三体星人世界の景色を読ませるのにVRを地球人に事前に見せておいて描くなど。本書のみで完結している。

21世紀中期は、人類は劉の想定と別の発展を辿り、道徳には良し悪しの二面性があり、我利我利いがみ合い乍ら生きて行く、それが解決策で、そういうものであろう、その中で生きて行きましょうや。作中「人間のすべての行為は悪・・・」と言っていますよね、小説上の逆説ですが劉さんも分かっているじゃあないですか。
本作品は、人民は「国家」の下の平等を与えられ、「国家」が法を支配する歴史の国では理解しやすい作品だ。米国では起こり得ない事件が当然と起こる国の国民である劉の発想が、恐怖を煽るSF作家に相応しい。

小説的には、戦後からずっと外の権力に忖度して息が詰まっている日本の作家には劉の手法は希望の灯火に違いない。
なお中国名にすべてルビをふれば、読み易く日本人はより親中になれたのに、一寸残念。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.179
(5pt)

評判通りの大傑作です。

評判通りの大傑作です。特に、独特の世界観が 気に入りました。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.178
(5pt)

翻訳が特に最高

内容ももちろん素晴らしかったですが、翻訳がこれまた素晴らしい出来だと思いました。
完全にストーリーの中に入り込める!
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708
No.177
(5pt)

歴史的な人々が、VRの中で暗躍する。三つの太陽のある世界で。

中国のSF小説って、あんまり面白くないだろうと思った。中国国内で、3部作で2100万部も売れている「三体」を読んでみた。最初のところで、文化大革命の紅衛兵の追求集会の場面が出ていることに驚きだ。少なくとも、臭いものに蓋をするという中国で、よくぞ書いたと思った。理論物理学者を、紅衛兵や学者である妻が、一般相対性理論が観念的だとか、ビッグバンをいうと、神の存在を認めるのか?と追求する。結局は、その公開討論で、理論学者は死にいたるのである。その娘/葉文潔が、この物語の主人公となる。下放されている時に、レイチェルカーソンの沈黙の春を読み、共感した友人にはめられたりする。中国は、密告社会なのである。
ナノテクノロジー研究者の汪淼が、重要な役わりを果たす。VRによって、中国の時代を遡っていく、世界の哲学者や学者が登場する。確かに、VRを使うことで、時間は無理なく、過去にも未来にもいけ、本来会えない人にも会える。このVRの特徴は、かなりの時間のシーンが見れることだ。とにかく、いいとこ取りを全てしてしまうところに、この物語の編集のうまさがある。
物理的法則は、時間と空間を超えて不変であるはずが、不変ではない実験データが出ることによって、物理学は存在しないと遺書に残す科学者。応用部門ではなく、基礎理論の物理学者が、自殺していく。一体、何が起こっているのか?という中で、太陽が三つある世界が登場する。全く、太陽が出ない乱紀と太陽が出る恒紀。ある時は燃えつくされ、ある時は凍りつく。そして、人や植物は脱水して、生き延びる。仕掛けが、面白い。そして、スリリングに進んでいく。結局は、地球外生物との交信と、地球の人々がおごり高ぶっているので、地球外生物に助けを求めることに。最も簡単に殺したり、殺されたりするので、長い歴史や激変の中で、ありうる話として処理される。
驚くべき、要素と構成に、圧倒された。ふーむ。中国のSFも面白いのである。
三体 Amazon書評・レビュー: 三体より
4152098708