罪と罰

評判

罪と罰の評価:

4.32/5点 レビュー 444件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全532件 421〜440 22/27ページ
No.112
(5pt)

代表作・上

 ドストエフスキーといえば?と聞かれれば大半の人がこの「罪と罰」と答えることでしょう。しかし、それを読みきったという人はあまりいないようです。途中で断念したという声をよく聞きます。
 
 上巻では主人公であるラスコーリニコフが自らの思想に従って殺害、そして偶然にも関係のない人間まで手にかけてしまいます。それによって深い苦悩しているような、また逆に納得しているような状態が続きます。むしろ苦悩しているのは周りの人間のように感じる。
 何らかの確信を持って振舞っているようなポルフィーリィ、兄を気遣い続け、自分までを売ろうとするドゥーニャ、母親、ドゥーニャに心惹かれながら、ラスコーリニコフも慕うラズミーヒン。その他にもルービンやスヴィドリガイロフなどの人物たちもそれぞれの「生き方」を表わしていく。
 そして、ソーニャの登場によってラスコーリニコフの精神が崩されていく。いや、崩れていたものが正しい形に戻っていっているのかもしれない。
 この上巻だけでもラスコーリニコフとポルフィーリィのかけひきの面白さ、ソーニャとの精神的なやりとりとそれぞれの登場人物の哲学の深さに圧倒されるばかりです。
罪と罰 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (下巻) (新潮文庫)より
410201022X
No.111
(5pt)

もちろん娯楽作品としても感動的です!

「自分は罪を犯したことがない」と自信を持って言える人は少ないのではないでしょうか。

 我が身をふりかえっても、自分の態度や、無責任な行動で多くの人を傷つけたと思います。

 この作品の主人公は、人として最も大きい罪の一つである「殺人」をおかすわけですが、上下巻通じて、主人公の絶望と、最終的には大きな希望が描かれています。

 大罪を犯したものは、もう救われないのか?

 なぜ、社会には貧困があり、善良な人々が苦しまなければならないのか?

 悪人の欲望によって弱者が搾取され、利用されるのは仕方ないことなのか?

 読者は、殺人者である主人公を通して、さまざまな苦悩をともにします。

 登場人物の息づまる対話、サスペンスフルなストーリー、感動的なエピソードのテンコモリで、娯楽作品としても大傑作です。

 読まれていない方は是非!
罪と罰〈下〉 (岩波文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰〈下〉 (岩波文庫)より
4003261372
No.110
(4pt)

ドストフ

うちの母が「感動したよ」って言ってたけど感動はなかった。でもドストエフスキーの文章力はすごい。どこに継ぎ目があるかまるで分らないし、熱中すれば文字を読んでるの?って思う。
この作品が有名すぎることと、この作品が出されて時が経ちすぎたことを憎む。使いまわされてる表現があるし、なにしろ今とは時代が違うから。あぁあの時代のロシア人にはとんでもない小説だったんだろうな。
罪と罰 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.109
(4pt)

ドストフ

うちの母が「感動したよ」って言ってたけど感動はなかった。でもドストエフスキーの文章力はすごい。どこに継ぎ目があるかまるで分らないし、熱中すれば文字を読んでるの?って思う。
この作品が有名すぎることと、この作品が出されて時が経ちすぎたことを憎む。使いまわされてる表現があるし、なにしろ今とは時代が違うから。あぁあの時代のロシア人にはとんでもない小説だったんだろうな。
罪と罰 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (下巻) (新潮文庫)より
410201022X
No.108
(5pt)

えぐり出される内面

この本を読むと、180年も前に生きた人間に、自分の隠し持っている内面をえぐり出されたような気分になる。何人かの登場人物の内面が主人公を中心にじっとりと描かれていくが、内向的な面を持つ人なら、少なくとも一人、共感できる人物を発見できると思う。
読んだ後に自分の生き方について考えさせられる本。
罪と罰 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.107
(5pt)

えぐり出される内面

この本を読むと、180年も前に生きた人間に、自分の隠し持っている内面をえぐり出されたような気分になる。何人かの登場人物の内面が主人公を中心にじっとりと描かれていくが、内向的な面を持つ人なら、少なくとも一人、共感できる人物を発見できると思う。
読んだ後に自分の生き方について考えさせられる本。
罪と罰 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (下巻) (新潮文庫)より
410201022X
No.106
(5pt)

人間にとって本当の罰とは?!

「悪いことをしたな」ラスコーリニコフのように犯罪者でなくても、こう感じてしまう瞬間はしばしばある。たとえ人にばれなくても、怒られなくても、罰せられなくても、その人に良心がある限り、良心の呵責という思い罰を私たちは課せられる。「あんなことしなければ」「あれは私が悪いのではないのだ」「たいしたことじゃない」そんな人間の負の感情が驚くほどリアルで、自分の心臓までえぐられるようなつらさを感じてしまう。しかし、愛情のような暖かさをも表現しており、人間社会の全てがこの本に凝縮されているといっても過言ではないだろう。様々なびっくりするような犯罪が起こる今、人間の罪と罰、そして心の弱さを、この本を読んでじっくり考える必要があるのではないか。
罪と罰 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.105
(5pt)

人間にとって本当の罰とは?!

「悪いことをしたな」ラスコーリニコフのように犯罪者でなくても、こう感じてしまう瞬間はしばしばある。たとえ人にばれなくても、怒られなくても、罰せられなくても、その人に良心がある限り、良心の呵責という思い罰を私たちは課せられる。「あんなことしなければ」「あれは私が悪いのではないのだ」「たいしたことじゃない」そんな人間の負の感情が驚くほどリアルで、自分の心臓までえぐられるようなつらさを感じてしまう。しかし、愛情のような暖かさをも表現しており、人間社会の全てがこの本に凝縮されているといっても過言ではないだろう。様々なびっくりするような犯罪が起こる今、人間の罪と罰、そして心の弱さを、この本を読んでじっくり考える必要があるのではないか。
罪と罰 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (下巻) (新潮文庫)より
410201022X
No.104
(2pt)

理解できない

こういう古典作品を読みなれていないせいもあるんだろうけど読破するのに骨がおれた。むやみやたらと長ったらしいし、登場人物たちの独白がダラダラと永遠に続く。本編の内容とはあまり関係が無いようなことばかり書かれていて、こういうのを省いたらずいぶんとすっきりするのに、と思った。それにしても主人公のラスコリーニコフは人を殺しているくせになんでこんなにえらそうなんだろう、理解できない。
罪と罰 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.103
(2pt)

理解できない

こういう古典作品を読みなれていないせいもあるんだろうけど読破するのに骨がおれた。むやみやたらと長ったらしいし、登場人物たちの独白がダラダラと永遠に続く。本編の内容とはあまり関係が無いようなことばかり書かれていて、こういうのを省いたらずいぶんとすっきりするのに、と思った。それにしても主人公のラスコリーニコフは人を殺しているくせになんでこんなにえらそうなんだろう、理解できない。
罪と罰 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (下巻) (新潮文庫)より
410201022X
No.102
(5pt)

現代の闇を予言した天才

初めは難しい本だと覚悟して読んだ本。 はじめは理解に苦しんだけれど 2、3回読むにつれて、目から鱗が出た名作品。 何が罪なのか?本はそれ を提起している。 自分の為にではなく人の害になる人を殺害。 果たしてそれは 罪なのか?こういう思索、思想がなくなってしまったから現代のモラル 欠如の氾濫がある。 人間としては必ず読むべき必読書。
罪と罰〈上〉 (岩波文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰〈上〉 (岩波文庫)より
4003261356
No.101
(5pt)

糸杉の十字架が表すもの

「自分のために殺したくなった」とソーニャに告白したラスコーリニコフ。ソーニャは、人は人を殺す権利を持ってないとラスコーリニコフに問い返す。罪は良心ある故に生じるものであるならばそれを告白したことで神は人に罰を与え同じに赦されるものなのか。彼はナポレオンも虱のような人間も神の前では平等で、娼婦であるソーニャの同情心に彼の憎悪を包み込む愛を見た。
ソーニャを娼婦に追いやった貧困は社会が産み出した歪みならば、ラスコーリニコフが犯した罪も貧困が故に、糸杉の十字架で共通の苦しみを背負うことを決心したのか。神に祈ることが必然に対する従順であり、ソーニャが唯一生きていく一縷の望みであったのかも知れない。ラスコーリニコフはソーニャにとって男女の愛の対象でなく神に対する信仰の手段でしかなかったのか。
罪と罰〈下〉 (岩波文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰〈下〉 (岩波文庫)より
4003261372
No.100
(5pt)

時代を超えた作品

近代の予言書といわれるこの本は、具体的な政治活動家や、
戦時的英雄を主人公としていないところに、普遍的価値を持ち続けられたと言ってもいいと思う。
真の革命家にとって、既存の革命や、成功と武勇に彩られた伝記など、参考になるはずが無い。
革命の本質とは、未曾有の危機に瀕した社会や民衆の中から、それこそ
手本の無い暗闇の中から奇跡的に光を、自らの決意と知恵で獲得する行為であるとおもう。その本質的で生々しい光は、一見どこにでもいる青年に、以外にオーバーラップすることが多い。この本の上巻の巻末で繰り広げられる一見稚拙な選民思想は、先の大戦から現在実際に戦争を起している現代の指導者まで、まったく気味の悪い程オーバーラップする。
主人公のラスコーリニコフの持つ一見凡庸な殺人衝動と、ナポレオンの栄光と、アドルフ・ヒトラーの暴挙と、ブッシュ大統領の自由の名のもとの殺人と、・・・・そして我々自身の中に眠る一見凡庸な、取るに足らない苛立ちが、決して無関係ではないことを・・・・、この作品は黙示録的に示している。そしてそれを救うことが出来るのは、呆れるくらい身近に存在する、ごくありふれた、「愛」であるということも。
罪と罰〈上〉 (岩波文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰〈上〉 (岩波文庫)より
4003261356
No.99
(5pt)

ラスコーリニコフはお腹がすいていただけ

この小説を読みとおしてまず思うのは、ラスコーリニコフはあきらかに心神耗弱状態にあったということ。なにしろ彼はほとんど飲まず食わずで何日も過ごしている。一日三食腹いっぱい食べていればばあさん殺しなど考えもしなかっただろう。健康で文化的な生活の大切さを痛感させられる。
 今日の日本でも仕事がなく、食事も満足にとれず、しかたなく無銭飲食、万引きを繰り返して刑務所に入れられる人が後を断たない。ほんとうにお寒い状況だ。こんなんでいいのだろうか。政権交代がないこと以上の不幸はないと達観している人が少ないのでしかたないのだろうか。精神的には5千万人ラスコーリニコフ状態だ。いけてないシステムの犠牲者へと転落する日本人たち。自業自得なのだろうか。
罪と罰〈上〉 (岩波文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰〈上〉 (岩波文庫)より
4003261356
No.98
(4pt)

ほんとうの罰とは・・・

人並みはずれた秀才であるのに、貧しさういえに勉学の道を閉ざされようとしているラスコーリニコフ。自らの生を優先するあまり、一つの信念を実行すべく殺人を犯してしまう。自らは選ばれた人間であると過信して・・・。しかし、犯行後、罪の重さに耐えられず疑心暗鬼になり憔悴してゆく。心優しき女性ソーニャの愛でラスコーリニコフのほんとうの罪があらわになってゆくが・・・。ラスコーリニコフが追いつめられると、読み手もハラハラせずにはいられない、どんなサスペンスよりも迫真の恐怖があります。自ら信じた思想により犯した罪に苦しめられ、それが誤りであったことに気づいたとき、誤りを認めることこそほんとうの「罰」であり、「許し」なのだと思った。誰が知らなくても、自分自身の知っている自分の行い。社会の中の自分の居場所について考えさせられる名作です!
罪と罰 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.97
(4pt)

ほんとうの罰とは・・・

人並みはずれた秀才であるのに、貧しさういえに勉学の道を閉ざされようとしているラスコーリニコフ。自らの生を優先するあまり、一つの信念を実行すべく殺人を犯してしまう。自らは選ばれた人間であると過信して・・・。しかし、犯行後、罪の重さに耐えられず疑心暗鬼になり憔悴してゆく。心優しき女性ソーニャの愛でラスコーリニコフのほんとうの罪があらわになってゆくが・・・。ラスコーリニコフが追いつめられると、読み手もハラハラせずにはいられない、どんなサスペンスよりも迫真の恐怖があります。自ら信じた思想により犯した罪に苦しめられ、それが誤りであったことに気づいたとき、誤りを認めることこそほんとうの「罰」であり、「許し」なのだと思った。誰が知らなくても、自分自身の知っている自分の行い。社会の中の自分の居場所について考えさせられる名作です!
罪と罰 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (下巻) (新潮文庫)より
410201022X
No.96
(5pt)

フセインも読んでる!

いや~ おもしろい! 今 あの高名な 罪と罰を 読んでます。
もう中の 後半くらい までいったのですけど 
面白いね~ うわさどおり
20世紀の 文学人は ドストエフスキーと トルストイには 勝てない
と 思ったという 「あるひとつの頂点であった」らしい
(早稲田の文学教授が しつこいくらいに あらゆる エッセンスが詰まっている 深くてうまい小説だという)
おい そんだけ 言うならなんぼのもんじゃい と 読んでみると
イメージの 堅いのとは 違い とっつきやすく
「ライ麦畑でつかまえて」 のように 純粋な 人物にも 感情移入しやすい
ロシア人は 名前が長い、 とか いっぱい登場人物が出てくる とか ・・・・いわれるが
イメージ先行 の 食わず嫌いだと 気づいた
あんなの 司馬遼太郎 の方が いっぱい出てくるし ややこしいし
言葉も難しい
なんでも サダム・フセイン の地下室からも 蔵書から出てきたという
代物・・・ ぜひ お試しあれ。
これ 読んだだけで 自信になる(超有名にして高貴なものとされている)
んで 一石二鳥でっせ。
罪と罰〈上〉 (岩波文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰〈上〉 (岩波文庫)より
4003261356
No.95
(5pt)

CD版は臨場感溢れ、演劇を耳で聴いているようです。

主人公ラスコーリニコフの神経質な感じが良く出ていて、聴きながらこちらまでハラハラしました。「罪と罰」のCD版はまるで演劇を耳で聴いているようでぐっと引き込まれます。おすすめの一作です。
罪と罰 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.94
(5pt)

CD版は臨場感溢れ、演劇を耳で聴いているようです。

主人公ラスコーリニコフの神経質な感じが良く出ていて、聴きながらこちらまでハラハラしました。「罪と罰」のCD版はまるで演劇を耳で聴いているようでぐっと引き込まれます。おすすめの一作です。
罪と罰 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰 (下巻) (新潮文庫)より
410201022X
No.93
(5pt)

どのように優れているか?

純文学としては、文章が非常に秀逸。
都市文学として読める。当時のペテルブルグの風景が、五感を通して
伝わってくる。
心理学的に見ても、ここまで1人の青年の心理を、グロテスクに描き
きれた作品はない。
推理小説としては、最初から犯人が分かってるものの、十分楽しめる。
その構成や、探偵のキャラクターは、刑事コロンボの作者に多大な影響
を与えている。
思想史的見地からは、独創性が強すぎて、「悪霊」に比べて物足りない。
本書は様々な読み方が可能だと思う。
イデオロギーの要素は非常に薄く、純文学として楽しめる。
その点では、4大長編の中でも、白痴に繋がる系譜で見ることができる。
また、その特性ゆえに、読む人を選ばない。アクの強いドストエフスキーだが、罪と罰は万人向けの書と言える。
罪と罰〈上〉 (岩波文庫) Amazon書評・レビュー: 罪と罰〈上〉 (岩波文庫)より
4003261356