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鴨川食堂まんぷく



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【この小説が収録されている参考書籍】
鴨川食堂まんぷく (小学館文庫)

鴨川食堂まんぷくの評価: 4.14/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

うーん、浅い…

①他をあげるために、他をさげるという行為が好きではないのですが…この小説には、そのような表現が多くみられます。物語の舞台である『鴨川食堂』を魅力的にみせたいという思いが強すぎるのか、登場人物達が軒並み、他店を引き合いにだしては『鴨川食堂』を持ち上げます

②一話で「京都の店はどこも料理の説明が長い。けどこの店は違う」というような描写がありますが、そのあと店主がする料理の説明も、私からすれば十分ややこしく…そんなに一気に説明されても覚えきれないよ!と叫びたくなりました(苦笑

③初来店の際、流が客に料理を振る舞うのですが…高級な食材を掛け合わせて作られた、いかにも複雑そうな料理をつらつらと並べたてるだけなのが気になります。また直後にはいる料理の描写も『いい香りが鼻に抜ける』や『複雑な味が展開する』など抽象的かつありきたりな表現が多いため、具体的な味や香りが想像できません

④必ず2週間で解決する問題。解決後、振り込み方法に関しての返事がほとんどテンプレート。「承知しました」なんて話し言葉を使う人…そんなに沢山いるでしょうか?登場人物の性格や職業と絡められていれば納得できるのですが、みながみな「承知しました」という堅苦しい言い回しを使うため、キャラクターの作り込みが甘い、人物像が浅く感じられます

特に③と④の要素が際立つせいか、物語全体が浅く、稚拙に感じます。台詞が多く、地の文が少ないため、読みやすいと感じる方が多いのでしょうが…
鴨川食堂まんぷく (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:鴨川食堂まんぷく (小学館文庫)より
4094066756

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