(短編集)
ビストロ三軒亭の美味なる秘密
【この小説が収録されている参考書籍】 |
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ビストロ三軒亭の美味なる秘密の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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日常の謎解き、美味しそうな料理描写、ワインの知識など、今回も読みどころ満載。 | ||||
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料理は相変わらずおいしそうです。 | ||||
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最初から購入してます( ꈍᴗꈍ) | ||||
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今日ある食材で、客の食べたいもの、その日の気分をかなえてくれるビストロ。 また、スタッフも少々お節介だけど、本当に心が温かい人ばかりでこちらまで読んでいて幸せになります。 でも、みんな何らかの挫折感を抱えているからこそ。 こんな風に優しい人になれたらいいな‥‥ それにしても本の中に散りばめられている言葉の数々がこじらせた時の心の言葉を上手く表現しているなぁと感心してしまいます。 『独りになると、また脳内で迷走が始まってしまう‥』 『他人からの一言でこんなにも心が揺らいでしまう‥』 そうそうその感じ、よくわかる。上手くいえなかった気持ちが言葉になったようで、スッキリしました。おすすめします。 | ||||
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日常の謎&グルメミステリである。斎藤作品は初読。 表紙絵の豆のカスレにひっかかってそのまま購入。2019年3月の文庫書き下ろし連作短編集である。 舞台は三軒茶屋のとある人気ビストロ。新米ギャルソンの主人公・隆一くんが直面する(日常の)謎。それにからむポワロ好きの凄腕シェフ、物腰の怪しいソムリエやら先輩ギャルソンのいろんな活躍で謎は解かれる。そしてそして、お客さんにあわせて提供される超絶旨そうな料理の数々。という感じで物語がすすむ。 三軒茶屋が舞台のグルメミステリというと、故・北森鴻の「香菜里屋」のイメージが強い(あちらはビアバーなので趣は異なるけれど)。そしてビストロが舞台のグルメミステリといえば、近藤史恵の「ビストロ・パ・マル」。読みながらどうもついつい比べてしまうのが悪いのだが、うーん、そうですね。まぁまぁ楽しめましたという個人的感想。 自分がものがたり世界へのめり込めなかったのは、連作を通じての謎がやたら不愉快、かつ結局の根っこが軽い印象のネタだからか。特に後半2作をリンクするこれは、(最後にはなんとかなるという救いがなくはないのですが)なんで旨い料理の読書を楽しんでいるときにこんな嫌な話を聞かされなきゃいけないんだよというところが私的にはダメでした。こういうドロドロした話、テレビの連ドラだとありがちなストーリーなのかもしれませんが、そういうの全く見ないので興味の方向があっていなかった感じもしてます。 謎解きの探偵譚としても、論理的納得感が微妙だったりするのが目について残念な印象(しかしいじわるな読者ですねー)。実はこの本の前にシリーズ1作目が出ているらしいのですが、ちょっとそっちに手は伸びそうにありません。 | ||||
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前作の『ビストロ三軒亭の謎めく晩餐』から購入。 ミステリーとも、ハートフルストリーとも、主人公の成長物語ともいえるが、 どの枠にも収まらない。 三軒茶屋を舞台にしたビストロの料理も魅力的。 こんなお店で食事ができたら、、、 | ||||
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軽い読み口としっかりした構成力で、以前から追っかけていた作家さんでしたが、シリーズ二作目となるこの作品で確信。 これはラノベではない...! まず第一に、料理。 前作に比べてより洗練さを増し、食材や調理法について詳細に描かれている分、そこに出てくる料理が食べたくて堪らなくなり、野菜の料理が出てくれば野菜に、スウィーツが出ればお菓子に、ワインやシャンパンが出ればお酒にと、次から次へと襲ってくる食欲の嵐に翻弄されてしまいます。 第二に、謎。 この作家さんの持ち味の、身近でありながら人生の機微に富んだ、誰しもが共感できる心の綾を解いていく過程は変わらないものの、一度はハッピーエンドだと思わせてほっこりしたのも束の間、場面が一変して新たなる謎が...。 第三に、キャラクター。 魅力的で親近感を感じられる登場人物達が、悩んだり自分なりの答えを導き出して行く過程が丁寧に描かれていて、先輩から主人公への助言に一緒に頷いたり、人が人を理解しようとする優しさや、根底にある友愛の情感にホロリとさせられました。 結論としては、とにかく一気に読まされるしお腹が減るので、夜中にだけはと我慢していたカップラーメンを食べようと思います。 あー、面白かった! | ||||
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