■スポンサードリンク
鴨川食堂まんぷく
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
鴨川食堂まんぷくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お腹が空いて、心が満たされる。そんなこのシリーズが好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
悩みをかかえた人たちへのあたたかいまなざしが魅力です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鴨川食堂の主人、流さんは依頼の食を探し出す時、どうやら『縁ちゅうか偶然ちゅうか、不思議なことが起こる』らしいのです。その食に縁のある人や出来事に必ず出会う。 会いたいと思う時って、相手も会いたいと思ってくれている時なのかなと、多くの依頼人を見てきて思いました。 色んな人の想いのおかげでこちらまで温かい気持ちになれます。 『誰がどう言おうと自分がうまいと思ったものはうまい。小説も一緒ですわなぁ。自分が面白いと思うた小説はどんな書評が出とっても読む』 料理も小説も同じだとつくづく感じます。出会うのも縁ですしね。 出会えて良かった本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ほのぼの感激、懐かしいおふくろの味を思い出します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鴨川食堂シリーズの6作目です。 京都を舞台に食探しを通して人の心に寄り添う人情物語。 6つのエピソードが収録されていて、5つは雑誌に収録されていたもの、 1つが書き下ろしです。 どのエピソードも面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある日、依頼者が京都の路地にあるひっそりとした佇まいの「鴨川食堂」を訪れ、思い出の味を再現してほしいと依頼する。食堂の主人(鴨川流)は依頼者のわずかな記憶を頼りに推理調査し見事にその味を再現してみせる。そのパターンは頑ななまでにお定まりのものだ。また探して欲しい食べもの自体もなんということもない普通のものである。しかしなぜか一話一話がそれぞれ読者の心の琴線に触れる。そこになにかしら特別なものがある。それは依頼者の切ない恋心や悔恨、周りの人の親切や愛情、思いやり、生きていくうえでの苦労など様々だ。鴨川流はその食べものの味の裏にある作り手の想い、またそれを味わった者が大切に心の奥底にしまっていたものを味を再現することで解き明かしてみせる。食べものの味を特別にするもの、それはその食べものに込めた真心なのだ。 6話それぞれに味があるが、第5話「カツ弁」が特に味わい深い。昨今の「情熱こそすべて」とする恋愛礼賛主義にさりげなく異を唱え、人を思いやる心こそが至上であるとしたところがよい。「夫子の道は忠恕のみ」 日本男児、大和撫子はもう一度節度を取り戻さねばならぬと私も思う。 余談であるが、食堂で供される酒にも注目したい。福井「紗利」、姫路「八重垣」、新潟「鶴齢」、京都「蒼空」と日本酒のセレクトが素晴らしい。日本酒だけではない。沖縄の泡盛「瑞泉」、マンズワインの「リュナリス」「ソラリス」と食にあわせて鴨川流が供する酒はホンモノだ。 このシリーズを読んでいると自分でも料理をしたくなる。スパゲティとじゃがたまを作ってみた。あくまで私流ではあるけれど。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!