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スティグマータ
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スティグマータの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
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相変わらずロードレースを上手に表現しています。 今回は、ドーピングを行った元3連覇チャンピオンが電撃復帰するなか、 各選手がいろいろは思惑をもちつつ、3週間のレースするツールドフランスを戦う。 現実の世界なら、アメリカのアームストロングがツールに帰ってきたというインパクトの中の戦い といえるでしょう。ロードレースファンとしては見たくありませんが笑 相変わらず人間描写とロードレース描写はさすが。ハラハラさせる展開。 ちょうどツールドフランスも開催されており、今、旬の本でしょう。 | ||||
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今までの作品の読者なら、今作も楽しめます。チカはもちろんですが、ニコラ、ミッコ、伊庭の描写もさすがです。 次回作もあると思いますので、楽しみにしています。 | ||||
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単品としては地味な気がする。 本書自体がどうこうというより、「エデン」「サクリファイス」が余りに鮮やかだったために、本書は対比錯覚で地味に思える感じ。 「スター」ではない地味な現役選手の心の揺らぎ、切実な現実問題描写を楽しみました。 本書も含めシリーズ頭から通しで読み返したくなりました。再読ではまた違う印象になりそうな予感。 | ||||
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いまさらあらすじでこのシリーズの良さを語るのは野暮だと思いますが、初めてという方はサクリファイスから読むことをお勧めします。 今作では、チカはついに好漢ニコラをアシストすることになります。 ドーピングにより追放されたかつての帝王の復帰によりツールドフランスは不穏な方向へ… ミッコや伊庭も余すところなく描かれています。 前作は大学が舞台でしたが、エデンのその後とも言える作品です。 | ||||
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サクリファイスシリーズの第四作目。一冊目のサクリファイスからは六年の時が流れてます。 初期で「勝つことの意味が分からない」と言っていた頃のチカから今作までを追ってきた読者には、感慨深いものがあるんじゃないでしょうか。 誰かに負けたくないと強く思ったり、勝てるならば勝ちを狙いたいと思ったり。 それでもアシストとしての仕事に徹するチカの姿勢は、読んでいて本当に惚れ惚れします。 競技的な面での心理描写や戦略の面白さも、エデンよりパワーアップしてますね。 そして、エデンの終盤でツールを去ったニコラも、今作で再び戻ってきます。 今回、いちばん成長したのは彼ではないでしょうか。 チームのためにもアシスト達の為にも良いエースになろうとする彼の姿は心から応援したくなりますし、それを支えるチカとのエースとアシストの関係性も見どころ。 前作「エデン」がツール・ド・フランスという「楽園」をテーマにした作品なら、スティグマータは、「自分はなんのために楽園で走るのか」ということに焦点を置いた作品のように感じました。 ロードレースを人生に例えるのなら、これはその楽園を走る選手達ひとりひとりが書き続ける、物語の集結だと思います。 何百人という選手達の、様々な思いや責任が絡み合って進む、不安定で、一生懸命で、うつくしい3000キロの物語。 ほんとに、走ることは人生に似てますね。 この話から読んでも楽しめると思いますが、やはりサクリファイス→エデン→サヴァイヴ→スティグマータの順で読むことをオススメ。 7月から始まるツール・ド・フランスも、この本を読んでからだといっそう楽しめるのではないでしょうか。 前作までに出てきたキャラもほぼ総出演、ファンには嬉しい一作です。 | ||||
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