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スティグマータ
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スティグマータの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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レース部分はかなり良くできていて、ランスやコンタドール、シュレック兄弟の頃のような一昔前のツールの様子が感じられてかなり好感が持てました。だけど肝心のミステリー部分というかメインの部分がひっぱったわりには弱いというか、なんて事のない話でレースシーンの方が何倍も面白いという感じでした。レース部分だけでは物語として成立しないのだろうけれど。キャラはフィクションでも実在しているようにリアルなのでサイクルロードレースファンは読んで損はないと思います。 | ||||
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『サクリファイス』が面白かったので、続編の『エデン』『サヴァイヴ』とこちらを読んでみました。 『サクリファイス』では、エースやアシストという自転車ロードレースの非情な役割分担が個人的に新鮮だったし、その心理には胸を抉るものがあった。タイトルの'サクリファイス'にもまんまと騙されたし(笑)。しかし、この作品は何だか、う~ん。タイトルの'スティグマータ(聖痕)'もあまりはまってないし。 正直『サクリファイス』も「惜しい!もう一歩!」と感じ、だからこそ改善を期待して読んだのですが、残念、最初のが最高パターンでした。 ディック・フランシスの『競馬シリーズ』は名作だったんだなあ(笑) | ||||
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チカも歳を取ったなぁ。 自転車競技も縁がないし、エースという立場も、アシストに徹する生き方も縁がないけど、この物語を読んでいる間だけ身近に感じることができる。 | ||||
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作者の力量に期待していただけに感動する領域まで届かなかったかな。 映画とかでもそうだが、続編の難しさなのかも。 | ||||
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これまでの全て読んでよかったですで、次回作楽しみにしたいです。 | ||||
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「ツール・ド・フランス」という世界一のロードレースに参加できる幸せを感じながらも、エースをひき立てながらチームの勝利のみを優先するアシスト。必ずしも個人の記録は期待されていないし、来年の契約もまとまっておらず、ひょっとして今年でこの幸せの場から退場させられてしまう可能性まで内省してしまう日本人プロレーサーの主人公を中心にロードレースと同時に進む「群像劇」「と「スポーツドキュメンタリ風ロードムービー」。あいかわらずの安定感で読者を見事にひきつけてゆく。 しかも主人公は極めてはストイックであり、ある意味ハードボイルド風でもある。「疚しいという感情は不思議だ。」「負けることには慣れている。」「たった一度の失敗であきらめたりしない。」「矛盾しているようだが戦略的には正しい。」「だが、ほんの少し、ほんの少しだけ楽しいのだ。」「必ずくる悪い一日に、いかに傷を浅くするか。」「幻想という麻薬にでも頼らなければ、走り続けられはしない。」などなど。理屈抜きで楽しめた。 | ||||
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レースの描写が素晴らしく、作者が本当に走った事があるのでは?と思ってしまう程です。 ただ、今回の終わりは煮えきらない点がたくさんありました。 | ||||
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単品としては地味な気がする。 本書自体がどうこうというより、「エデン」「サクリファイス」が余りに鮮やかだったために、本書は対比錯覚で地味に思える感じ。 「スター」ではない地味な現役選手の心の揺らぎ、切実な現実問題描写を楽しみました。 本書も含めシリーズ頭から通しで読み返したくなりました。再読ではまた違う印象になりそうな予感。 | ||||
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