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傑作はまだ
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傑作はまだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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大きな展開がない分、じっくりと染み渡る作品。瀬尾さんが書かれる人物はどの方も魅力があり、人情味を感じさせる。心癒されました。 | ||||
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初めはそれほどでもないのに 後へ行くほど引き込まれ 最終版は一気読み。 いつもの瀬尾さんの読み方です 今回も同じく。 | ||||
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これを読んで感じたのは他人事ではないということ。 猛烈サラリーマンであった自分にとっては、子供の世話は専業主婦の家内に任せっぱなし、ふと落ち着いてみれる歳になった頃には子供は成人に。 いつの間にこんなに大きく? 親子の会話を聞いていると、なんとなく自分を見ているような、だからこそしみじみと感ずるものがあった。 この小説の設定のリアリティを問う声もあるのはわかるが、圧倒的なリアリティ。 こんな凄い小説をサラッとかける瀬尾先生、あなたは達人です! | ||||
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平凡なことがとても特別に感じる小説だと思います。 瀬尾まいこさんの小説って感じで、とても好きです。 内容は特別じゃないので、ふとした時に読み返して、またふんわりとした気持ちになります。 | ||||
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父親の自覚も無く、それでも養育費だけは送っていた。なかなか送らない人もいるのに。 主人公が父親として目覚めてゆく過程が面白く描かれていた。しかし、小説通りに世の中 出来てないか ら女一人で子供を育ててゆくことは なまやさしいことではない。 | ||||
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実の息子に会うことなく、二十五年間、世間と没交渉の引きこもり状態で暮らしてきた作家の〈俺〉が、突然訪ねてきて一緒に暮らすようになった息子によって、徐々に再生していくストーリー。 読み始めてしばらくは、作家の〈俺〉のあまりの世間知らずぶり、世間との没交渉ぶりに、「随分と極端な設定だなあ」と思って眺めていたんだけど、息子の〈智(とも)〉によって、少しずつ気持ちが開かれていく様子にほっこりとしてきて、最後のほうはもうたまらんて感じで、目頭熱くなってもうたわ。 話の分量も長めの中篇て感じで、さくさくっと読んでいけますしね。でもって、ラストに近づくほどに、ぐいぐい押し寄せてくる感動いうか、心にじんと沁みてくる感が、半端なかったっす。 | ||||
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読者は主人公の感情に思い入れしながら読み進めることがあると思うのですが、途中から「アレ?」と気が付きました。薄っぺらで中身がなさそうに見えていた人(々)が実は人徳のある思慮深い人だったり、いい意味で色々裏切られました。文中にある「お鍋」のエピソードが大好きで、小学生の息子にもその部分を読んで聞かせて親子で大笑いしました。その翌日の夕飯は我が家はお鍋になりました!食べ物がたくさん登場するもの好きでした。好き嫌い分かれるようですが、私は大好きでした。次回作があったらいいなぁ。 | ||||
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面白かった。思わす一気読みしてしまった 外の世界と何も接点を持たない中年男性が、息子の出現で変わって行く。その過程が面白く描かれていてとても好感を持った この作者の作品は、いずれもほのぼのとしていて。読後感も最高だ。ますますファンになりそうだ。次回作を期待しています | ||||
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読み終わって、よくよく考えてみると、かなり異常な設定の作品なのです。 養育費だけ送って、25年間まったく息子に会わなかった、というのも異常なら、(ネタバレになるのでかきませんが)その他のことも異常なのです。 でも、読んでいる間は、その異常さに気づきませんでした。 なぜかというと、全体の雰囲気が「のほほん」としていて、おだやかで、異常さが包みこまれてしまうからなのでした。 でも、のほほんとしていながら、読む手を休めることができません。 次々とページをめくらされていき、読み終わると、なんとも心があたたかく、幸せになるのでした。 「ああ、生きているって、悪くはないよなあ」 そう感じさせてくれる作品でした。 | ||||
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突然息子がやってくる。書く事にしか興味のない人間。人として魅力的な息子に心を開きだした小説家。小説家、やることなす事、トンチンカン。瀬尾まいこさん独特のユーモアで、またまた大笑いです。 | ||||
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瀬尾まいこさんの作品にはいつもほっこりさせていただいていますが、この作品はこの季節にぴったり。最近の作品の中でも好きな一冊です。性悪説より性善説を信じたい。 | ||||
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人の温かさにほっこりできる話でした。 また、最後まで読んだ後にもう一度読むと、細かい会話や主語の違いなどに込められた思いや心情の変化に気づくことができて、二度面白かったです。1度目は何も気づかず読んだ主人公のモノローグも、あとから読むと「全然ちがうよ!」とか「なんて自己中なんだ!」とか、「あとからお前もこう変わるけどね」とツッコミながら読みました。 また、出てくる食べ物が本当においしそう。なんでもないものなのに、なんかすごくお腹が空いてしまい、おいしそうなものを食べる登場人物たちの姿に幸せを感じました。 | ||||
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25年会っていない息子が突然現れて、戸惑いながらも距離が近づいていく父親とのやりとりは 素敵な女の子が出てくる「そしてバトンは渡された」 に比べて、何て地味で華やぎのない色合いになるんだろう。と読む方も淡々とならざるをえなかったのが、最終章で、あっと驚く結末となる。 愛のかたちは誠に多種多様 何が良くて何が正しいかなんて、誰にもわからないのではないだろうか って思える読後感 | ||||
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大変面白かった | ||||
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何だか状況似ていて…参考になりました | ||||
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小説家の加賀野の家に、血のつながりはあるものの一切干渉してこなかった息子の智が突然訪ねてきて一緒に過ごすことになる。初対面の息子と接しながら、人との触れ合いや温もりに気づいていく物語。 加賀野と智の会話が噛み合わない微妙なやりとりがおもしろくて一気に読んだ。 人とほとんど接触せず生きてきた加賀野が、智と触れ合うことで少しずつ変わっていくとともに、目の前にある世界が明るくて優しいものであることに気がついていく。 ただ、加賀野の智に対する言動はあまりに非常識すぎて、辛抱強く付き合う智に同情したくなったし、ここまで付き合う必要もないという思いもあった。また、最後はあまりにも色々うまくいきすぎてご都合主義が強かった。 この小説のタイトルは「きみを知る日」の方がよかったと思う。 | ||||
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深刻そうな関係でも心を通わせていく二人。 終わり方も心温まりました。 | ||||
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他のレビューにもあるように、確かに良い人しか出てこない良いお話でした。 最後まで読むと、出来すぎでは?と思わなくもないですが、結末は置いておき、お話の中の、主人公の考えていることや他の登場人物との会話に、たびたび吹き出してしまい、大変楽しませていただきました。 自分も、煩わしい人付き合いはなるべくしたくない、と思っているタイプですが、今さらながら、人付き合いも悪いことばかりじゃないよ、と当たり前のことに気付かせてもらった感じです。 良い人だけの明るい話でつまらない場合は多々ありますが、「傑作はまだ」は私には大変心地よかったです。 | ||||
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シングルマザーの方が読むと元気になる本だと思いました。子供の事を考え子供や自分が関わる周りの人との付き合い方のヒントがある本だと思いました。 | ||||
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