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傑作はまだ
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傑作はまだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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五十歳独身小説家の元に、突然実の息子が訪ねてくるお話。終始リアリティがない展開に、今までのわたしなら「ご都合主義だ」と一蹴していたかもしれない。しかし、本書を最後まで読み、現実味のある物語だけが人を幸福にするのではない、と考えを改めさせられた。 他人と関わると、どうしても厄介で面倒なことが増えてしまう。けれど、それを引き受けることで得られる喜びは、少しずつ毎日を彩っていく。不意に人の優しさに触れたり、ただ生きるために行う十分足らずの食事が、旬の食材を使ったメニューを二時間以上かけて楽しむものになったりする。 極端にどちらかに傾くのではなく、ひとりが楽な自分と他人といて楽しい自分を、うまく両立できたらいいなと思う。 | ||||
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同著者 "春、戻る" と話の展開が似ている。 特に胸に刺さるような台詞や場面もなく ただただ父親と息子の生活が淡々と描かれている。 そして、話の後半に謎が明かされる。 ちょっと内容がシンプル過ぎる印象。 読者をあっと言わせるような一捻りが欲しかったかな。 瀬尾さんの作品らしい、嫌なキャラクターが出てこないので安心して読めたのは良かった。 | ||||
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本題とは別だが、「金の無心をしてきそうな、普段付き合いのない親族」を想定し、「8万円で命を救えたのだ」の結果が出た時、だったら出してやれば良かった…とは、絶対に思わないという結論に至った。「誰かが出せばよかったか知らんが、その『誰か』は自分じゃないし、結果が予測出来ても、自分は出さない」と、自信を持って言える。更に「8万で命を救えたのに」とほざいている奴が居たら、今、生きてて、あれに誰か8万貸して、って言われても、ここにいる人は誰も貸さないと思うよ。と口に出せる …と、展開してみた 明解なお話なので、素直に読んで、気持ちよい話だなー、で楽しめると思います | ||||
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50歳の、ほぼ引きこもり作家の元に、ほぼ行きずりの女性が生んだ初対面25歳の息子が訪ねてきた。さて、その真意は? 息子の愛想や要領のよさに引きずられる様に、「人」との関係を取り戻して行く主人公。 良い人ばかりが出てくる、安心の良い話でした。 | ||||
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中年の他者と関わらない小説家が、息子との関わりにより明るくなっていく話です。 良い人ばかり出てくる良い話でした。一時間で読み終わるほどの薄さが残念でしたが、文章の端々がウィットに富み面白かったです。 軽く良い話を読みたい方向けでした。 | ||||
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