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盤上に死を描く
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盤上に死を描くの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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現実では起こりえない動機の連続殺人事件をテーマにしています。と言いますか、詰将棋マニアの妄想から、連続殺人が起こっていました。こんなのあり得ないという感想しかありません。 当方は将棋3段を日本将棋連盟から大昔いただいていますので、「盤上」と書名にあるだけでワクワクしてしまうのですが、ワクワクした分、残念な気持ちが増しています。 これまで数えきれないほど古今東西のミステリーを読んできましたので、本作の構想の面白さや風変りさは別として、動機が理解できない殺人は絵空事になります。それが例えミステリーを成立させる上で必要なことだとしても、です。 第17回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作品ですので、審査員はこの詰将棋をテーマにした連続殺人の斬新さを評価したと思われます。それはそれで、見解の相違だとしか言えません。 未読の方もおられるでしょうから、これ以上はそのプロットに踏み込みませんが、104pの犠牲者一覧を見た瞬間、本作の狙いが浮き上がってきました。詰将棋が好きな方なら当然でしょうが。 なお、217pの「同衾」は「同金」の誤植です。本筋には関係のないところですが、一応指摘しておきます。 | ||||
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