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盤上に死を描く



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【この小説が収録されている参考書籍】
盤上に死を描く (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

盤上に死を描くの評価: 3.33/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

濃厚な名古屋ミステリー

猫吉先生で有名な、最高齢のこのミス優秀賞作品。詰将棋ミステリーという触れ込みだが、名古屋民の自分にとっては、作者が中京大学卒なだけあって、超濃厚な名古屋小説だった。八事日赤で張り込みするミステリーとか、多分これ以外ないだろう…
盤上に死を描く (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:盤上に死を描く (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.5:
(2pt)

不思議な動機の連続殺人の作品でした

現実では起こりえない動機の連続殺人事件をテーマにしています。と言いますか、詰将棋マニアの妄想から、連続殺人が起こっていました。こんなのあり得ないという感想しかありません。

当方は将棋3段を日本将棋連盟から大昔いただいていますので、「盤上」と書名にあるだけでワクワクしてしまうのですが、ワクワクした分、残念な気持ちが増しています。
これまで数えきれないほど古今東西のミステリーを読んできましたので、本作の構想の面白さや風変りさは別として、動機が理解できない殺人は絵空事になります。それが例えミステリーを成立させる上で必要なことだとしても、です。

第17回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作品ですので、審査員はこの詰将棋をテーマにした連続殺人の斬新さを評価したと思われます。それはそれで、見解の相違だとしか言えません。
未読の方もおられるでしょうから、これ以上はそのプロットに踏み込みませんが、104pの犠牲者一覧を見た瞬間、本作の狙いが浮き上がってきました。詰将棋が好きな方なら当然でしょうが。

なお、217pの「同衾」は「同金」の誤植です。本筋には関係のないところですが、一応指摘しておきます。
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No.4:
(4pt)

詰将棋と見立て殺人をミックスさせたアイディアは単純ながら理解し易く巧く考えたなと感心しましたね。

「このミス」優秀賞に輝いた65歳の新人・きっと猫好きな井上ねこさんの本格的詰将棋ミステリ処女作。本書には「どえりゃーこと」等の名古屋弁も楽しいローカル色が出ていて実際に現地に行ってみたくなりますし、詰将棋の面白さにも目覚めさせてもらえましたね。詰将棋と見立て殺人をミックスさせたアイディアは単純ながら理解し易く巧く考えたなと感心しましたね。勿論こんな狂った殺人ゲームを本当にやられたらたまったもんじゃありませんがね。元詰将棋マニアの女刑事・水科と優男・佐田(×さだ〇さた)刑事コンビの活躍をまた読みたいですね!
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No.3:
(3pt)

詰将棋マニアの妄想的見立て殺人を無理矢理実現した怪作

私は詰将棋マニアであり、作者のプロフィールにあった賞を私も受賞した事があるので、非常に親近感を持った。一回り上の年代のようで、もしかすると個人的に接点すらあったかも知れない。詰パラの「鶴田主幹」時代を懐かしく思い出し、とても興味深く読む事が出来た。高齢化が進む「詰将棋パラダイス」の読者なら、他人事とは思えない人が多いのではなかろうか。
 「盤上に死を描く」と言うタイトルが示す驚天動地な見立て殺人で、詰将棋マニアの妄想を無理矢理実現してしまったのにはビックリ。ただ一般人なら感心してくれる(かも知れない)アイディアも、マニア的にはさすがに無理でやり過ぎだろうと思ってしまったのが正直な感想。絶対にこんな事やる犯人なんかいるわけがない、と言うリアリティのなさは、実戦では絶対に出現しない手順を表現する詰将棋に通じるものの、やはり「怪作」と評価したい。
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No.2:
(5pt)

名古屋が舞台で、とても楽しめました

被害者の共通点がなかなか分からず、警察の予想はことごとく覆される──。
これこれ!こういうのが読みたいのですよ。
ヒロインの水野優毅と所轄の佐田のコンビも良かった。佐田はホストのようだと書かれたのみで
はっきりとは容姿の指定がないのですが、具体的に例えればどの俳優のようなタイプなんだろう
ととても気になりました。
私の住んでいる名古屋の地名が多く出てきて、とても嬉しいです。
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No.1:
(3pt)

知識があればより面白く感じれただろうなと思いました

スリリングのあるストーリーで面白かったです。が、将棋についには無知な為、将棋について詳しければより面白く感じれただろうなと思いました
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