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コヨーテの翼
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コヨーテの翼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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いつも,同じ作家さんばかり読んでるのですが、5〜6人の方です。この作家さん初めてで 今、休憩して、いつもの作家さんのシリーズ物を読んでます。最後まで読むと面白いのかも? そのうち、続きを読むとしますので、評価は半分にしました。すみません | ||||
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来年行われる東京オリンピックでの事件。タイムリー(もちろんフィクション)な内容に遅読の私が次へ次へと読んでいった。今読んで! | ||||
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東京オリンピック開会式での総理大臣の暗殺任務を請け負ったスナイパーと、それを阻止する警察組織の攻防を巡るミステリ。 警備の分散を図るべく、ドローンによる毒物散布や、電車への爆発物設置など様々な工作をするスナイパーと、それに振り回される警察の様子がよく描かれていた。 結局、最終的に選んだ案を実行するのなら、テロを予告するメールを送らずに秘密裏に実行すればもっとうまくいったのでは?と思ってしまった。 最後の犯人との対決は、もう少し見せ場を作ってほしかった。 東京オリンピックがここまで盛り上がるかは分からないが、警備にここまでの労力をかけなければならないというのは、改めて大変なイベントなのだと思った。 | ||||
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東京オリンピックが目前の今、とてもタイムリーなサスペンス作品です(^-^*)/ 時期的にベストタイミングなので、今年の現実の東京オリンピックは大丈夫かな?と思いつつ、ハラハラドキドキしながら読めました。 謎の凄腕暗殺者『コヨーテ』のキャラクター性や暗殺の作戦がとても巧みであり、こんなに非情且つ受けた依頼は必ず遂行する超人の暗殺を、警察は防げないのでは?と、のめり込み、 暗殺者の物語としては名作でした! ただ反面、暗殺者サイドがメインとは言え、警察サイドの主人公のキャラクター性の薄さに残念だなと感じました。 両雄並び立つ位に、警察サイドの主人公のキャラクター性も濃く、もっと一癖ある主人公だったら文句なしの☆5だったかなと。 悪くはないのですが、『コヨーテ』に比べると地味なのが残念(>_<) とは言え、東京オリンピックが終わるまでに読むなら、とてもタイムリーでハラハラドキドキな読書体験で楽しめると思いますし、 『コヨーテ』のキャラクターと、警察との対決のあらすじ自体はスリリングで見事でした(^-^*)/ | ||||
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五十嵐貴久の作品が好きだ。 いつもハラハラドキドキして読む。色々なジャンルで全く新しいモノを魅せつける。 この人には、得意な分野と云うモノが無いような気がする。 | ||||
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東京オリンピックにて首相を暗殺する目的で動き出すコヨーテ。 タイトルからして「ジャッカルの日」をパクろうとしているのはわかるが、内容は大違い。 あらすじ的にさくさくと展開していくが、スピード感あるというよりも内容が薄いというか、都合よすぎる展開の数々。 サスペンスのスリルとワクワク感は残念ながらない。 | ||||
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2020年東京オリンピックの開会式で総理を狙う凄腕スナイパーと、テロ対策に臨む日本警察との闘いを描いたサスペンス。 国家の威信をかけてテロ阻止に向かう日本警察の警備体制は、勉強になりそれなりに良く書けていたと思いますが、スナイパーとの情報戦や対決の場面少なく、緊迫感にはやや欠ける印象。リアリティは別として、それを崩すスナイパーの策略の、総理の最終的な暗殺手段への有効性も今一つ見出せなかった気がします。最後の仕掛けには、もっと伏線があっても良かったと思いました。 | ||||
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警備についての描写は面白かった しかし、「日本人の誰もがオリンピック一色」とか言われちゃうと…「そうかなあ?」と。娯楽が何もない時代じゃあるまいし。的な白け感が来るから↑みたいな事は力説しないでくれた方が有難かった 更に大盛り上がりのトコで、「歩いています」を物凄い「発見」としてやられたのも少々白けた。車いすに乗ってる人が「歩けない」とは限らない。「長時間歩けない」や「安静を保つ必要がある」の場合も使うからね… 車いすから立ち上がると「こいつ、『ズル』してやがったんだな」の目で見られる理由が分かった感じ 「発見」のオチもどうも…。普通に「今出たら目立つよね?」と思わない訳がないだろうに。 概ね楽しんだから、まあ、良し | ||||
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作品タイトルからもフレデリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」を意識したものと思われますが、こちらは全くリアリティのないご都合主義小説です。まず表紙絵や内容紹介にもあるとおり、暗殺者はスナイパーなのですが、一回も狙撃なんかしません。しかも凄腕とあおっておいて。じゃあどうやって暗殺するの?というと、2020年においてもありえないだろうテクノロジーを使います。しかも、その技術を提供するテロリストは国際指名手配されているにもかかわらず簡単に入国します。そんな奴、最重要危険人物としてリストアップされてるに決まっているだろ!その他にも協力するテロリストたちが東京オリンピック開催が決まる前から都合よく日本に潜伏していたり、銃器は簡単に手に入るし、開会式が暗殺のために企画されたかのような内容だったり、暗殺者の企てを読む警察が一人だけで、あとはまんまと踊らされるボンクラばかりだしとあきれてしまいます。最後の取ってつけたようなサプライズも作品の安っぽさを助長してるだけ。これを読んだ人が、「ジャッカルの日」もどうせつまらないんだろうと思うことを危惧します。「ジャッカルの日」はまぎれもない傑作です。 | ||||
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東京オリンピックの開会式の最中に日本の総理大臣の暗殺を目論む、中東の架空の国の架空の宗教の原理主義テロ組織が雇ったプロの暗殺者と、それを阻止しようとする日本の警察官の知恵比べの物語。 開会式の数か月前から時系列に沿って暗殺者の視点のパートと警察官の視点のパートが交互に描かれ、タイムリミットに向けて徐々に緊張感を高めてゆく、サスペンス小説の王道のスタイル。 テーマがテーマだけに、政治的な主張や「刑事警察と公安警察」、「本庁と所轄」、「キャリアとたたき上げ」といったお馴染みの対立構造を膨らませた「人間ドラマ」を描くことも可能であるが、そういった贅肉は気持ち良いくらいバッサリと切り捨てて、まるでチェスや将棋の棋譜のようにお互いの打つ手とそれに対する対応を描く、筋肉質のエンターテインメントとなっている。 テロ組織の不手際により暗殺計画の存在が明らかになってしまったため強固な警備体制が敷かれ、実行不可能と思われる暗殺を可能とするために、事前に数々の陽動作戦を布石として打つ暗殺者と、それに翻弄されながらも微かな証拠を積み上げて暗殺計画の全体像に少しづつ近づく警察。 そして、開会式の当日を迎える。 暗殺者の計画した真の暗殺の手段は、読者に対してはタイムリミット直前になるまで明かされないが、後になってみれば数々の伏線が示されていたことに気づく。 また、それを阻止するために警察が行うある対抗策も、そのヒントは既に作品内において示されていたことに気づく。 そして、作品の最後の最後に明かされる、唐突とも思えるある「どんでん返し」でさえ、実は作品の序盤においてかなりあからさまな形で描かれていたことに気づき唖然とする。 本格ミステリ的ともいえる「フェア」な姿勢をもって、政治思想や信仰とは無関係にプロとしての矜持をもって「仕事」に臨む暗殺者と、同様にプロとしてそれを阻止しようと推理し行動する警察官の姿を描く、クールで熱い、非常によくできたサスペンス小説である。 | ||||
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