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殺人者は21番地に住む



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殺人者は21番地に住むの評価: 3.50/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(4pt)

おフランス流バカトリックが炸裂w

霧深いロンドンの街で起こる連続殺人。犯行現場には必ず〈スミス〉と
名が記された名刺が残され“第二の切り裂きジャック事件”と騒がれた。
やがて、犯行現場から立ち去る犯人を追跡したという目撃者が現れ、
犯人の住居――ラッセル広場21番地にある下宿屋――が判明する。
犯人は下宿人のなかの誰なのか?
そんな中、下宿を監視する警察をあざ笑うかのように、次の事件が起こり……。
一応、容疑者が限定される〈館もの〉の体裁ですが、最初から警察
が介入するという、外部に開かれた設定である点がユニークな本作。
本作のメインとなるトリックは、ある意味、非常にバカバカしいもの
であるため、人によっては、呆れて怒り出すかもしれません(二度に
亘って挿入される“読者への挑戦”も、こけおどしに過ぎませんw)。
とはいえ、被害者が残したとされるダイイングメッセージ“il b”(フランス語)に
託された人を喰った作者の企みには意表を突かれましたし、二つの“読者への
挑戦”の間に、下宿人たちがブリッジに興じるシーンを配置することで、真相を
大胆に暗示している点も、なかなか巧いと感じました。
殺人者は21番地に住む (創元推理文庫 (212‐1))Amazon書評・レビュー:殺人者は21番地に住む (創元推理文庫 (212‐1))より
4488212018
No.7:
(4pt)

おフランス流バカトリックが炸裂w

霧深いロンドンの街で起こる連続殺人。犯行現場には必ず〈スミス〉と
名が記された名刺が残され“第二の切り裂きジャック事件”と騒がれた。

やがて、犯行現場から立ち去る犯人を追跡したという目撃者が現れ、
犯人の住居――ラッセル広場21番地にある下宿屋――が判明する。

犯人は下宿人のなかの誰なのか?

そんな中、下宿を監視する警察をあざ笑うかのように、次の事件が起こり……。

一応、容疑者が限定される〈館もの〉の体裁ですが、最初から警察
が介入するという、外部に開かれた設定である点がユニークな本作。

本作のメインとなるトリックは、ある意味、非常にバカバカしいもの
であるため、人によっては、呆れて怒り出すかもしれません(二度に
亘って挿入される“読者への挑戦”も、こけおどしに過ぎませんw)。

とはいえ、被害者が残したとされるダイイングメッセージ“il b”(フランス語)に
託された人を喰った作者の企みには意表を突かれましたし、二つの“読者への
挑戦”の間に、下宿人たちがブリッジに興じるシーンを配置することで、真相を
大胆に暗示している点も、なかなか巧いと感じました。
殺人者は21番地に住む (1983年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人者は21番地に住む (1983年) (創元推理文庫)より
B000J78XOY
No.6:
(2pt)

冗談探偵小説?

訳文の拙さもあってか、読み難く、人物描写つまらなく、ストーリー展開だるい。
読者への挑戦状は、クイーンら本格ものの作家に対するパロディでしょうか。
ひょっとして、メイントリックも?
殺人者は21番地に住む (創元推理文庫 (212‐1))Amazon書評・レビュー:殺人者は21番地に住む (創元推理文庫 (212‐1))より
4488212018
No.5:
(2pt)

冗談探偵小説?

訳文の拙さもあってか、読み難く、人物描写つまらなく、ストーリー展開だるい。

読者への挑戦状は、クイーンら本格ものの作家に対するパロディでしょうか。

ひょっとして、メイントリックも?
殺人者は21番地に住む (1983年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人者は21番地に住む (1983年) (創元推理文庫)より
B000J78XOY
No.4:
(4pt)

本格好きな人には堪らないミステリ

作者が寡作なせいか邦訳が少ないせいか私は本作と「六死人」しか読んでおらず、経歴も詳しくない。

本作は題名が示す通り、殺人犯人が21番地にある下宿屋にいると読者に明かしながら、それでいて犯人を絞らせない作者の技巧が見せ所。幕間には2度に渡って、クィーンばりの挑戦状が入る。作者の自信と情熱がうかがえる。黄金時代にはこうした作品が多く書かれていたんだなぁ、と当時感心したのを覚えている。
殺人者は21番地に住む (1983年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人者は21番地に住む (1983年) (創元推理文庫)より
B000J78XOY
No.3:
(4pt)

本格好きな人には堪らないミステリ

作者が寡作なせいか邦訳が少ないせいか私は本作と「六死人」しか読んでおらず、経歴も詳しくない。
本作は題名が示す通り、殺人犯人が21番地にある下宿屋にいると読者に明かしながら、それでいて犯人を絞らせない作者の技巧が見せ所。幕間には2度に渡って、クィーンばりの挑戦状が入る。作者の自信と情熱がうかがえる。黄金時代にはこうした作品が多く書かれていたんだなぁ、と当時感心したのを覚えている。
殺人者は21番地に住む (創元推理文庫 (212‐1))Amazon書評・レビュー:殺人者は21番地に住む (創元推理文庫 (212‐1))より
4488212018
No.2:
(4pt)

これぞ本格ミステリ

犯行現場に必ず残される名刺、ダイイング・メッセージ、読者への挑戦(それも2度!)と、ファンにはこたえられない構成のこの作品、1939年に書かれたとは思えないほど古臭さを感じさせません。クリスティやクイーンに勝るとも劣らない本格推理の傑作です。
殺人者は21番地に住む (創元推理文庫 (212‐1))Amazon書評・レビュー:殺人者は21番地に住む (創元推理文庫 (212‐1))より
4488212018
No.1:
(4pt)

これぞ本格ミステリ

犯行現場に必ず残される名刺、ダイイング・メッセージ、読者への挑戦(それも2度!)と、ファンにはこたえられない構成のこの作品、1939年に書かれたとは思えないほど古臭さを感じさせません。クリスティやクイーンに勝るとも劣らない本格推理の傑作です。
殺人者は21番地に住む (1983年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人者は21番地に住む (1983年) (創元推理文庫)より
B000J78XOY

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