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やがて君になる 佐伯沙弥香について



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【この小説が収録されている参考書籍】
やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)

やがて君になる 佐伯沙弥香についての評価: 4.22/5点 レビュー 36件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.22pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 21~36 2/2ページ
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No.16:
(3pt)

小学5年生のエピソードを読んで満足しました←

小学5年生のエピソードは必要だったか?
と、思いましたね。

その話に登場した褐色肌の女の子のその後を知りたくてたまりません。
沙弥香はその子から逃げたので女の子の気持ちを知ることなくそのエピソードは終わってしまいました。

中学の頃の先輩の話は想像通りすぎて読んでいてそこまで真新しさ、面白さは感じませんでした……

自分のように褐色肌の女の子がどうなったのか知りたい読者もいるはず。
水泳を続けたのか、6年生、中学、高校と進んでも沙弥香のことを忘れずにいられたのかとか知りたいところですね。

そしてこのスピンオフの3巻が発売予告が出ていて、大学生になった話のようですが、そこで小学生の頃の女の子に登場してもらいたいですね!!
やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)より
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No.15:
(1pt)

何も残らないつまらない内容

…それで?と言いたくなる、雰囲気だけの薄い本を読んだ時と同じ気持ちになりました。

今の沙弥香がなぜそういう人間になったかが描かれてるのかと思いきや、よく判らない幼少期の思い出と
先輩とのやりとりも誰でも思いつくような薄っぺらい手垢に塗れたもので、これ小説にして補完する意味ある?という気分です。
いいとこのお嬢様が成長するまでに男との絡みがなく、プール教室の仲間と一時的に気が迷った先輩に
ちょっかい出されたので今の私になりましたってことですかね…。

原作で不穏なスパイスを振り撒く沙弥香が、逆にとてもつまらない人間に思えてくる内容でした。
読んで久しぶりに後悔した一冊です。
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No.14:
(5pt)

本編を読んでる人は絶対に読むべき、まだ本編を読んでない人はまた後で

本編も終盤になり、沙弥香が大きく関わってくるようになりました。
でも本編ではあまり沙弥香がどうしてこのようになったのかという過去が語られていません。
その過去についてたっぷりと語っているのがこの作品です。書いているのは“安達としまむら”で有名な入間人間先生ということもあり素晴らしいです。
本編を読んだことがある人は最終巻を読む前に必ずこちらを読んだほうが理解が深まると思います。
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No.13:
(5pt)

佐伯さんの影が見える

凄く悲しげな佐伯さんの過去を知るお話
ちょっとセンチメンタルな気分になる
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No.12:
(5pt)

原作を補完する秀作

アニメからやがて君になるに入りましたが、原作電子書籍、紙の原作、BDと買いましたが、これも必須です。
やがて君になるの世界を補完し、本編への理解も深まります。
最初は作者が書いたのかな?と思う出来でした。
FateでいうところのFateZero的な位置づけ。
外伝というといがいといまいちなものが多いですが、これは例外、やが君ファンは是非読んで欲しい。
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No.11:
(5pt)

原作が楽しくなる

非常に満足です。原作もアニメもファンですが、この小説に描かれているのは紛れもなく佐伯沙弥香で、原作への伏線の張り方が非常に巧妙です!原作を読むのがもっと楽しくなりそう
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No.10:
(5pt)

佐伯沙耶香になる?

激しく面白いというものではなく淡々としてる。

これは佐伯沙耶香になる本
感情移入しやすい構成と文章
追体験している感覚はとっても新鮮で始まりと終わりに向かう感情の波が物語だと再認識させてくれる本でした。
広くおススメしないが読ませてみたい人はいるし
自分は好きな本。大切に本棚に眠らせながら時々めくってそう
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No.9:
(5pt)

佐伯沙弥香がしんどい

佐伯沙弥香の小学生時代と中学生時代が描かれています。中学生時代は特に原作で先がわかっているからこそ読んでいてしんどい場面がありとても佐伯沙弥香好きにオススメできる作品です。
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No.8:
(1pt)

漫画原作で十分

ほとんど中身がなかった。原作漫画で描かれる数コマのシーンから想像できる程度の内容で、特に目新しくもなく、佐伯沙弥香について新たな発見や解釈があるわけでもなかった。なぜこんなに評価されているのかわからない。原作漫画と違い、佐伯沙弥香のセクシャリティや生き方、他者との関わり方の描写が薄く、説得力も納得感も新鮮な驚きもない。率直に買わない方が良かったと思った。

終盤に、女の子しか好きになれない、と佐伯沙弥香がなぜか納得する一節が、とくに意味不明だった。男性キャラが祖父と父親、スイミングプールの職員しか出てこず、男性との関わりが一切描写されていないのに、なぜ佐伯沙弥香はそのような結論に至ったのかまったくわからないし、佐伯沙弥香はばかなのか?と思うほどだった。小学生時代のエピソードの位置付けもよくわからなかった。あまりにも位置付けがわからなかったので、相手の少女が幼い頃の七海燈子なのか?と考えもしたが、原作漫画からうける幼少期の七海燈子の印象(引っ込み思案、普通の子)とはすこしちがうのでそれもしっくりこない。本当に小学生時代のエピソードの意図がわからない。

全体的に、なぜスピンオフ作品として出版したのか、よくわからない作品でした。
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No.7:
(5pt)

佐伯沙弥香が、原作時点の佐伯沙弥香になっていくまでのお話。

今まで原作者とは別の人の書いたスピンオフや二次創作というものが個人的にはあまり好きではありませんでした。小説や漫画などのお話は、一貫した流れや整合性を持ったものとしてストーリーを楽しんでいきたいと思っているので、他の人が書いたものだとどうしてもキャラクターに一貫性がなくなってしまうように感じるからです。

今回はお気に入りの漫画「やがて君になる」のスピンオフとのことでしたが、やはり著者が原作とは異なっているので少し抵抗を持って手にとっていました。しかし読み勧めていくうちにそういった抵抗感を持っていることがアホらしく感じられるほど、「やがて君になる」の世界観を大事にしている話の作り方で一気に読んでしまいました。

人を好きになるということ、誰かを特別だと感じるようになるまでの気持ちの移り変わりについての描写が実に「やがて君になる」的な描写の仕方で、これが原作とは別の人が書いているということが信じられないほどです。

佐伯沙弥香という人物に関しても、原作では主人公ではなくサブキャラではありますがそこそこ過去の話やモノローグなどもしっかり描写されています。そしてこの本ではそれらをなぞるどころか全く違和感がない補完をしており、原作読者であれば、「ああ沙弥香ってこんな子だよな」と実にしっくり来る丁寧な描写をされていて素晴らしいです。

この本を読んだ後に原作1~6巻を読み返すと、物凄く佐伯沙弥香という人物に感情移入をして読むことができるようになり、より「やがて君になる」という作品が好きになりました。
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No.6:
(5pt)

新たな「やが君」の誕生

漫画のノベライズってどんなものかな?と思って読み始めましたが、引き込まれて一気に読み終えました。

佐伯沙弥香の小学生、中学生時代のお話。あとがきで原作の仲谷先生も書かれていますが読むほどに「沙弥香」がしっかり描かれている、まさに原作を補完するとはこの事か!とプロの仕事に感心しました。

内容は女性同士の恋愛ですが、思春期の恋に纏わる普遍的な感情ややりとりが表現されていて、いくつかの場面では切なくて泣いてしまいました。

「やが君」ファンに自信を持ってオススメできます、これも「やが君」の一部です!
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No.5:
(5pt)

原作もアニメもスピンオフも

この作品に関しては原作知ればアニメも2倍おもしろいし、スピンオフも3割増しで世界が広がる。
もっともっと やがて君になる の世界が広がってたくさんの人を幸せにしてほしい。
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No.4:
(5pt)

原作の続きをより楽しみにさせてくれる本

沙弥香ちゃんの中学時代、原作でだいたいはわかってたけど実際見ると辛いですね、、、
しかも先輩との傷を忘れさせてくれた子は原作で別の子と懇ろだし。
小5の時に出会った女の子が原作で現れ、沙弥香ちゃんを救って?くれるよう待ちたいです。
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No.3:
(5pt)

ある少女の過去の話

タイトルの通り佐伯沙弥香がどういう人間なのか書かれています。
話は初等部から始まり、中等部、高等部と進んでいきます。
小学生の主人公は大人びているのに、時々見せる子供らしい思考が新鮮で一行目から楽しめました。表現が巧みで読んでいて引き込まれました。
全体を通して彼女の人格が分かる描写が多く散りばめており、時間の経過とともに彼女の思想の変化を感じることができました。
終盤で起こる中等部最後の出来事。
原作の方でどういったことが起こったのかということは知っていましたがそれでもしんどいもので、読んでいて心がすり減っていくようでした。
この本を通して彼女がどういった歴史を持ち、現在に至っているのかがよく伝わってきました。
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No.2:
(5pt)

原作を更に深める傑作

このスピンオフのテーマは2つあると考えています。

一つ目のテーマは、やがて君になるのメインキャラクターの一人である佐伯沙弥香についてです。

自分の恋愛趣向に気づくきっかけとなった小学校時代、
自分を殺して先輩の千枝に尽くした結果、手ひどく裏切られた中学時代、
と言った流れで原作では言及の少ない佐伯沙弥香の過去について語られます。
原作を読んでいればご存知とは思いますが、そんな苦い経験にもかかわらず、結局沙弥香は高校でも自分を殺して燈子の側に居ることを選択します。原作を読んだときから健気で仕方なかったのですが、本作を読んだ後は沙弥香が益々愛おしく思えてなりません。

そしてもう一つのテーマは、原作でも度々触れられている「好き」についてです。

原作の燈子から侑への「好き」は「そのままのあなたが好きだから変わらないで」といった「変わらないことを強制する」束縛の言葉となっています。
一方、本作の千枝から沙弥香への「好き」は「そのままのあなたでは好きでいられないから私のために変わって」といった「変わることを強制する」束縛する言葉になっています(千枝にその自覚は無いようですが…)。
このように原作とは異なった束縛を見せつけることで「好き」の新たな暴力性を垣間見させているように思えます。

「好き」に翻弄され、報われない沙弥香ですが、燈子という「家族以外に、名前で呼び合うような相手」に出会えたことはせめてもの幸いだと思います。原作を読む限り、ここから沙弥香が逆転することは不可能とは思いますが、この健気な少女がせめて何らかの形で報われることを強く望みます。
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No.1:
(5pt)

結末は決まっているものの思ったより読みやすい

アニメから入り、原作は雑誌掲載分含め読み、入間人間さんの小説は初めて読みます。
小学生の頃に出会った自分に好意を向けてくる女の子、
本編でも触れられた、中学時代に告白され付き合うこととなった女の子、
そして遠見東高校に入学し、七海燈子に出会うまでが描かれています。

あまり凝った考察はできないのですが、本編では侑・燈子が中心のため
佐伯沙弥香は燈子に恋し、見守り・執着するキャラクターという印象が強かったのですが、
この小説を読むことで毒気が抜かれた気がします。
勉強ができ、容姿が良いという以外あまりにも普通の女の子だったので。

誰かに恋され、自分も夢中になってその人の望む自分になろうとし、でも相手とは疎遠になってしまって…
という経験は女性同士の関係でなくとも、誰にでも経験があるようなことだと思います。
そうした佐伯沙弥香の人生を暗くなりすぎず、原作のテイストも拾いつつ読みやすく描かれているので、
原作が気に入っていて寄り道的に読んでみるに最適だと思いました。
イラストも原作の仲谷先生が描いていらっしゃるので、損はしないかと。

本編の物語が佳境に迫っているので、また佐伯沙弥香が描かれたとき本作品をもう一度読み返したいと思います。
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