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走馬灯症候群



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【この小説が収録されている参考書籍】
走馬灯症候群
走馬灯症候群 (双葉文庫)

走馬灯症候群の評価: 3.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

時代設定も絶妙

復活した『異形コレクション』で出会った作家で、好みの作品だったので名前を憶えていて、書店で見かけたこちらも即購入ました。
短編は静かに現実がずれていく幻想的な話だったのですが、こちらはもっとパワフルな印象のサスペンス・ホラーでした。
最近の作品ですが、舞台設定が30年前のバブル時代の日本(1990年の年末)なためもあるかもしれません(個人的にはギリギリ懐かしさも感じられる時代です)。
「夢喰い」という怪異も、ミステリ的な仕掛けも――読み返したらかなりはっきり伏線が最初の方から張られていました――おもしろかったのですが、
通信事業が大きな変革期を迎えた時代に通信インフラを担う会社で働く人々の熱量と未来への期待感の描かれ方も良かったです。
今の視点から、自主的でやりがいがあれば、どれだけ仕事量が多くてもいいのかというのは、また別の話として。
走馬灯症候群Amazon書評・レビュー:走馬灯症候群より
4575241229

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