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(短編集)
風に舞いあがるビニールシート
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風に舞いあがるビニールシートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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まずもって、この小説には、きちんとした文体のきれいな日本語で描いてほしいと私は感じました。 梶井基次郎の檸檬ほどの綺麗な文体を求めるわけではありませんが、やはり近年の売れっ子作家や有名な作家には共通して読みやすさや文章力から伝わる情景のリアリティーがあるように思います。 | ||||
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この物語群に散りばめられている「森 絵都」さんによる、たくさんの語句・表現法が、かえってシリアスな内容の真実らしさを減弱、・・・・時には消失させている悲しい短編集。 この作家さんの名前「絵都」をふくめ、彼女の物語の表現法、呈示の仕方に重大な欠陥があると思います。すべてに「嘘の香り」がするのです。 この短編集の題目になっている『風に舞いあがるビニールシート 』がその典型で、物語の内容が、世界の紛争地で、国連の一部門で働く男性と、その妻(主人公)のごちゃごちゃしたストレスフルな状況の上での離婚、その後の元夫の死・・・・であるにも関わらず、・・・・・わたしの感情が大きく揺すぶられたりするころはなかった。読者は一時は目くらましにあうかもしれませんが、ある時に気がつくのです。 「ああぁ、しょせん何もない作家さんなのだ」と。 中学生くらいまで読者には、入門小説として最適だとは思います。 | ||||
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それぞれの章でかなり専門的で深みのある物語が展開しそうな職業や立場を描きながら、紡がれる物語はかなりライトで浅い。 恋愛や人間関係が主軸になりながら、まるで中学生同士のごっこの様に感じる。 まず登場人物が「その職業」にいそうな人物である為だけに存在するかのように無味無臭。人間味が無い。心に響く言葉も行動も無し。 それっぽい事しているようで何も無い。 そんな小説。 他の児童文学読んだ方がまだマシだし、作者に合ってると思う。 | ||||
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此れは、おじさん向け青春小説かな。自分の個人的感ですが、構成は短編集でどれもいまひとつ。私は大人向け児童文学とでも云える他の著書が好きだっただけに、なんとも評価し難い処だ。筆者らしくなく残念。 | ||||
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非常に良いーという評価を信じて購入しましたが、手垢が付いており気持ちが悪く処分しました。 非常に残念でした。 評価は主観なので抗議は出来かねますが、もう中古は買わないことにしました。 | ||||
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ひとつひとつのお話が、盛り上がりをみせる手前で終わってしまう感じがした。 | ||||
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作中人物と私(高齢読者)との価値観の違いでしょうか。考えすぎじゃないのと思いながら、それでも最後まで読んでしまいました。 | ||||
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明らかにいつもの森絵都さんの力が殺がれています。 他の方も指摘している通り、背伸びしている感が否めません。表題作など、「私は国際問題もわかってるのよ」くらいのアピールにしか感じられませんでした。しかも極めて浅いので興ざめです。中途半端に政治や国際問題などを出すので安っぽく感じられます。また他の収録短編もこれといってすぐれた作品がないです。 彼女のほかの作品(私は『リズム』『宇宙のみなしご』などが好きです)が好きな人には拍子抜けするのではないでしょうか。 | ||||
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他の作品にあるような勢いがなく、無理をしている感じがして、残念でした。 大人の関係を書き慣れていないのか、男女の展開が唐突だったりするし...賞を取るために背伸びをしたのかな、という印象です。 また、電話での会話が細切れだったり、挙げる例えが20近くもあったりと、くどくて読みにくい部分も多々ありました。 | ||||
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お金よりも大切な何かのために懸命に生きる人々を描いた短編集。 どの短編もあたたかくて、心地よい読後感ですが、どうも道徳の教科書を読んでいる感が否めません。心温まる素敵な作品、と素直に感動できない自分がひねくれているのか?この作品に心動かされるかどうかでひねくれ度がチェックできるかも。 どろどろのミステリーに疲れたときの、心のリフレッシュに良いかもしれません。短編の中でいちばん好きなのは「ジェネレーションX」でした。中年のおじさんの青春物語。男の友達同士の、いつまでたっても青春みたいな感じが眩しいです。 | ||||
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先がいくらか予想できながら(予想できるから?)、次々とページをめくっていかせる気持ちいい文章。 物語作りの技巧は見事です。 しかし所詮それだけのもので、二流の大人向け絵の無い絵本といったところ。または大人向けライトノベルか。 力強く訴えてくる内容はなく、テレビドラマのように「ほらここで感動するでしょう?」というわかりやすさと似通っている。 いろいろな職業が出てくるが、どれも表面の上澄みだけをすくったような物足りなさを感じる。 手軽に感動を味わいたい人にはいい本かもしれない。 | ||||
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