ヘヴン

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評判

ヘヴンの評価:

3.42/5点 レビュー 157件。 B ランク

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平均点3.42pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全84件 61〜80 4/5ページ
No.24
(2pt)

わかりません

著者の作品は初めて読んだのですが
この作品から本質を読み解く事は私の能力では無理でした

「で?」というのが読後の率直な感想です

コジマと主人公の深層心理とかどうでもいいけど
二ノ宮は百瀬が好きなホモなのか?ということが最も気になりました
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.23
(2pt)

わかりません

著者の作品は初めて読んだのですが
この作品から本質を読み解く事は私の能力では無理でした

「で?」というのが読後の率直な感想です

コジマと主人公の深層心理とかどうでもいいけど
二ノ宮は百瀬が好きなホモなのか?ということが最も気になりました
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.22
(1pt)

単純にスキ、キライでいえば・・・。

一年にミステリーを中心に多くの本を読むが、僕個人としてはストーリー展開に自分の好みを押し付ける傾向は持たないようにしてきた。
それは各作者の意見が一番反映するものだからだ。
川上未映子の「ヘヴン」は本を読むという僕自身のそのポリシーを久々に覆させる本であった。

結論を先に言うとこのストーリーには嫌悪感を抱いた。文体、表現描写などは作者の上手さを感じるところもあったが、中盤における「人間サッカー」、この部分はななめ読みせざるを得ない残酷描写である。この本がミステリーのカテゴリーでない分より痛みが伝わるのだ。これをして筆者の描写力が優れているとは思わない。ここまでのことを書かないと筆者の意図を読者に伝えられないのかという疑問がわくのだ。現実にはもっと過酷な運命にさらされている人たちもいるのだろうが、「いじめ」をテーマに描く以上メッセージとしてはなんらかの希望をその対照にさしのべねばならないと思う。「いじめ」は本の商売に安易に使う類のものでない。誠心誠意考えたうえで取り組む問題だと思う。少し論点がずれるがそれは今、放映されているドラマ「泣かないときめた日」についてもいえる。センセーショナルに描写をエスカレートしていいものではない。

物語のラストで主人公は本来のヒトの見え方をとりもどすわけだが、筆者はこれをもってこの主人公への贖罪としているのだろうか?この問題は目を治したからといってラストにすべきものではない。とりわけいじめの加害者にたいしてのペナルティなど読者のある意味期待するカタルシスへもいざなっていない。純文学はエンターテイメントと違いその辺はあいまいにしてもいいのか?

この作者が一番言いたかったことは案外百瀬がさりげなく(作者としては渾身の力をこめた論点)ぶったいじめ論にあるのでは。他の方も書いているがどうもいじめを肯定しているようにしか受け取れない。これが物語というだけで各方面から傑作と祭り上げられる風潮に僕は危惧を感じる。泣けるというヒトなど理解できない。この本はそんな表面上の読みで済ませていい本でない。僕は問題作だと思う。
ひょっとしたらこの作者は以前いじめをしていたのではないだろうか?救いがあるようにみえて主人公の今後、コジマの今後を思うと暗澹たる気分にさせられた小説であった。いろんなことを考えてみたい方は読まれるといいのでは。

2.19にNHK「トップ・ランナー」を観ていたら何週か後に川上未映子氏が出演する旨の予告があった。
この作品のことを司会者にどう語るのか注視してみようと思う。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.21
(1pt)

単純にスキ、キライでいえば・・・。

一年にミステリーを中心に多くの本を読むが、僕個人としてはストーリー展開に自分の好みを押し付ける傾向は持たないようにしてきた。
それは各作者の意見が一番反映するものだからだ。
川上未映子の「ヘヴン」は本を読むという僕自身のそのポリシーを久々に覆させる本であった。

結論を先に言うとこのストーリーには嫌悪感を抱いた。文体、表現描写などは作者の上手さを感じるところもあったが、中盤における「人間サッカー」、この部分はななめ読みせざるを得ない残酷描写である。この本がミステリーのカテゴリーでない分より痛みが伝わるのだ。これをして筆者の描写力が優れているとは思わない。ここまでのことを書かないと筆者の意図を読者に伝えられないのかという疑問がわくのだ。現実にはもっと過酷な運命にさらされている人たちもいるのだろうが、「いじめ」をテーマに描く以上メッセージとしてはなんらかの希望をその対照にさしのべねばならないと思う。「いじめ」は本の商売に安易に使う類のものでない。誠心誠意考えたうえで取り組む問題だと思う。少し論点がずれるがそれは今、放映されているドラマ「泣かないときめた日」についてもいえる。センセーショナルに描写をエスカレートしていいものではない。

物語のラストで主人公は本来のヒトの見え方をとりもどすわけだが、筆者はこれをもってこの主人公への贖罪としているのだろうか?この問題は目を治したからといってラストにすべきものではない。とりわけいじめの加害者にたいしてのペナルティなど読者のある意味期待するカタルシスへもいざなっていない。純文学はエンターテイメントと違いその辺はあいまいにしてもいいのか?

この作者が一番言いたかったことは案外百瀬がさりげなく(作者としては渾身の力をこめた論点)ぶったいじめ論にあるのでは。他の方も書いているがどうもいじめを肯定しているようにしか受け取れない。これが物語というだけで各方面から傑作と祭り上げられる風潮に僕は危惧を感じる。泣けるというヒトなど理解できない。この本はそんな表面上の読みで済ませていい本でない。僕は問題作だと思う。
ひょっとしたらこの作者は以前いじめをしていたのではないだろうか?救いがあるようにみえて主人公の今後、コジマの今後を思うと暗澹たる気分にさせられた小説であった。いろんなことを考えてみたい方は読まれるといいのでは。

2.19にNHK「トップ・ランナー」を観ていたら何週か後に川上未映子氏が出演する旨の予告があった。
この作品のことを司会者にどう語るのか注視してみようと思う。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.20
(1pt)

最低。

結論から言えば、この作者は
「善悪を相対化するためにこの話を書いた」のではない。
いじめを肯定し、奨励し、加害者を擁護するために、
この書物を著したのである。
もし善悪を相対化するというのなら、主人公が幸福感を味わう瞬間などで
話を終わらせはしない。
被害者も加害者も等量に書く。
主人公が手術を受けようといじめは消えず主人公は自殺し、
その後も加害者らはまったく反省せずへらへらしているというところまで
描写するであろう。
そういうラストを読んでなおも、善悪とは何ぞやなどと
考えていられる読者がいたらお目にかかりたいとも思うが。

出てくる中学生の像がリアルでないという指摘は、ある意味的外れであろう。
なぜならこの作者は、
いじめのリアルを書くつもりなどさらさら無いのだから。
斜視を直したところでいじめは止まないとか、
あるいはいじめの被害者が加害者に向き合うと怯えて
何も言えなくなってしまうというような実態を反映した描写は
読者にいじめへの反感を起こさせてしまうから
作者としては都合が悪いのである。
もっとも、実在感のある展開を書く技量などこの作者には無い。

以上の考察の正否を判断するには、作者の次の発言で充分であろう。
「善悪を書くに当たって、戦争や犯罪では善悪がはっきりしてしまうけど、
いじめはそうではないからいじめを題材に選んだ」
作者にとって、いじめは悪ではないのである。

追加:2010年10月、小学生の女の子がいじめを苦にして自殺するという
悲しい事件が起こってしまいました。
そして今11月にも、中学生の少年がいじめを苦にし自殺という報道がされました。
教育現場は何人子供を殺せば気が済むのでしょうか……。

こういう事件にあける被害者の最後の瞬間の心境を思いやると、
文学って何の意味も価値もないなと思ってしまいます。
いや、文学に価値はあるのかもしれないが、このヘヴンにはないですね。
この本の作者、出版を許可した編集者、この本を褒めた評論家や読者はみな、
上の事件について、また自殺した子の霊に対して何かいう義務があると思いますよ。

「こんなもんただインテリ感にひたるための言葉遊びだ、現実の世界なんて関係あるか」
というのがいちばん欺瞞でないと思うのですが。
それとも「死んだ子は心が弱くて勝手に過剰反応して勝手に死んだだけ」
とでも言うんですかね?
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.19
(1pt)

最低。

結論から言えば、この作者は
「善悪を相対化するためにこの話を書いた」のではない。
いじめを肯定し、奨励し、加害者を擁護するために、
この書物を著したのである。
もし善悪を相対化するというのなら、主人公が幸福感を味わう瞬間などで
話を終わらせはしない。
被害者も加害者も等量に書く。
主人公が手術を受けようといじめは消えず主人公は自殺し、
その後も加害者らはまったく反省せずへらへらしているというところまで
描写するであろう。
そういうラストを読んでなおも、善悪とは何ぞやなどと
考えていられる読者がいたらお目にかかりたいとも思うが。

出てくる中学生の像がリアルでないという指摘は、ある意味的外れであろう。
なぜならこの作者は、
いじめのリアルを書くつもりなどさらさら無いのだから。
斜視を直したところでいじめは止まないとか、
あるいはいじめの被害者が加害者に向き合うと怯えて
何も言えなくなってしまうというような実態を反映した描写は
読者にいじめへの反感を起こさせてしまうから
作者としては都合が悪いのである。
もっとも、実在感のある展開を書く技量などこの作者には無い。

以上の考察の正否を判断するには、作者の次の発言で充分であろう。
「善悪を書くに当たって、戦争や犯罪では善悪がはっきりしてしまうけど、
いじめはそうではないからいじめを題材に選んだ」
作者にとって、いじめは悪ではないのである。

追加:2010年10月、小学生の女の子がいじめを苦にして自殺するという
悲しい事件が起こってしまいました。
そして今11月にも、中学生の少年がいじめを苦にし自殺という報道がされました。
教育現場は何人子供を殺せば気が済むのでしょうか……。

こういう事件にあける被害者の最後の瞬間の心境を思いやると、
文学って何の意味も価値もないなと思ってしまいます。
いや、文学に価値はあるのかもしれないが、このヘヴンにはないですね。
この本の作者、出版を許可した編集者、この本を褒めた評論家や読者はみな、
上の事件について、また自殺した子の霊に対して何かいう義務があると思いますよ。

「こんなもんただインテリ感にひたるための言葉遊びだ、現実の世界なんて関係あるか」
というのがいちばん欺瞞でないと思うのですが。
それとも「死んだ子は心が弱くて勝手に過剰反応して勝手に死んだだけ」
とでも言うんですかね?
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.18
(1pt)

がっかり

TVで川上未映子さんの特集のようなものを見て、彼女に興味を持って読んでみたのですが...
全く伝わってきませんでした。正直がっかりです。
言っていることはわかるし、おもしろいとは思うものの、いじめに対する評論のようにしかイメージできませんでした。
中学生の主人公が語る内容にしてはどの台詞も理知的で大人の言葉にしか感じられず、
物語としてリアリティが欠如しているように感じました。
どいつもこいつも賢すぎる。悟りすぎてる。こんな奴らがいじめられたりするかと・・・
どれもこれも作者の口から発せられているかのような台詞ばかりで、どうもしっくり来ませんでした。
物語として役を与えるならその物語の中で主張を展開して欲しかった。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.17
(1pt)

がっかり

TVで川上未映子さんの特集のようなものを見て、彼女に興味を持って読んでみたのですが...
全く伝わってきませんでした。正直がっかりです。
言っていることはわかるし、おもしろいとは思うものの、いじめに対する評論のようにしかイメージできませんでした。
中学生の主人公が語る内容にしてはどの台詞も理知的で大人の言葉にしか感じられず、
物語としてリアリティが欠如しているように感じました。
どいつもこいつも賢すぎる。悟りすぎてる。こんな奴らがいじめられたりするかと・・・
どれもこれも作者の口から発せられているかのような台詞ばかりで、どうもしっくり来ませんでした。
物語として役を与えるならその物語の中で主張を展開して欲しかった。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.16
(2pt)

これが川上未映子?

芥川賞受賞作の「乳と卵」は独特な文体とリズム感が印象的で、
いい意味でも悪い意味でも記憶に残る作品だったけど、今作には正直「これが川上未映子?」と思ってしまいました。
「乳と卵」に比べると読みやすくなったけど、川上さんの場合はこれがいいこととは思えない。
彼女の素敵なセンスが・・・個性がなくなってしまった(泣)

単純に中学生のいじめを描いているだけじゃない。
もっと精神に訴えてくるようなメッセージも発しているような気がしつつも、それが何なのかきちんと伝わってこない。
だからきっとこの本は長く記憶には残らないだろうなぁ。
百瀬という同級生を、あの病院での場面だけでなく、もっとしっかりと描いてくれたら違っていたかもしれませんが。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.15
(2pt)

これが川上未映子?

芥川賞受賞作の「乳と卵」は独特な文体とリズム感が印象的で、
いい意味でも悪い意味でも記憶に残る作品だったけど、今作には正直「これが川上未映子?」と思ってしまいました。
「乳と卵」に比べると読みやすくなったけど、川上さんの場合はこれがいいこととは思えない。
彼女の素敵なセンスが・・・個性がなくなってしまった(泣)

単純に中学生のいじめを描いているだけじゃない。
もっと精神に訴えてくるようなメッセージも発しているような気がしつつも、それが何なのかきちんと伝わってこない。
だからきっとこの本は長く記憶には残らないだろうなぁ。
百瀬という同級生を、あの病院での場面だけでなく、もっとしっかりと描いてくれたら違っていたかもしれませんが。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.14
(1pt)

どこが名作なんだろう・・・・

きっかけは新聞の広告で、とても評判が良さそうだったので読んでみました。

正直、星一つだってあげたくないです。
何が面白いのか、どこが名作なのか、さっぱりわかりません。
一体何がしたかったのか?この小説は何を伝えたかったのか?考えてもわかりません。
いじめっ子達に何の制裁もくだらなかったのも不服です。その不条理さが伝えたかった事なのかもしれませんが。

皆さんのレビューも星が多くてびっくりしています。
名作だなんて、一つも思えません。駄作だと思います。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.13
(1pt)

どこが名作なんだろう・・・・

きっかけは新聞の広告で、とても評判が良さそうだったので読んでみました。

正直、星一つだってあげたくないです。
何が面白いのか、どこが名作なのか、さっぱりわかりません。
一体何がしたかったのか?この小説は何を伝えたかったのか?考えてもわかりません。
いじめっ子達に何の制裁もくだらなかったのも不服です。その不条理さが伝えたかった事なのかもしれませんが。

皆さんのレビューも星が多くてびっくりしています。
名作だなんて、一つも思えません。駄作だと思います。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.12
(2pt)

いじめの考察本

広告のコピーを読んで読みたくなり一気に読みました。
感想としては、ごめんなさい、普通の本と思いました。
いじめが何故起こるのか、なぜいじめる側はいじめることを悪いと思わないのか、いじめられる方は何故従うのか、そんなことを客観的に考えてそれを登場人物に語らせて話を展開させて、ありそうな話に仕立てているという感じでした。

登場人物の主張するところには40代の私としては、何と言うか衝撃を受けたり、
新たな感動とかわいてきませんでした…。
もう感性が若くないのかもしれませんね。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.11
(2pt)

いじめの考察本

広告のコピーを読んで読みたくなり一気に読みました。
感想としては、ごめんなさい、普通の本と思いました。
いじめが何故起こるのか、なぜいじめる側はいじめることを悪いと思わないのか、いじめられる方は何故従うのか、そんなことを客観的に考えてそれを登場人物に語らせて話を展開させて、ありそうな話に仕立てているという感じでした。

登場人物の主張するところには40代の私としては、何と言うか衝撃を受けたり、
新たな感動とかわいてきませんでした…。
もう感性が若くないのかもしれませんね。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.10
(2pt)

若いのに説教臭い

前半三分の一くらいはとてもよかった。
主人公がコジマに髪を切らせるシーンまではぐいぐい引き込まれた。
説明っぽさがなく、説教臭さもなく、行間から登場人物たちの息吹が伝わってくるような豊かな世界が描き出されている。

後半はこれとまったく反対の理由でつまらない。
理屈や説教が多い。登場人物にだらだらと語らせすぎ。読者に頭で理解させようとする下手な小説になってしまっている。

ラストにいたっては、興ざめすることはなはだしかった。

途中から、作者が自分の脳みそを制御し切れていない印象を強くうけた。
前半の抑制が続かず、息切れしていると思う。
緻密に制御された「緊張感のある疾走感あふれる世界」と、収拾のつかない混乱をご都合主義によって終わらせることとはまったく別。
酔うのは作者ではなく読者でなければだめでしょう。
この作家には長編を書ききる力量は(まだ?)ないのでは。

悪という悪について、善という善について、本当に掘り下げて人の心を打つものを書きたいのなら、もっともっと勉強し人生経験を積むべき。
これで何かを書いたと思うのはまったくお門違いだと思う。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.9
(2pt)

若いのに説教臭い

前半三分の一くらいはとてもよかった。
主人公がコジマに髪を切らせるシーンまではぐいぐい引き込まれた。
説明っぽさがなく、説教臭さもなく、行間から登場人物たちの息吹が伝わってくるような豊かな世界が描き出されている。

後半はこれとまったく反対の理由でつまらない。
理屈や説教が多い。登場人物にだらだらと語らせすぎ。読者に頭で理解させようとする下手な小説になってしまっている。

ラストにいたっては、興ざめすることはなはだしかった。

途中から、作者が自分の脳みそを制御し切れていない印象を強くうけた。
前半の抑制が続かず、息切れしていると思う。
緻密に制御された「緊張感のある疾走感あふれる世界」と、収拾のつかない混乱をご都合主義によって終わらせることとはまったく別。
酔うのは作者ではなく読者でなければだめでしょう。
この作家には長編を書ききる力量は(まだ?)ないのでは。

悪という悪について、善という善について、本当に掘り下げて人の心を打つものを書きたいのなら、もっともっと勉強し人生経験を積むべき。
これで何かを書いたと思うのはまったくお門違いだと思う。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.8
(1pt)

う〜ん…

そもそもこのひとの面白さは、ことばの選び方とリズムにあったのであって、普通の文体にしてしまうと、瑕疵が目立つ。
哲学的、なんて評価もあるらしいけれど、自分の言葉になっていない受け売りを垂れ流しているだけ。
とくに百瀬との問答部分は、哲学を囓ったことのあるものなら、聞き飽きた議論でしかなく、寒々しい。
最後の場面が書きたかったらしいけれど、表現力の貧困さで、かえって引いてしまった。
このひとは、「哲学」から離れて、まず自分の言葉を獲得する努力から始めなければならないだろう。
こんなものが評価されるなら、もっと評価されていい作品は、ごまんとある。
本を出す毎につまらなくなっているのが、気になる。次回作がましになってなければ、僕はもう、彼女の作品を読むことはないだろう。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.7
(1pt)

う〜ん…

そもそもこのひとの面白さは、ことばの選び方とリズムにあったのであって、普通の文体にしてしまうと、瑕疵が目立つ。
哲学的、なんて評価もあるらしいけれど、自分の言葉になっていない受け売りを垂れ流しているだけ。
とくに百瀬との問答部分は、哲学を囓ったことのあるものなら、聞き飽きた議論でしかなく、寒々しい。
最後の場面が書きたかったらしいけれど、表現力の貧困さで、かえって引いてしまった。
このひとは、「哲学」から離れて、まず自分の言葉を獲得する努力から始めなければならないだろう。
こんなものが評価されるなら、もっと評価されていい作品は、ごまんとある。
本を出す毎につまらなくなっているのが、気になる。次回作がましになってなければ、僕はもう、彼女の作品を読むことはないだろう。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.6
(2pt)

読んでて辛いな

物語の大半は陰湿で執拗な苛めのシーンに費やされ、読み進めるのに覚悟がいる。
最後には劇的変化と美しいシーンになるものの、それまでの比重が簡単に切り替えてくれず重く残り、最後の数行では内容と同じく読んでる気持ちも劇的には晴れないのだ。ある月刊誌で絶賛されてたので期待して読んだが、どうも納得できない読後感。けっして誰にでも「おすすめ」とはいいがたい。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.5
(2pt)

読んでて辛いな

物語の大半は陰湿で執拗な苛めのシーンに費やされ、読み進めるのに覚悟がいる。
最後には劇的変化と美しいシーンになるものの、それまでの比重が簡単に切り替えてくれず重く残り、最後の数行では内容と同じく読んでる気持ちも劇的には晴れないのだ。ある月刊誌で絶賛されてたので期待して読んだが、どうも納得できない読後感。けっして誰にでも「おすすめ」とはいいがたい。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469