ヘヴン

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評判

ヘヴンの評価:

3.42/5点 レビュー 157件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.42pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全54件 21〜40 2/3ページ
No.34
(3pt)

一人称の難しさ

作者にはいろんな意見を持つ人がいるのだから、テーマ設定はもちろん自由です。描き方が観念的でも、人物がリアルでなくても、話そのものがファンタジーであっても構わない。それは作り方しだいなので、一つの世界がそこにできていれば小説なんか作り物でいい。だけどその作り物の中では、作り方そのものは練っておくべきじゃないかな。
主人公の一人称で書かれているので、いじめを受けたときの辛さは生々しくリアルに感じる。しかしそれに比べて、主人公に関わる人々の内面描写が今ひとつ弱い。コジマや百瀬の主張も今ひとつ納得がいかないし、いじめる側の二ノ宮と百瀬の奇妙な関係は、まあ思うところあって出しているかもしれないが、その内容がわからない。
一人称だと主人公にわけがわからない事は説明できないから書かれていないのかもしれないが、それなら最初から三人称で書けば良かったのでは?いじめを受ける辛さを描きたかったから一人称を選んだのだとしても、別に三人称で書けない事はないでしょうに。そういう意味で、ちょっと作り方が中途半端な感じがしました。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.33
(3pt)

一人称の難しさ

作者にはいろんな意見を持つ人がいるのだから、テーマ設定はもちろん自由です。描き方が観念的でも、人物がリアルでなくても、話そのものがファンタジーであっても構わない。それは作り方しだいなので、一つの世界がそこにできていれば小説なんか作り物でいい。だけどその作り物の中では、作り方そのものは練っておくべきじゃないかな。
主人公の一人称で書かれているので、いじめを受けたときの辛さは生々しくリアルに感じる。しかしそれに比べて、主人公に関わる人々の内面描写が今ひとつ弱い。コジマや百瀬の主張も今ひとつ納得がいかないし、いじめる側の二ノ宮と百瀬の奇妙な関係は、まあ思うところあって出しているかもしれないが、その内容がわからない。
一人称だと主人公にわけがわからない事は説明できないから書かれていないのかもしれないが、それなら最初から三人称で書けば良かったのでは?いじめを受ける辛さを描きたかったから一人称を選んだのだとしても、別に三人称で書けない事はないでしょうに。そういう意味で、ちょっと作り方が中途半端な感じがしました。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.32
(3pt)

期待はずれでした

中学生の胸が悪くなるようないじめの話です。
加害者の一人、百瀬が、主人公に対して、”人生はそれぞれの欲求だけに従って生きればよく、中学生は罪に問われないから、そうしたいなら殺人もかまわない。いじめることに良心の呵責など全くなく、君がいじめる側にならないのは、いじめたくないという君の欲求に従っているのだ。”と言い放ちます。たしかに、人をいじめたい人はそういう人であり、いじめることができない人はまたそういう人なのでしょう、濃淡の差はあっても。
つまり、社会を維持するのは、刑罰の抑止力だけということになりますが、それが一つの現実だとは思います。
しかし、それは、あえて小説の主題にするほどのことでしょうか?
本の帯に、”善悪の根源を問う小説”とありますが、小説の中身はそうなっていないと思います。
百歩譲って、もし、百瀬の話が、いじめがなぜ悪いことで、良心の呵責を覚えなくてはならないのか?という主旨だとすれば、それは、なぜ殺人が悪で処罰の対象になるのかとの問いと答えが同じになり、いささか古いテーマです。
ですが、あえて多用しているひらがなの効果もあり、描写はこまやかでしっとりしていて、さすが芥川賞作家だとは思いました。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.31
(3pt)

期待はずれでした

中学生の胸が悪くなるようないじめの話です。
加害者の一人、百瀬が、主人公に対して、”人生はそれぞれの欲求だけに従って生きればよく、中学生は罪に問われないから、そうしたいなら殺人もかまわない。いじめることに良心の呵責など全くなく、君がいじめる側にならないのは、いじめたくないという君の欲求に従っているのだ。”と言い放ちます。たしかに、人をいじめたい人はそういう人であり、いじめることができない人はまたそういう人なのでしょう、濃淡の差はあっても。
つまり、社会を維持するのは、刑罰の抑止力だけということになりますが、それが一つの現実だとは思います。
しかし、それは、あえて小説の主題にするほどのことでしょうか?
本の帯に、”善悪の根源を問う小説”とありますが、小説の中身はそうなっていないと思います。
百歩譲って、もし、百瀬の話が、いじめがなぜ悪いことで、良心の呵責を覚えなくてはならないのか?という主旨だとすれば、それは、なぜ殺人が悪で処罰の対象になるのかとの問いと答えが同じになり、いささか古いテーマです。
ですが、あえて多用しているひらがなの効果もあり、描写はこまやかでしっとりしていて、さすが芥川賞作家だとは思いました。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.30
(3pt)

とにかく

いまイジメを受けている学生たちは、親でも学校の先生でも教育委員会でも警察でも誰でもいいから、とにかく第三者に助けを求めてほしい。

問題があるのは一番にイジメる側だが、イジメられて外部に助けを求めないのも非常に問題だと、この小説を読んで思った。

加害者側の1人である百瀬って奴が小説のなかでアレコレ尤もらしいことを述べていたが、あんなのイジメる側の都合の良い屁理屈に過ぎない。騙されちゃいけない。

誰だってイジメに対する欲求や好奇心を多かれ少なかれ持ったことがあるだろうし、現在進行形で持っている人もいるだろう。だけど、欲求や好奇心を持っていることと実行することは別の話。たしかに、それが別ってことを弁えない人間もいることは、知っておくべきかもしれないが。

イジメる側の論理に真実なんて無い。それが真実なら、真実なんて最高にくだらない。

とにかく、イジメの加害者と被害者で世界をつくりあげるのは危険であり、全力で助けを呼ぶなり、逃げるなりしてほしい。オバサンは切に願う。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.29
(3pt)

とにかく

いまイジメを受けている学生たちは、親でも学校の先生でも教育委員会でも警察でも誰でもいいから、とにかく第三者に助けを求めてほしい。

問題があるのは一番にイジメる側だが、イジメられて外部に助けを求めないのも非常に問題だと、この小説を読んで思った。

加害者側の1人である百瀬って奴が小説のなかでアレコレ尤もらしいことを述べていたが、あんなのイジメる側の都合の良い屁理屈に過ぎない。騙されちゃいけない。

誰だってイジメに対する欲求や好奇心を多かれ少なかれ持ったことがあるだろうし、現在進行形で持っている人もいるだろう。だけど、欲求や好奇心を持っていることと実行することは別の話。たしかに、それが別ってことを弁えない人間もいることは、知っておくべきかもしれないが。

イジメる側の論理に真実なんて無い。それが真実なら、真実なんて最高にくだらない。

とにかく、イジメの加害者と被害者で世界をつくりあげるのは危険であり、全力で助けを呼ぶなり、逃げるなりしてほしい。オバサンは切に願う。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.28
(3pt)

ファイト

何故か中島みゆきの「ファイト」の曲が重なってきました。今いじめとか差別とかに苦しんでいる人よりもいじめや差別をしている人していた人は読むべきです。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.27
(3pt)

ファイト

何故か中島みゆきの「ファイト」の曲が重なってきました。今いじめとか差別とかに苦しんでいる人よりもいじめや差別をしている人していた人は読むべきです。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.26
(3pt)

途中までは良かったが。

途中まではいじめられっ子である主人公の少年とコジマという少女が、少しずつ近づいていく様が繊細に書かれていて良かった。でも中盤で「ぼく」と、いじめっ子のリーダーの二ノ宮と仲の良い百瀬が病院で偶然出会うシーンから一転してしまう。いじめられっ子の「ぼく」が急に積極的になり、おおよそいじめられっ子とは思えないような大胆な言動を突然みせはじめるのだ。ここでぼくは興ざめした。百瀬の言葉は物語の体験として語られるべきだった。その後の展開も前半の物語から一転して、作者の思想を語るための無理矢理な展開になってしまったように思われる。
この小説の一番重要な部分はコジマにあると思うが、コジマにリアリティを感じられるかどうか、あるいはコジマの思考についていけるかどうか、にこの小説の成否はかかっていると思う。自らをあえて汚していじめられっ子にとどまろうとすることは異常であるが、その理由が読者を納得させられるくらいに切実なものであったならまだ話についていけたと思う。しかし、その理由が簡単に言ってしまえば父親が可哀想だからという程度の理由なのである。それならばそんな可哀想な立場にある自分のために自分の娘が敢えて汚くしていじめを受けていることを父親が知ったら、それこそ父親を悲しませることになるとコジマは考えられないのだろうか、とぼくは思わずにはいられない。コジマという人物は作者が思想を語るために創造された人間味のないキャラクターである。そしてそれは百瀬にもあてはまる。
中盤に百瀬が語る内容は作者の考えそのままなのかもしれないが、この考えはやはり甘いと思う。百瀬は未熟であり、世界も自分も知らない。世界は弱肉強食では語り尽くせない(実際に強者が弱者に負けることもある)。人間社会は欲求に従って生きていけば滅びてしまう(動物の世界では大いなる自然によってコントロールされているが人間は違うのだ)。百瀬は自分もいつでも絶望の、弱者のどん底に突き落とされる可能性があり、そうしたどん底でも果たして「たまたまそうなった」とか「意味なんてない、みんなただしたいことをやっているだけ」などと語れるのかどうかが問題である。人は絶望のどん底に突き落とされたとき、自らの無力を知り、神や自然などにすがるのである。だから神はいないなど(天国や地獄はないなど)簡単には言えないのである。どん底にいる人にとって、それらはあるのかないのかではなく、まさに必要なのだから。百瀬の声(作者?)には切実なものがない、故に未熟なのだ。コジマに関しても、自ら汚れいじめられる立場に甘んじようとしている限り、甘い(否応なくその立場に突き落とされたわけではないから)。そして「ぼく」も斜視を治せば簡単にその立場から逃れられるのであれば(現実にはそんなに単純ではないのであるが、いじめの構造は)、やはり甘い。どうあがいても逃れられないようなまさに絶望のどん底において(まさに罪と罰のソーニャのような)、弱さが強さにもなりうるのだという価値の転換がぎりぎりのところで苦し紛れに行われるのである。そういう描かれ方がされたなら、この小説は現実を凌駕するほどの迫真を持ち得たと思う。作者はいじめの描写の凄惨さによって、「ぼく」やコジマが置かれた立場の深刻さを表したかったのだろうが、それならば簡単な逃げ道を容易してはいけなかったのではないか。「ぼく」は斜視を治すことで苦境を脱することができた。コジマも抜け出そうと思えばいつでも抜け出せる。いじめの構造は現実にはもっと泥沼で、だからこそ自殺者がでてしまうのだ。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.25
(3pt)

途中までは良かったが。

途中まではいじめられっ子である主人公の少年とコジマという少女が、少しずつ近づいていく様が繊細に書かれていて良かった。でも中盤で「ぼく」と、いじめっ子のリーダーの二ノ宮と仲の良い百瀬が病院で偶然出会うシーンから一転してしまう。いじめられっ子の「ぼく」が急に積極的になり、おおよそいじめられっ子とは思えないような大胆な言動を突然みせはじめるのだ。ここでぼくは興ざめした。百瀬の言葉は物語の体験として語られるべきだった。その後の展開も前半の物語から一転して、作者の思想を語るための無理矢理な展開になってしまったように思われる。
この小説の一番重要な部分はコジマにあると思うが、コジマにリアリティを感じられるかどうか、あるいはコジマの思考についていけるかどうか、にこの小説の成否はかかっていると思う。自らをあえて汚していじめられっ子にとどまろうとすることは異常であるが、その理由が読者を納得させられるくらいに切実なものであったならまだ話についていけたと思う。しかし、その理由が簡単に言ってしまえば父親が可哀想だからという程度の理由なのである。それならばそんな可哀想な立場にある自分のために自分の娘が敢えて汚くしていじめを受けていることを父親が知ったら、それこそ父親を悲しませることになるとコジマは考えられないのだろうか、とぼくは思わずにはいられない。コジマという人物は作者が思想を語るために創造された人間味のないキャラクターである。そしてそれは百瀬にもあてはまる。
中盤に百瀬が語る内容は作者の考えそのままなのかもしれないが、この考えはやはり甘いと思う。百瀬は未熟であり、世界も自分も知らない。世界は弱肉強食では語り尽くせない(実際に強者が弱者に負けることもある)。人間社会は欲求に従って生きていけば滅びてしまう(動物の世界では大いなる自然によってコントロールされているが人間は違うのだ)。百瀬は自分もいつでも絶望の、弱者のどん底に突き落とされる可能性があり、そうしたどん底でも果たして「たまたまそうなった」とか「意味なんてない、みんなただしたいことをやっているだけ」などと語れるのかどうかが問題である。人は絶望のどん底に突き落とされたとき、自らの無力を知り、神や自然などにすがるのである。だから神はいないなど(天国や地獄はないなど)簡単には言えないのである。どん底にいる人にとって、それらはあるのかないのかではなく、まさに必要なのだから。百瀬の声(作者?)には切実なものがない、故に未熟なのだ。コジマに関しても、自ら汚れいじめられる立場に甘んじようとしている限り、甘い(否応なくその立場に突き落とされたわけではないから)。そして「ぼく」も斜視を治せば簡単にその立場から逃れられるのであれば(現実にはそんなに単純ではないのであるが、いじめの構造は)、やはり甘い。どうあがいても逃れられないようなまさに絶望のどん底において(まさに罪と罰のソーニャのような)、弱さが強さにもなりうるのだという価値の転換がぎりぎりのところで苦し紛れに行われるのである。そういう描かれ方がされたなら、この小説は現実を凌駕するほどの迫真を持ち得たと思う。作者はいじめの描写の凄惨さによって、「ぼく」やコジマが置かれた立場の深刻さを表したかったのだろうが、それならば簡単な逃げ道を容易してはいけなかったのではないか。「ぼく」は斜視を治すことで苦境を脱することができた。コジマも抜け出そうと思えばいつでも抜け出せる。いじめの構造は現実にはもっと泥沼で、だからこそ自殺者がでてしまうのだ。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.24
(3pt)

良くも悪くも題材なのかな

今日1日で読みきって、その後今までここのレビューを読んでいました。
読み終えたときの感覚と帯から受ける印象に大分差があったので…。
小説を読むのが久しぶりな私の本に対する感覚は
世間とずれてんじゃねぇかと思いましたが
レビュー読むとそんなこともなく。

いじめの現状を扱ったドキュメントっぽいものではなく
あくまでいじめは題材で、テーマは別でした。
半分ぐらいまでは2人の手紙のやりとりや登場人物の行動、心の動きの描写に
中学生独特の未熟さ、青臭さが蘇るようで、
この時分で起こるいじめの加害者、被害者の心境も手に取るように感じられます。
が、後半は急に雰囲気が、というより話の方向性が変わる感じでした。
特に百瀬との語らいと衝撃の公園での展開は…その感覚についていけませんでした。
前半に色々伏線らしきものもあったのに…

これは孤独な人を励ます本ではないでしょう。帯にはあるけど。
前半の誰でもわかる中学校時代の感覚のまま、
主人公が生活の中にある様々なことから意味を見、価値観を見、巻き込まれながらも
そこから学んで自分に変化を与えるような話だったらそうなったかもしれません。
でもそんな葛藤と成長の話ではありませんでした。

こないだの新聞に川上さんの特集記事があって、その中で川上さんはヘヴンについて
「いじめの酷い描写があるけど、そこで
 うわ、ひどいな、何でこんなことするんだろうと
 読み手に考えさせられれば狙い通り」みたいなことを仰っていました。

善悪について一考するための小説で、万事解決ではない。
だから登場人物たちのラストはああなったんだと思います。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.23
(3pt)

良くも悪くも題材なのかな

今日1日で読みきって、その後今までここのレビューを読んでいました。
読み終えたときの感覚と帯から受ける印象に大分差があったので…。
小説を読むのが久しぶりな私の本に対する感覚は
世間とずれてんじゃねぇかと思いましたが
レビュー読むとそんなこともなく。

いじめの現状を扱ったドキュメントっぽいものではなく
あくまでいじめは題材で、テーマは別でした。
半分ぐらいまでは2人の手紙のやりとりや登場人物の行動、心の動きの描写に
中学生独特の未熟さ、青臭さが蘇るようで、
この時分で起こるいじめの加害者、被害者の心境も手に取るように感じられます。
が、後半は急に雰囲気が、というより話の方向性が変わる感じでした。
特に百瀬との語らいと衝撃の公園での展開は…その感覚についていけませんでした。
前半に色々伏線らしきものもあったのに…

これは孤独な人を励ます本ではないでしょう。帯にはあるけど。
前半の誰でもわかる中学校時代の感覚のまま、
主人公が生活の中にある様々なことから意味を見、価値観を見、巻き込まれながらも
そこから学んで自分に変化を与えるような話だったらそうなったかもしれません。
でもそんな葛藤と成長の話ではありませんでした。

こないだの新聞に川上さんの特集記事があって、その中で川上さんはヘヴンについて
「いじめの酷い描写があるけど、そこで
 うわ、ひどいな、何でこんなことするんだろうと
 読み手に考えさせられれば狙い通り」みたいなことを仰っていました。

善悪について一考するための小説で、万事解決ではない。
だから登場人物たちのラストはああなったんだと思います。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.22
(3pt)

引き込まれはするのですが・・・

辛い状況にあり、何が支えとなるのか、何が支えになっていたのか?

ラストはたしかに衝撃です。
テンポも良く読みやすく感じたのですが、
軸としているものが見えず、モヤモヤと終わってしまいました。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.21
(3pt)

引き込まれはするのですが・・・

辛い状況にあり、何が支えとなるのか、何が支えになっていたのか?

ラストはたしかに衝撃です。
テンポも良く読みやすく感じたのですが、
軸としているものが見えず、モヤモヤと終わってしまいました。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.20
(3pt)

レビュー書いてる頭カタイ方たちへ……

私といい、弘美さんといい、川上姓は揃ってキレイから、
次出てくる川上さんプレッシャーやねぇ。ごめんね。

あ、先に言うとくけど『ヘブン』の地の文、拙いんはワザとやでもちろん、
子どもの一人称やもん。

はい、本題。
学校なんて辞めてまえばええんよ。仕事なんて行かんくていいんよ。
別に、戦いから降りたっていいんよ、っていう話。

でも、くたくたになるまで踏みとどまった末に、
気を失うみたいに降りるべきなんよっていう。
したら、降りた先でも、すぐ何か見つかりますよっていう。

ラスト、降りた先の情景描写は、せやから渾身です。
戦いの激しさに見合うように、頑張りました。

やるだけやったら投げちゃいなって処世術を、
言葉を尽くして著したんよ。
哲学的アレは目的やなく手段なんよ。

ちゅーか、皆さん、もっと自分のために読めばいい。
読書って、めちゃめちゃ自由なんよ。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.19
(3pt)

レビュー書いてる頭カタイ方たちへ……

私といい、弘美さんといい、川上姓は揃ってキレイから、
次出てくる川上さんプレッシャーやねぇ。ごめんね。

あ、先に言うとくけど『ヘブン』の地の文、拙いんはワザとやでもちろん、
子どもの一人称やもん。

はい、本題。
学校なんて辞めてまえばええんよ。仕事なんて行かんくていいんよ。
別に、戦いから降りたっていいんよ、っていう話。

でも、くたくたになるまで踏みとどまった末に、
気を失うみたいに降りるべきなんよっていう。
したら、降りた先でも、すぐ何か見つかりますよっていう。

ラスト、降りた先の情景描写は、せやから渾身です。
戦いの激しさに見合うように、頑張りました。

やるだけやったら投げちゃいなって処世術を、
言葉を尽くして著したんよ。
哲学的アレは目的やなく手段なんよ。

ちゅーか、皆さん、もっと自分のために読めばいい。
読書って、めちゃめちゃ自由なんよ。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.18
(3pt)

またこのパターンか・・・

芥川賞の密室劇は、文章力で勝負!で賞を取ったような気がしたけど、
本作の構成は、芥川作品と全く変わらない構成で愕然としました。

 この作者は、何かしら返還期が起こらない限り、これから先も毎回同じような作品を
執筆するのではないかと思います。
 
 現在、素人のブログが氾濫している時代、似たような苛めのサイトを沢山
読ませていただいています。
 本作を読んで新鮮味をかんじません。
 今、苛めをテーマにするのは難しいと思いますよ。
 
 公園のハイライトまでの過程を読んで、この作者は大の映画好きなのではないかと思いました。

 個人的には、苛められっ子の男子が、同じ苛められっ子の女子に親近感を持つことに
リアリティーを感じませんでした。
 ありえないですよ。自分を鏡に映したような人間に好意を抱くなんて……。

 文章力は村上春樹に似ているような気がしますが、とても読みやすいです。

 私の区の図書館で100人近くが待っていることに驚きを隠せません!
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.17
(3pt)

またこのパターンか・・・

芥川賞の密室劇は、文章力で勝負!で賞を取ったような気がしたけど、
本作の構成は、芥川作品と全く変わらない構成で愕然としました。

 この作者は、何かしら返還期が起こらない限り、これから先も毎回同じような作品を
執筆するのではないかと思います。
 
 現在、素人のブログが氾濫している時代、似たような苛めのサイトを沢山
読ませていただいています。
 本作を読んで新鮮味をかんじません。
 今、苛めをテーマにするのは難しいと思いますよ。
 
 公園のハイライトまでの過程を読んで、この作者は大の映画好きなのではないかと思いました。

 個人的には、苛められっ子の男子が、同じ苛められっ子の女子に親近感を持つことに
リアリティーを感じませんでした。
 ありえないですよ。自分を鏡に映したような人間に好意を抱くなんて……。

 文章力は村上春樹に似ているような気がしますが、とても読みやすいです。

 私の区の図書館で100人近くが待っていることに驚きを隠せません!
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.16
(3pt)

読んでられない

いじめの本なのだが、全体の85%位が陰湿ないじめの表現と、
いじめられている二人の奇妙な友情?愛情?が描かれている。

いじめられているのは、斜視の男の子と、
ある理由から自分自身を不清潔にしておかねば気がすまない女の子の二人。

いじめられる原因として「不潔」という理由が一番多いという事で、
女の子がいじめられるのはわかるが、どうして斜視でいじめられるのか?

その女の子が言うには、「斜視というよくわからない異常な存在を受け入れられることが出来ない弱い人間たちの八つ当たり」的な解説をしていたが、途中で実際にいじめている奴が言うには、「斜視なんて関係ない。選ばれたのだ」との事。

さらにそのいじめる側が言うには、「不満があるなら、自分で解決するしかない。自立して何か行動を起こしてみろ。それが出来ないなら、不満とか思うな、黙ってやられろ。それは自分が選んだ道だ」的な発言をする。

しかしいじめられる側は、なぜか最後の最後まで親にも先生にも相談せずに自らの命を立ってしまう人が多い。どうしてなのだろうか?

自分がそんな立場に置かれたら、どうするだろう。

この本では陰湿ないじめの具体的な表現が延々と続き、このままこんなのが続くなら、もう読みたくない…とまで思うほどだった。どうしてこの作者はこんな表現が出来るのだろう。しかもこれでもかこれでもか…というほど。

85%の残り5%は、男が意思を持っていじめる側に反抗しようか…と心の中で考えているシーンが表現されていた。私も「よし行け」と応援していたが、結局その男は反撃できずに、逆に一緒にいたいじめられていた女の子が、思いもよらぬ手段で想像もつかない反撃をする。そのシーンも想像するだけでもう耐え切れないほどの辛さがある。

残り10%は、斜視の手術をするかどうか…という話になり、多分手術をすることになると思うのだが、そのシーンでは女の子が全く消えてしまい出てこない。あの反撃の後にどうにかなってしまったのだろうか?

気がかりでならない。

この本は後味の悪いというか、それからどうなったの…で終わってしまうなんとも心残りの本だった。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.15
(3pt)

読んでられない

いじめの本なのだが、全体の85%位が陰湿ないじめの表現と、
いじめられている二人の奇妙な友情?愛情?が描かれている。

いじめられているのは、斜視の男の子と、
ある理由から自分自身を不清潔にしておかねば気がすまない女の子の二人。

いじめられる原因として「不潔」という理由が一番多いという事で、
女の子がいじめられるのはわかるが、どうして斜視でいじめられるのか?

その女の子が言うには、「斜視というよくわからない異常な存在を受け入れられることが出来ない弱い人間たちの八つ当たり」的な解説をしていたが、途中で実際にいじめている奴が言うには、「斜視なんて関係ない。選ばれたのだ」との事。

さらにそのいじめる側が言うには、「不満があるなら、自分で解決するしかない。自立して何か行動を起こしてみろ。それが出来ないなら、不満とか思うな、黙ってやられろ。それは自分が選んだ道だ」的な発言をする。

しかしいじめられる側は、なぜか最後の最後まで親にも先生にも相談せずに自らの命を立ってしまう人が多い。どうしてなのだろうか?

自分がそんな立場に置かれたら、どうするだろう。

この本では陰湿ないじめの具体的な表現が延々と続き、このままこんなのが続くなら、もう読みたくない…とまで思うほどだった。どうしてこの作者はこんな表現が出来るのだろう。しかもこれでもかこれでもか…というほど。

85%の残り5%は、男が意思を持っていじめる側に反抗しようか…と心の中で考えているシーンが表現されていた。私も「よし行け」と応援していたが、結局その男は反撃できずに、逆に一緒にいたいじめられていた女の子が、思いもよらぬ手段で想像もつかない反撃をする。そのシーンも想像するだけでもう耐え切れないほどの辛さがある。

残り10%は、斜視の手術をするかどうか…という話になり、多分手術をすることになると思うのだが、そのシーンでは女の子が全く消えてしまい出てこない。あの反撃の後にどうにかなってしまったのだろうか?

気がかりでならない。

この本は後味の悪いというか、それからどうなったの…で終わってしまうなんとも心残りの本だった。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469