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君の話
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君の話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 21~40 2/4ページ
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全人類に読んでほしいと思いつつ、マイナーであって欲しいと思ってしまう。秘密にしたい物語 | ||||
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三秋縋さんの作品はどれも大好きですが、今回のはメジャーな恋愛を描くと言うより、斬新な世界観での恋愛といった形で、恋愛は弱く感じました。でも面白いですよ! | ||||
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「感動作!」だの「泣いた!」だの、拗らせたオタクである俺はそういった表現を使うことに抵抗があるが、そんか拗らせたオタクにこそ三秋縋は刺さる。本を読んで涙が出たのはいつぶりだろう。この物語に出会えて良かった。 | ||||
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一行日記! ここから、猛烈にのめり込んだ。 | ||||
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義憶買いたいな。 | ||||
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読みやすい。孤独に関する描写は秀でている。但し、登場人物の台詞が幼すぎる所あり。其れを除けば、買って損なし、夢中に読める。 | ||||
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普通に話の内容は面白い。 文章力が高く非常に読みやすいし話の構成も先の展開が気になるような作品だった。 | ||||
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この話の嘘にすがりたくなるような、 綺麗な作品でした。 太陽の下では生きられなくても 月明かりの下でなら生きてゆける。 | ||||
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すべてはレビュータイトル通り。一見矛盾している様に見えるが、でもそうなのである。時は架空の記憶(義憶)を買うことが出来る時代。主人公の大学生 天谷千尋はある日、何かの手違いで頭の中に架空の100%の幼馴染 夏凪灯花の甘い'義憶'が存在してしまうことになる。すると間もなく彼の隣のアパートに実在しないはずの 夏凪灯花 が現れる。その彼女の登場により主人公の天谷の気持ちは激しく揺らぐ。そして理想と現実の間に挟まれ疑心暗鬼になった千尋は最大の過ちを犯してしまう。さてその過ちとは?そんなお話です。 | ||||
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食べ物を出されて、ベタベタこねくり回されて、もはや手の味がするんじゃないかと思えたら気持ち悪くて食欲失せるよね。そんな小説でした。 小説としての水準、テーマ、それを見せるための工夫も兼ね備えている。 しかし、分解してみればシンプルなボーイミーツガール。それを拙い表現力で感動させようと言葉と設定を重ねに重ねるから、いらないもの、同じもの、どこかでみたものの分量が増えて軽いテーマなのに重ったるい本になる。 この本を読み切るにはかなり我慢強くなくてはいけないと思う。だけど、そんな人がこの内容で感動できるかな。。。 自分は全く感動できなかった。あの、君の膵臓をたべたいですらもう少しまともだったと思う。 記憶を失うというのなら、きみに読む物語の方がまだリアリティがあって感動できた。ところどころひどい部分もあったけど、精度が違う。 内容に言及すると、物語の中の物語を見せられている感じ。これが感情移入できない原因だと思う。 どこまでも虚構。 主人公の視点が途中で切り替わるのだが、どっちも作者の思想が直に現れすぎているせいなのか違い(人間的な個性)が無く、語り口もいっしょで、同じ人間にしか思えない。いや、登場人物全員がそうだと言っても過言ではない。 記憶を無くした登場人物が、無くしたはずの記憶を詳細に語っている。記憶という時間と密接しているモノを語る上で、語っている時期がぼんやりしている。 物語を通して、記憶というものは定かではないを免罪符にして詳細をぼやかす。ストーリーの筋を通すのにはいい策だけど、ディテールの甘い小説は没入感が薄れ感情移入しにくい。 この内容で感情移入できないって致命的だと思う。 主人公もそうだし、途中で主人公の友達の過去も語られるがほぼ違いがない。冴えない見た目の自分をみがこうと思って行動したと語られ、終盤灯花が自分の容姿を整えようとするシーンにも全く同じ様な描写が。。。いやさ、3人とも服買って髪整えてなんやかんや(ここの詳細がまた美容に気をつけてみたとか雑誌みたとかぼんやりしてるんだよなぁ) 特に灯花がはじめておめかしする、みたいな描写の時、最終的に鏡をみて「ようやく」準備できたって苦労したっぽく書かれているのに、幼い頃からの笑うことへのトラウマが、服買って美容に気をつけたらあっという間に払拭されてしまうって。。。 いつのまにか途中から余命宣告されていた様だ。読んでいたのに知らなかったよ。 義憶が消え始めた事を瞬時に判断し、あと半月の命だと何故か断言出来る、主人公よ。。。 恋愛をろくにしていないのに幸福を描ける事を「同僚がみな不思議がっている」??なに?そんな事同僚に言ってるの? 読んでみればツッコミどころ多数、物語を成立させるための機構が丸見え。 文章も上手いわけではないし、おもしろいわけでもない。 ただただ長かった。 | ||||
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特別でいたい。純粋でいたい。妥協したくない。平凡なんていらない。運命じゃないなら、いっそ孤独を選ぶ。それなのに、ありふれた幸福が羨ましくて仕方がない。本当は自分もそれを手に入れられたはずなのに……僕はなにを間違えたんだろう?どうして僕は僕なんだ? ひどく幼稚だ、自己愛だ、幼い自意識の塊だ。それなのに、どうしても読むのがやめられない。心の柔らかい部分に優しく触ってくる。この小説は僕にとって100%の物語だった。ありがとう。 | ||||
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全体的に過去のフィクションをかき集めて理想化したかような、象徴的な描写が多く、リアリティの低さが感じられました。老婆のシーンなど、セリフに違和感を覚えることもしばしば。まるで作者がしゃしゃりでてきたように、70の老婆にあんな小難しい設定を語らせるのは、どうなんでしょうか。 設定構成としては完成度は高く、数学の証明問題を解き進めていくような推理性もあり、その点は十分楽しめます。 ただやはり、細部にリアリティがない。魂を感じない。 色のついてない絵コンテをただつらつらと見せられているようでした。その点が残念です。 | ||||
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一部の人の心にはズドンと響くような作品。 現代人は本質的な部分で、作者と似た思考回路の人が多いかと思います。 私自身、無駄に過去を反芻したり、将来を悲観することが多く、ある種の鬱病かもしれません。 一方で、悪魔の証明的な希望や妄想にも囚われていたりします。 つまるところ、ネガティブバイアスのかかった思考の持ち主の心には響きます。 逆に言うとそうでない人には、あまり響かないかもしれません。 しかしこの作者は、おそらくそれを分かった上で、会心の1冊を書き上げてきます。 私はこれまでの作品を通して、今この瞬間を大切にしたいと思うようになりました。 内容の受け取り方は人それぞれですが、それでいいのです。 | ||||
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“ぼっち”。この話しはこれに尽きると思う。 寂しい。とにかく寂しい。そんな中の唯一の愛、恋愛対象にすがってしまう描写がいい。 ジャンルは、ミステリーと言いたくなるほど、前半に張られた伏線を見事に回収していく。 05章で、寂しさに堪えられなくなって一旦本を置いてしまったんだけど、最後まで読んで良かった。 他の作者のアニメ、SAOアリシゼーションで仮想空間で何年も生活する話しがあったけど、この話しも、 脳内の情報と現実世界に差異がある状況っていうのが、近未来SFとしてではなくリアルな未来にも感じられて想像が沸き立つ。 | ||||
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ストーリーの中に没頭する自分を物語として成立させている事に惹きつけられ、 最後には儚い物語に飲み込まれる。 | ||||
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読みやすいし、感動だってするし、話としても面白い。 初期の頃からの三秋さんのファンでなければ星五は間違いなかったと思う。 それでも、この評価に決めたのは個人的な嫉妬だ。 スターティング・オーヴァーから、君が電話をかけていた場所までの文章には、整えられた中にも感情的に人生に対しての怒りとか憎しみが感じられた。その文章が、自分に寄り添ってくれるみたいでたまらなかった。 それに対して今回の作品は、美しすぎた。完成されていた。 一人だけここに置いてかれてしまい、焦ってこんな文章を書いている。 | ||||
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三秋縋さんらしくよく作り込まれたレベルの高い作品だと思う。しかし三秋縋らしさがファンの自分からしてみれば新鮮味にかけるところがあった。どこかで見た主人公、ヒロイン。ヒロインは作品により多少イメージが変わるところもあるが、主人公は一貫して物事を斜に構え、世間から1歩引いたところでひねくれた考えを持ってる青年というイメージが変わらない。設定は違えど展開は似たようなものでインパクトにかけてしまう。 物語としては美しく丁寧に纏められていた。記憶を扱う設定上どうにでもなる感じがしてしまってイマイチ入り込めなかったのが残念。これは題材が難しかったのではないかなと思う。 | ||||
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私が読んだ小説の中で、一番気に入った。 三秋縋先生の今後の飛躍が楽しみだ。 | ||||
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人体にありもしない記憶を植え付けることができる世界という、想像力を刺激する設定に読み始めた当初ドキドキしました。 義憶が生まれたことで、どんなトリックで物語を楽しませてくれるのか、この世界に生きる人にとって義憶とはどういった存在なのか、などの好奇心が引き立てられます。 主人公の前に突然現れる義憶通りの幼馴染。 でも、義者のはずの幼馴染は主人公と同じ義憶を持っている。 初めは、幼少期に幼馴染に何かしらのつらいことがあったために、耐えきれずに主人公が記憶をレーテで消したのかと思いましたが、そんな安直なストーリーではありませんでした。 物語はもっと複雑で、幼馴染の少女時代にまで及ぶ混沌とした思いが引き起こしたものでした。 義憶技工士という記憶を作る人が、自分の記憶はどんどん新型アルツハイマーに犯されて記憶が残りわずかしかないというのは意地悪な設定だな、と思いました。 自分で作った義憶のおかげとはいえ、最期に幼馴染は幸せに死ぬことができたのではないでしょうか。 恋する寄生虫、スターティングオーバーや三日間の幸福をこれまで読んできましたが、間違いなく最高の一冊でした。 | ||||
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SF恋愛作品です(^-^*)/ 記憶を改変する義憶という設定も、設定の活かし方も、両方見事ですっかり騙されました! 恋愛作品としても、孤独過ぎる魂の交錯が切なくも感動的で素晴らしい! 変わった恋愛作品を読みたい時に、オススメの名作です(^-^*)/ | ||||
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